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■--7月5日(水)
++ 柳田真 (課長)…164回          

集会の成功などをめざして
 |  東電本店合同抗議の実行委員会開かる
|  株主総会のとりくみの成功、横断まくの強化など…
 └──── (たんぽぽ舎)

・6月30日(木)たんぽぽ舎で開かれた。毎月1回開催。11人が参加。
今月のまとめは(1)定例行動(6月7日)は90人の参加、東電本店へ申し入れ、新
潟からの参加者など充実。二次会は14人でにぎやか。
(2)東電株主総会(6月23日)は「初めての協力」参加だったが40人強参加、会場
内では株主としても発言できてよかった。来年も取り組もうと集約した。
・今後の方針として
(1)より多くの人に東電本店行動(7月5日(水))への参加をよびかける–金曜行
動でアピールするなど。
(2)横断まくをふやして、東電本店前抗議をにぎやかにする。
(3)東電講座を充実する。次回は7月23日(日)森松明希子さん、他。
(4)次回の実行委員会は7月27日(木)6:30−。
.. 2017年07月04日 08:08   No.1223001

++ 柳田真 (課長)…165回       
自民党、歴史的惨敗 57→23へ激減
 | さらに追撃を! 加計学園追及・安倍改憲ノー、共謀罪廃止
| 「福島連帯―原発再稼働反対」の学習会・大衆行動に参加しよう
 └────(たんぽぽ舎)

○良いタイミングの東京都議選であった。安倍・自民没落の始まりをつくったの
ではないか。7月2日の東京都知事選(定数・127)は安倍自民党の歴史的な敗北と
なった。
 投票率51.27%、都民ファースト49、公明23、自民23、共産党19、民進党5、そ
の他8。
 自民党は現有議席57の60パーセントを失って40パーセントの23へ激減した。こ
こまで減るとは誰も予想していなかった。都議選が多くの人々をして自民党に
「お灸をすえたい」という選挙になったわけだ。人々をそう思わせた功労者、そ
れは第一に安倍自民党の問題点を追及した市民、市民運動、心あるジャーナリズ
ムだと思う。広い東京圏で多くの行動、数千人の大衆行動が繰り返し開かれた。
 第2は小池百合子知事の都民ファーストである。
 公明党に自ら働きかけて公明党・東京を味方とし、(公明党本部も了承)焦点の
1人区を、2人区で自民党を破るなど、選挙戦術にもたけていた。共産党は自民
党批判票の受け皿ともなり、議席を2伸ばした。
○都議選で原発・エネルギー問題が欠落したのは残念であった(4年前はかなりあ
った)。
 新潟の柏崎刈羽原発の問題は東京都民の問題(6月30日のメルマガ3115号・田中
三彦氏が指摘)という視点が都民にほぼゼロであった。原発反対の私たちの反省す
るところである。
○都民ファーストへの要望・苦言
 朝日新聞による候補者へのアンケートで「安倍政権の政権運営を評価するか」
や「安倍首相の2020年までの改憲に賛成か」について、都民ファーストの候補者
のほとんど(41人)が無回答だった。「わからない」という選択肢が設けられてい
るにもかかわらず、41人が無回答だった。なぜなのか?疑念が深まった(松尾貴史

.. 2017年07月04日 08:17   No.1223002
++ 柳田真 (課長)…166回       
・7月2日毎日新聞)
 古い都議会から新しい都議会になったが、小池知事のイエスマン団体になって
は意味がない。都知事と都議会は緊張関係をもち、知事への監視機能が必要だ。
今後、そうなるかどうか、注視したい。
また、福島からの避難者の住宅を奪うような都政はやらないでほしい(福島原発
事故被害者・首都圏の要望)。

○たんぽぽ舎では、7月23日(日)夕方、学習―討論会を開催します。
・福山真劫さん(総がかり行動・共同代表)
「共謀罪後の闘いの方向―いしゅくしない市民運動、知恵・方針を出し合う」
・浅野健一さん(同志社大学・ジャーナリスト)
  「加計学園追及」
の2人の講師。時宜にあった学習会にぜひどうぞ。
 また東京に一番近い原発、茨城県の東海第二原発の再稼働に反対して、8月5
日(土)午後、学習会を開き(スペースたんぽぽにて)、8月26日(土)大型バスで、
茨城へ出かけます。多くの人の参加を呼びかけます。

.. 2017年07月04日 08:26   No.1223003
++ 清水 寛 (小学校高学年)…24回       
.≪川勝平太静岡県知事「浜岡再稼働同意しない」を明言≫
| 米山隆一新潟県知事を励まし、原発再稼働阻止に大きな励み
└──── 清水 寛(なの花の会、たんぽぽ舎会員)  
     
 3月25日の県庁での記者会見で、3選の川勝平太静岡県知事が「浜岡再稼働同
意しない※1」と明言したことは凄いことと思う。
 この明言は、昨年5月11日に明らかにした川勝知事の持論「再稼働できる状態
にない※2」から、さらに「再稼働に同意しない」と踏み出した発言である。
 昨年、10月18日、新潟県知事選で東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な米山
隆一氏(49)が当選した結果を「新潟県民から政府が信用されていないというこ
と※3」とし、政府の原子力政策について「原子力規制委員会が安全と言えば動
かすというのは不安だ」と厳しく批判していた。
 今回の静岡県川勝平太知事の「浜岡再稼働同意しない」の明言は、「柏崎刈羽
再稼働に慎重」な米山隆一新潟県知事を励まし、原発再稼働阻止に大きな力にな
り、原発現地の知事への影響も大きいのではと思う。
                  
※1.≪「浜岡再稼働同意しない」3選の静岡県知事が初の明言≫ 
              (6月28日の東京新聞から)
 3月25日投開票の静岡県知事選で3選を果たした川勝平太知事は27日、県庁での
記者会見で、中部電力浜岡原発の再稼働について、任期の4年間に中部から同意
を求められても「同意しない」意向を明らかにした。

※2.再稼働「できる状態にない」 浜岡原発、川勝知事が持論 
              (2016/5/11静岡新聞NEWS)
 川勝知事は海抜22メートルの防潮堤をはじめとする津波対策を例に挙げ、「中
電は安全に軸足を置いている」と評価した。
 一方、再稼働については、使用済み核燃料の保管・処理方法が未確立なことを
理由に「できる状態にない」と明言した。

.. 2017年07月04日 08:40   No.1223004
++ 清水 寛 (小学校高学年)…25回       
※3.≪「浜岡再稼働も争点」来夏知事選、出馬意欲にじませ≫
               (2016年10月18日の毎日新聞)
 新潟県知事選で再稼働に慎重な米山隆一氏(49)が当選した事を受け、来夏に
控える静岡県知事選で浜岡原発の再稼働が「争点になる」と強調。
 また、新潟県知事選の結果を「新潟県民から政府が信用されていないというこ
と」とし、政府の原子力政策について「原子力規制委員会が安全と言えば動かす
というのは不安だ」と厳しく批判。

.. 2017年07月04日 08:46   No.1223005
++ 山崎久隆 (社長)…693回       
見通せない「再建計画」にメディアも「実現可能か?」と
 |  議論は低調なものの発言者のほとんどは原発撤退を主張
 |  6/23東京電力ホールディングス第93回定時株主総会
 └──── (たんぽぽ舎) (下)

    ※(上)は、6月28日発信の【TMM:No3113】に掲載。

◎ 2021年デブリの取り出しは不可能だし極めて危険
 それよりも優先すべきことがいくつもある

 総会の場で次に質問が集中したのは1〜3号機のデブリ取り出しとその工程に
ついてだ。
 「誰もやったことのない作業、リスク低減のために進めていく」と福島復興本
社代表の増田尚宏常務執行役は答えていた。
 しかし「熔け落ちた燃料の場所も状態も全く分かっていません」と認めている
のに、デブリ取り出しの作業は中長期ロードマップ通りに進めたいとする。その
実現可能性についても、精神論を述べるだけで成立を証明する具体的な説明は一
切なかった。
 「新々・総特」の時と同様、東電取締役は「こんなに頑張っているのだから少
しは評価して欲しい」と言いたいのだろうが、頑張っている方向が違うのだから
質問も批判も出る。

 デブリは再臨界を引き起こしたり水蒸気爆発を起こすことよりは、冷却水の流
れに乗って建屋から流出し海や土壌を汚染するリスクのほうが大きい。
 海側遮水壁を作っても、その下の地下30メートル以深はブロックしていない。
水と共に流れ出してもウランやプルトニウムなど放射線量が測定しにくいα(アル
ファ)放射体は監視の目をすり抜けるだろう。
 燃料が建屋内に留まる限りは環境への影響は少ないが、それを取り出すために、
いろいろなことを始めれば、その行為のために漏えいや事故が起こりやすくなる。
 第一、作業者の被曝が大変多くなり、そのため安全対策や汚染防止措置に欠陥
が生じやすくなる。事故が起きたり放射性物質が拡散したら、既に帰還を始めて
しまった地域で再度、避難が必要になる恐れもある。事態がさらに拡大すれば、
3.11のような広域避難が必要な事態になる可能性もある。

.. 2017年07月05日 08:35   No.1223006
++ 山崎久隆 (社長)…694回       
 デブリ取り出しが安全に出来るようになるには、時間の経過で放射線量が下が
るのを待つほかはない。ロボットを入れてのデブリの確認作業だけで、従事者は
毎時1ミリシーベルトを超える被曝労働だという。たった1時間足らずで一般の
年間被曝限度を超えている。
 放射線防護の基本は「遮蔽」「距離」そして「時間」だ。このうち「時間」は
被曝労働に従事する時間を必要最小限にとどめることを意味する。線量が高けれ
ば高いほど作業時間は削られる。

 現在、建屋内の空間線量は事故当時、気体状で放出されたセシウムが一番効い
ている。そのうちセシウム137の半減期30年を一つの目安とし、30年間の冷却
期間を置くことを私は総会の場で提案した。その間は密封管理を徹底し、漏出防
止の対策のみ実行する。漏出管理の徹底と言っても作業の難しさはあまり変わら
ない。ただし格納容器内にアクセスしないで行うため、被曝量は大幅に減る。

◎原子力損害賠償と東電の立場

 このことを報じたマスコミはなかった。たぶん、話が理解できなかったのかも
知れない。しかし再稼働原発が5基から7基へと増えようとしている時に、事故
対策として損害賠償問題を取り残したままでは、福島第一原発事故の教訓が忘れ
去られたことになる。

 原子力損害賠償法の第4条では「責任の集中」が規定されている。
 事故を起こした会社に損害賠償を含む全ての責任があるとする規定である。そ
の点から東電の現状を見れば、福島の被災者への賠償や補償、あるいは避難して
いる人たちへの支援などは東電だけが負担すべきであり、国や他電力が資金を供
出する謂われは無いはずだった。ところが原子力損害賠償支援機構法が2012年に
成立し、電力会社も「一般負担金」として一定の金額を機構に拠出することとさ
れた。
 これが責任の集中を「分散」させる結果になった。国も「原子力研究開発」の
名目で380億円を凍土壁対策にと、税金が投入された。


.. 2017年07月05日 08:41   No.1223007
++ 山崎久隆 (社長)…695回       
 原子力損害賠償の額が上限「1200億円」なので、22兆円近い金額をまかなえな
い。これに「過去の準備しておくべきだった金額が2.4兆円」などと理屈をくっつ
け、電力各社に原子力の出力比で負担金を定めたのが「一般負担金」で、さらに
過去に存在しなかった新電力についても「過去分」としてその10%を負担すべき
と、2400億円の負担を求めることにしたのが、経産省の作った「電力システム改
革貫徹委員会」だった。

 この結論が同じく経産省の作った「東電改革・1F委員会」に持ち込まれる。
 このいきさつは、昨年7月、株主総会直後に出された東電による経営破たんに
至る可能性を回避するための施策を要求する文書が基礎になって作られている。
 東電が、東電のために作ったようなものである。
 制度の整合性、法令との関係を問われても、廣瀬社長は「福島への責任を果た
す溜めには必要な制度であり、原賠法違反とは考えていない」と答えた。
 そこまで言うのであれば、質問した株主の言うとおり原賠法を変えるべきだ。
例えば22兆円を補償できる保険制度とするべきである。
 22兆円を支払うには、現在の保険料率「1万分の20」で計算すれば、年間440億
円の保険料負担になる。これは原発1基分の利益を吹き飛ばす金額である。70兆
円ならば1400億円もの金額になる。これが負担できないならば原発を止めるべき
との指摘がなされた。
 これに対する実質的な回答はなかった。

 文鋏常務の回答は、資金確保の回答としてなされた。
 21.5兆円の内機構が交付金をもって東電の賠償支援は13.5兆円、このうち東電
が支弁する金額は8兆円、機構からの交付金は利益として計上しているから、こ
れについて返済はない。原子力事業者は機構の業務に要する費用を負担する義務
を有している。賠償支援は電気事業者の相互扶助として、機構へ負担金として払
っている。
 原発事故が起きたら機構法で相互扶助の考え方で資金を供給することとなって
いるとした。
 廣瀬社長は根拠は示さず原賠法上の問題はないと回答した。
 それ以上の回答はなされず、以後は原発と火力のバーターの話にすり替えてし
まった。質問とはかみ合っていない。

.. 2017年07月05日 09:07   No.1223008
++ 山崎久隆 (社長)…696回       
◎議案の採決は

 総会の最終場面は、会社と原発推進株主と私たちの議案の採決だ。会社提案は
大株主、この場合最大株主は原子力損害賠償支援機構つまり国であり、議決権を
有する株数の50.1%を持っている。事前に合意書を提出している機関株主を合わ
せて過半数は確保されているので、会社提案は賛成、それ以外は反対へと結論づ
けられている。
 会場での採決は、いわばセレモニー以上の意味は持たないが、提案株主として
は会場のどのくらいの賛同が得られたかは重要だ。
 採決の場面では、会社提案にも提案株主にも賛同の挙手をしない人が相当数い
る。現在の総会のあり方に疑問を持っているか、本当にどっちにも賛成できない
と思っているか、いずれにしても、それらの人々が脱原発提案に賛成するように
これからも働きかけることが重要だ。 (了)

.. 2017年07月05日 09:16   No.1223009
++ 山田和秋 (小学校高学年)…20回       
中越沖地震10周年 福島を忘れない!
 |  7/1柏崎刈羽原発ハイロ県民シンポ
 |  活断層の上にある原発は液状化にも震動にも
 |  耐えうるという保証はない
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 7月1日(土)新潟県柏崎産業文化会館、400名で行われたシンポジウムに、た
んぽぽ舎から5名が参加。
 東京電力柏崎刈羽原発を再稼働させないために、原発反対3団体主催で様々な
観点から論じられた。
 講演内容と講師は以下の通り。
*免震重要棟、緊急対策所、防波堤などの安全性をめぐる争点
              伊東良徳(脱原発新潟県弁護団)
*柏崎刈羽原発をめぐる技術的な問題と県技術委員会について
              田中三彦(科学ジャーナリスト)
*地域経済の観点から    藤堂史明(新潟大学准教授)
*断層の年代評価をめぐる議論   竹本和幸(原発反対3団体)
コーディネーター
     井野博満(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会)
パネリスト   松永仁(脱原発新潟県弁護団)

 ◎10年前の7月16日新潟県中越地震により柏崎市と刈羽村で震度6強を記録し
た。この地震で地域住民と原子力発電所は大きな被害を受けた。
 この経験から原発を二度と稼働してはならないという参加者の堅い決意が会場
いっぱいに広がり、熱心で有意義な討論になった。
 新規制基準適合審査会では、防波堤の地盤の液状化と免震重要棟の耐震不足が
明らかになった。もともと活断層の上にある原発は液状化にも震動にも耐えうる
という保証はない。
 田中原子力規制委員長が自ら発言しているように、基準の適合性を審査してい
るのであって原発が安全であるとは言っていないと。
 この状況では、原発をハイロにするしかないというのがみんなの結論でした。

◎ 新潟県米山知事は県独自の技術委員会を立ち上げ、東電福島第一原発事故の
徹底的検証、住民の健康、生活に与えた影響の徹底的検証をすると。それまでは
柏崎刈羽原発の再稼働はないという。
 東電は、原発再稼働のメドが全くないにもかかわらず、柏崎刈羽原発の再稼働
による利益を目論む無責任な経営体質は変わらない。

.. 2017年07月06日 08:11   No.1223010
++ 山田和秋 (小学校高学年)…21回       
しかも再稼働のために膨大な資金を使用して新潟県全域にチラシ配布、訪問を
行っている。これらの資金はすべて私たちから集めた電気料金でまかなわれてい
る。
それらの資金は本来、福島第一原発事故の避難者に充てるべきであろう。

◎ 勝俣元会長はドバイの高級マンションに自宅を持っているという噂がある。
元役員たちが海外に逃避して、国内の福島第一原発事故による避難者は生活補助
金を打ち切られ、避難先から追われようとしている現実をどう見るだろうか。

.. 2017年07月06日 08:24   No.1223011


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