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明治維新を契機に、日本は資源循環型の地方分権国家から、化石燃料資源収奪型の中央集権国家へと方向転換を果たした。戦後は地方農村部の過剰労動力が都市部の産業資本の労働力として高度経済成長を支え、さらに集中が加速する。 補助金をつかい、生産性の高い都市部から生産性の低い田舎へと政策的な所得移転をさせ、箱モノや道路などの耐久消費財へ金をつぎ込む手法で、一見、所得は平等になったかに見えたが、それらは根本的な問題を押し隠してきた。 気がつけば少子高齢社会となり、右肩上がりの前提は破綻。地球環境も危機的な状況で、産業資本社会を支える使い捨ての安い化石燃料はもう使えない。果たして、解決策は? いきづまった中央集権的な資源収奪経済からどのような転換が模索できるか?
.. 2008年02月24日 07:52 No.122001
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