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どういう圧力・攻撃をかけてくるか恐るべき実話 中嶌哲演さんらの本「野(や)の仏が起つ時」に掲載の | 東山幸弘氏、石地優氏の証言他 └──── (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク) ○中嶌哲演さん(福井県・明通寺住職)らが中心になって1冊の中身の濃い本が出 た。 2017年5月31日発売で、本の題名は「野(や)の仏(ほとけ)が起(た)つとき−あ とからくる者のために、原発も核兵器もいらない」 (『野の仏が起つ時』刊行委員会、256頁・1200円)である。 私は6月5日から6日の関西電力高浜原発3号機の再稼働反対行動に参加し、 その後、東京へ帰る直前に東山さんからこの本を13冊預かった。 本の中味は、中嶌哲演さんの文が軸(約30頁)だが、あとは非常に多くの人(約 50人)が1から3頁を書いている。知った名前もいくつかあり、読みやすい本だ。 ○その中で、高浜町の東山幸弘さん、石地優さんの文章=地元で原発反対署名を したあとの、すさまじい推進側の攻撃が記されている。署名運動を提起する前に 一読して、記憶に置いておいた方が良い文章なので紹介します。
☆苦闘する「草の根」の署名活動 本書の一部紹介 「署名」という行動は、国民すべてに認められた民主主義の基本をなすもので ある。 「小浜市民の会」の会報「はとぽっぽ通信」の編集員の一人である東山幸弘さ んは、こう証言する。 「小浜は立地自治体ではないので、それほど大きな圧力はなかったようです。 でも、おおい(大飯)、高浜は違った。(条例要求)署名は一定期間、役場で縦覧さ れるのですが、だれかがすべてをチェックして、署名した元受け、下請けの労働 者までどう喝する。そしてアカ攻撃です。身動きがとれないようにしてしまう」。 「学校の先生が署名しようものなら『これは政治活動だ。署名を取り下げろ』と やられる」。「(署名に関し)地元の民宿で会合を開き、主人が署名に同意しよう ものなら、不買運動のようなもので、あんたの民宿はもう使わん、とやられたん です」。
.. 2017年06月21日 10:19 No.1212001
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