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■--テロリストの「分別」に世界が救われた!?
++ 柳田 真 (部長)…216回          


  ニューヨークの世界貿易センタービルに旅客機が
 |  突っ込む事件で首謀者語る
 └────  (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

○テロリストの「分別」で世界が救われた」と書くと、皆なビックリ、または反
発するだろう。
 師岡カリーマさん(アナウンサー)の文章には「その根拠」が示されている(東京
新聞4月22日・本音のコラム)
 2001年9月11日、米国ニューヨークの世界貿易センタービルに旅客機が突っ込
んだ事件の首謀者とされるアルカイダ幹部2人に最初で最後のインタビューを許
されたジャーナリストが著書で明かしている内容だ。
 「標的として、当初はいくつかの原子力発電所が候補にあがった。だが、収拾
がつかなくなる可能性があるので、やめた。今のところは」

○実は16年前、2001年のテロのあとすぐ、たんぽぽ舎のスタッフのOさん(本をよ
く読む人)から聞いた一言が忘れられない。
 「今回のテロで、テロリストは原発をわざと避けたそうですよ。テロリストの
良識でしょうかね?」。
 原発の被害が広範囲で、破局的で、のちのちまで大きく響く(単なる一過性のも
のではない)ことを知っていたのだろう、彼らは。

○「テロとの対決」とか、「テロを防ぐための凶(共)謀罪が必要」とか…、いろ
いろ言われるが、根本はテロを生みだす土壌をなくすこと。
 差別と貧困をなくす努力を示すことだ。危険なものは作らないことだ。
 まず第一に原発の再稼働をやめてもらいたい。
 電力会社と安倍自公政権に望む。共謀罪は必要ない。

○以下、4/22「本音のコラム」全文

 『テロの標的』 師岡カリーマ (アナウンサー)

乗っ取られた旅客機がニューヨークの世界貿易センタービルに突っ込んだ瞬間
の衝撃は、今も鮮明に記憶している人が多いだろう。2001年9月11日の米同時多
発テロでは、他にも国防総省本部が攻撃を受けた。超大国の金融と防衛の中枢を
標的に、極めて周到に準備された奇襲攻撃。世界最強の軍隊と諜報機関をもって
しても、防ぐことはできなかった。
 
.. 2017年05月19日 08:18   No.1198001



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