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破綻する日本原電、東海第二原発再稼働の論理− | 首都圏96万人が危ない→水素爆発まで23時間、 | 通常の避難は間に合わない その2 └──── (非核活動家)
4.「水素爆発まで23時間、通常の避難は間に合わない」 (3月24日朝日新聞茨城版)
東海第二原発の事故の際、水素爆発までは23時間(F1事故の例)で、23 時間以内にPAZ住民を避難させるには特別の措置が必要と茨城県は考え ています。 朝日新聞が情報公開条例にもとづき、県が2014,15年に実施した避難シ ミュレーション結果を入手しました。 報道によると、日中、自家用車に2.5人がのり、PAZの8万人、UP Zの約6割が避難した場合、東海村民が圏外にでるのに29時間、日立市民 28時間、ひたちなか市民27.5時間かかると判明しました。地震等の複合災 害は考慮していません。 茨城県は、解決策として、高速道路のインターチェンジの下り車線を閉 鎖して、上り車線専用にする(逆行させる)、交差点を避難重視(東海村か ら離れる車を優先通行させる)する、などが必要としています。 この措置に茨城県警や高速道路会社がどう対処するか、検討中で答えは 出ていません。 6年前の東日本大震災(茨城県北部、中部は震度6強)で、那珂川にかか る橋の半数は、落下の危険性が生じ、通行不可になりました。 高速道路は盛り土のために各所で崩落し、1週間程度不通になっていま す。通常道路も各所で地割れ、崩落が発生し、通行できなくなっています。 またガソリンと水不足、停電のため、車での移動、食糧獲得、洗濯、 入浴が不可能でした。避難車のガス欠、故障、事故などは考えられてい ません。情報管理も全くいい加減なものでした。
.. 2017年04月03日 08:08 No.1173010
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