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■--<高浜原発>
++ 毎日新聞 (部長)…236回          

地元対応幹部を増員 高浜出身の副所長も

 関西電力は21日付の異動で、高浜原発の地元対応を担う幹部職員を大幅に増
員した。副所長を2人から3人、担当課長を2人から5人に増やした。
 新たに赴任した副所長は地元・高浜町出身という。関電は「立地地域での理解
促進を強化するため」としており、担当課長らが定期的に地元に赴き、原発への
理解を求める予定だ。

 高浜原発の地元では、関電と原発に対する不信や不安が広がっている。1、2
号機が昨年6月、運転開始40年超の原発として初めて運転延長認可を受けたもの
の、隣接する高浜町音海(おとみ)地区の自治会が運転延長反対の意見書を採択
した。関電は、こうした動きへの対応を迫られていた。【高橋一隆】
( 3/22(水) 7:00配信)

.. 2017年03月27日 08:26   No.1171001

++ 佐賀新聞 (小学校低学年)…6回       
佐賀県知事、玄海再稼働を4月にも判断 臨時県議会招集へ

 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関し、佐賀
県の山口祥義知事は22日、4月上旬にも臨時県議会を招集し、意見を聴く
考えを示した。県はこれと前後して経済産業相、原子力防災担当相の来県
を調整している。これで山口知事が現時点で想定するプロセスは終わるこ
とになり、早ければ4月中に判断する見通し。
 この日の2月定例県議会閉会後、山口知事は記者団の取材に対し、再稼
働に関する臨時議会の招集について「できるだけ早いタイミングと思って
いる」と説明した。招集時期は、委員会構成を決める臨時議会が4月25〜
27日に開かれることを念頭に「(再稼働に関する臨時議会が)先になると
思う」と述べた。 (後略) (3月23日12:10配信より抜粋)

.. 2017年03月28日 08:39   No.1171002
++ 東京新聞 (社長)…1791回       
東電「統合推進で増益」福島処理費倍増で新計画
  電力他社は慎重姿勢 政府の影響力に警戒感

 実質的に国有化されている東京電力ホールディングスは22日、新しい
経営計画「新々総合特別事業計画」の骨子を発表した。政府が昨年末にま
とめた提言を踏まえ、中部電力との火力発電部門の「完全統合は必要
不可欠」として実現を目指すほか、送配電や原子力事業でも他社と
統合・再編を模索して利益を増やし、福島第一原発の事故処理費用に
充てる。(後略) (3月23日朝刊2面より抜粋)

.. 2017年03月28日 08:48   No.1171003
++ 西日本新聞 (小学校中学年)…12回       
玄海原発「再稼働大丈夫か」市民から不安やいらだちの声
  福岡県糸島市で住民説明会

 福岡県内で唯一、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から半径30キロ圏
を含む糸島市で23日夜に開かれた住民説明会では、同原発の再稼働を推進
する国や九電に対し、住民側からは東京電力福島第一原発事故を念頭に
「本当に再稼働して大丈夫か」といった安全性への心配の声が相次いで出
された。
 会場の伊都文化会館には、市が参加を呼び掛けた行政区長のほか自主防
災組織役員、学校や病院関係者、一般公募の市民など計589人が詰め掛け
た。(中略)
 質疑応答では、出席者から「放射性物質が拡散した場合、本当に抑制で
きるのか」「想定している地震の最大加速度が東日本大震災の数値より低
いのはなぜか」といった疑問の声が出された。担当者が一つ一つ回答した
が質問とかみ合わない場面も。「説明になっていない」と、いらだちの声
を上げる人もいた。
 重大事故が発生した場合の避難計画への関心の高さもうかがえた。
 糸島市で半径30キロ圏内に含まれるのは、二丈地区(約1万人)と、離
島の姫島を含む志摩地区(約5千人)。市策定の原子力災害広域避難個別
計画によると、玄海原発で事故が発生した場合、両地区の計1万5千人が
陸路や航路で福岡市など県内16市町に避難する。
 福島での原発事故を機に4年前、東京から糸島に移住したという女性
(31)は「原発事故と自然災害が重なり、停電で緊急放送ができなかった
り、土砂で道路がふさがったりする可能性はないか。避難計画が不十分な
ままの再稼働は不安だ」と訴えた。
 これに対し市の危機管理担当者は「市だけでは(避難への)対応は難し
い。国も総力を挙げて支援してくれる」と返答した。説明会は午後9時の
終了予定を45分オーバーした。
 再稼働の是非を問う住民投票を求める意見について月形祐二市長は説
明会後、記者団に対し実施しない考えを示した。
(3月24日10:31配信より抜粋)

.. 2017年03月28日 09:30   No.1171004
++ 東京新聞 (社長)…1792回       
◆「希望には遠い判決」原発避難訴訟 原告、賠償額に不満

 東京電力福島第一原発事故で群馬県などに避難した住民らによる集団訴
訟に対する前橋地裁判決について考える集会が23日、東京都内で開かれ
た。原告や同種訴訟の関係者らは、判決が国や東電の過失責任を認めた点
について、前向きに評価する一方で、賠償額の少なさに不満の声を上げた。
(中略)
原告の一人で福島県いわき市から前橋市に夫と避難する丹治杉江さん
(60)は、「事故による精神的苦痛が適切に判断されたとは思えない。避
難者が希望を持って生きていくには遠い判決。今は絶望感と疲労感にさい
なまれている」と心情を打ち明けた。(後略)
(3月24日朝刊30面より抜粋)

.. 2017年03月28日 09:37   No.1171005
++ 京都新聞 (小学校中学年)…13回       
原発避難者、国の帰還政策に不信感 京都でシンポ

 東京電力福島第一原発事故を議題にしたシンポジウム「チェルノブ
イリ・フクシマ京都の集い」が26日、京都市中京区の京都アスニーで
あった。
 4月1日で避難指示が解除される福島県富岡町の避難者古川好子さん
(53)=会津若松市=が「先の見えないトンネルの中におり、帰れる状況に
はない」と国の帰還政策に不信感をあらわにした。
 国が昨年9月以降、帰還に向けて自宅に長期滞在できる準備宿泊を
同町で実施していることに触れ、古川さんは「地震がまだ起きている
し、防災無線が聞こえにくい地域もある。私は1回も宿泊していない」と
話した。その上で「行政は『対策を取っており大丈夫』と言うが信用でき
ない。避難者を帰還させ、終わったことにしようとしている」と訴えた。
 東電と国に損害賠償を求める京都訴訟の原告らも登壇し「避難者の権
利を守らなければ、皆さんの権利も守れない。本当の敵は無関心」などと
呼び掛けた。
 集いは、原発に反対する京都の団体などで作る実行委員会が主催し、市
民ら約100人が出席した。   (3月26日22:20配信より)


.. 2017年03月28日 10:14   No.1171006
++ 毎日新聞 (部長)…237回       
<環境省>緑地公園造成に汚染土…非公開会合で検討

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染土をくぼ地の埋め立て
に再利用し、造成した土地を公園などとして使う案を環境省が検討してい
ることが分かった。同省は先月、放射線の専門家を集めた非公開会合でこ
の再利用案を協議しており、27日の公開会合で提示する方針だ。
 しかし、既に明らかにされている防潮堤などへの再利用と異なり、子供
らの遊び場にもなる公園への再利用は議論を呼びそうだ。
 汚染土を巡って環境省は昨年6月、1キロ当たりの放射性セシウム濃度
8000ベクレルを上限に管理しながら、道路の盛り土など公共工事に再利用
する方針を決定。関係者によると、環境省は新たに、工事用に土を取った
跡などのくぼ地に汚染土を埋めて土地を造成する再利用法を発案した。
 造成後は農地や住宅地だと私有地となり管理と言えないため、自治体な
どが管理する緑地公園や森林とする方向で検討。放射線を遮蔽(しゃへい)
するため数10センチ〜1メートル程度の覆土を想定し、植栽も行う。
 (後略)【日野行介】
…………………………
◇選択肢の一つ…汚染土の再利用を担当する環境省の神谷洋一参事官の話
 管理可能な中でいろんな選択肢がある方が望ましいと思っている。
◇地下水汚染も…熊本一規・明治学院大教授(環境政策)の話
 埋めれば地下水汚染の危険性が高まる。公園にしても誰も利用せず、
森林なら根から放射性物質を吸収する。環境を守る意識を感じない。環境
省は汚染土減らししか考えていないのでは。
              (3月26日7:30配信より抜粋)

.. 2017年03月28日 10:20   No.1171007
++ 東京新聞 (社長)…1793回       
山口市で上関原発反対集会 「問題解決していない」

 山口県上関町で中国電力が進める上関原発建設計画への反対を訴える集
会が25日、山口市の維新百年記念公園であり、発起人の一人で児童文学作
家の那須正幹さんは「東京電力福島第一原発事故の問題が解決していない
のに、新たな原発をつくることは絶対に許されない。断固として闘ってい
く」と訴えた。
 集会は2014年から毎年開催され4回目。那須さんや、建設予定地の対岸
にある祝島の反対派団体代表清水敏保さんらが発起人。
 「上関原発絶対反対」と書かれた旗などが掲げられ、参加者には若者や
家族連れの姿も見られた。(共同)
            (3月25日12時00分配信より)

.. 2017年03月28日 10:30   No.1171008
++ NHK (幼稚園生)…4回       
◆「高浜原発3・4号機 再稼働認める判断 大阪高裁」

 福井県にある高浜原子力発電所3号機と4号機について、大阪高等裁判
所は、去年3月に大津地方裁判所が出した運転停止を命じる仮処分の決定
を取り消し、再稼働を認める判断をしました。
 福井県にある関西電力の高浜原発3号機と4号機について、大津地方裁
判所は去年3月、滋賀県内の住民の申し立てを認め、「福島の原発事故を
踏まえた事故対策などに危惧すべき点があるのに、関西電力は、安全性の
確保について説明を尽くしていない」として、稼働中の原発としては初め
て、運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。
 関西電力は、異議を申し立てましたが、認められなかったため、決定を
不服として大阪高等裁判所に抗告し、「原子力規制委員会の新しい規制基
準を踏まえ、より高度な安全対策をしている」と主張していました。
 これについて大阪高裁は、運転停止を命じる仮処分の決定を取り消し、
再稼働を認める判断をしました。(中略)

 住民側弁護士「司法への信頼勝ち取るチャンス逃した」

 住民側の弁護団長の井戸謙一弁護士は「東京電力福島第一原子力発電所
の事故の前と変わっていない決定だ。国民の意思を無視した今の政治状況
の中で、司法がストップをかける役割なのに残念な結果になった。司法へ
の信頼を勝ち取るチャンスを逃した」と話していました。

 滋賀県知事「再稼働容認できる環境にはない」

 滋賀県の三日月知事は「1つの司法判断が下されたことについては受け
止める。しかし、原発には実効性ある多重防護体制の構築が不可欠で、使
用済み核燃料の問題や廃炉について、まだ十分に道筋がついていない段階
で、再稼働を容認できる環境にはない」と述べました。
 そのうえで、福島第一原発の事故を教訓に万全の安全対策をとるよう、
電力事業者と国に強く求めていく考えを示しました。
  (3月28日ニュースWEBより抜粋)

.. 2017年03月29日 09:13   No.1171009
++ 京都新聞 (小学校中学年)…14回       
◆「国への忖度(そんたく)だ」怒りの原告、司法を批判 高浜抗告審

 稼働中の原発を止めた大津地裁の仮処分決定から1年。大阪高裁は28
日、原発の安全性を強調する関電の主張をほぼ全面的に認めた。
 滋賀の住民からは「司法の責任放棄だ」「国や電力会社の意向を忖度
(そんたく)した」「福島原発事故の前に戻ったようなひどい判決」と厳
しく批判する声があがった。(中略)
 今回の高裁決定は、原発の新規制基準や審査に問題があることの立証
責任は住民側にあるとした。
 だが、原発に関する資料や情報は電力会社側に集中する現実がある。
 辻さんは「今回の決定は市民に重い責任を課した。今後裁判を起こせな
くなる」と他の訴訟への影響を危ぶんだ。
 申し立て住民の一人で福島県南相馬市から避難している青田勝彦さん
(75)=大津市=は「福島の事故の経験者として『あの事故をどう見たん
だ』と言いたい。何でもなかったような判断が腹立たしい」と憤り、妻
の恵子さん(67)も「司法に良識はないのか」と怒りを込めて話した。
 申し立て人で公害問題が専門の畑明郎・元大阪市立大教授(71)=竜王
町=は
「原発産業が衰退し、台湾などが脱原発を宣言するなかで時代に逆らう
決定だ。かつての四大公害では、司法が被害者を救う判断を出した。
それを踏襲してほしかった」と注文を付けた。(後略)
             (3月28日23:30配信より抜粋)

.. 2017年03月31日 09:06   No.1171010


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