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■--国破れて山河あり(昔)
++ 柳田 真 (課長)…175回          

−1945年第二次世界大戦後
 |  原発こわれて山河なし(今)−2011年東電福島原発事故後
 └──── (たんぽぽ舎)

 東京新聞12月4日号に「玄海原発と闘い 50年の元住職仲秋喜道さんの
半生」が載っています。
 迫りつつある玄海原発(九州電力)の再稼働という情勢を前に時宜に合っ
た取材で、なかなか読ませる記事です。その記事の最後の小文を紹介します。

 先月、原子力規制委員会の新規制基準に適合した玄海原発3,4号機の
再稼働に、玄海町は前向きだ。町内には今も、原発反対と言わせない圧力
があるという。
 「戦争は『国破れて山河あり』と言うが、原発事故は山河すら残さない。
人類への脅威は戦争以上だ。今持てる技術の全てを投じても防げなかった
のに、人知を超えた放射能を管理できるという傲慢(ごうまん)は地域への
侵略に等しい。
 原発はその地の民主主義や人権、自由を奪わないと存在できない。民主
主義が存在する地では原発は動かない」

.. 2016年12月06日 08:39   No.1130001

++ 坂東喜久恵 (中学生)…37回       
.「『もんじゅ』が更地になるまで」
 |  「もんじゅ」完全廃炉に向けて全国から!
 |  21年目の集会は初めての快晴…「もんじゅ」くっきり
 |  「高速炉」も「核燃料サイクル」も廃止に
 └──── (たんぽぽ舎)

  「もんじゅ」ナトリウム漏れ事故から21年(1995年から)。12月3
日(土)第21回目の「もんじゅを廃炉へ!全国集会」は、みんなも驚く快晴に
恵まれました。気温も16度、春のような陽気に真冬支度の参加者は上着を
脱いでも汗だく。
 白木海岸の集会では、いつもは小雪が舞い荒波の向こうにかすんで見え
る「もんじゅ」が静かな海の向こうにくっきり見えました。
 参加者300名は、「もんじゅ」の廃炉をきちんとさせていくことを決意し
て、「もんじゅ」の正門までデモ行進し、「もんじゅ」廃炉への申し入れ
をしました。「もんじゅ」内部の警備は例年より少ないようでした。
 福井の方の「『もんじゅ』が更地になるまで」の言葉が印象的でした。

 敦賀市内に戻り、「プラザ万象」での集会は参加者750名(毎日新聞報
道)。「もんじゅ」廃止が視野に入ってきているので、運動の達成感ととも
に今後の核燃料サイクル政策への警戒感が提起されました。
 中嶌哲演さんは「悪魔のプルートを許してはいけない」と格調高く報告。
 福武公子弁護士が「『もんじゅ』を安全に運転することはできない」で「
もんじゅ」と核燃料サイクルの問題を専門的に指摘し「もんじゅ」を廃炉
に、を訴えました。
 菅直人元首相は講演で、「福島原発事故の真実」として、首相在任時に対
応した東京電力福島第一原発事故での経験を振り返り、「原発はなくさな
ければならない」と強調しました。
 集会後、敦賀駅前までデモ。暖かい一日が終わりました。


.. 2016年12月09日 08:24   No.1130002
++ 冨塚元夫 (大学院生)…114回       
原発事故被害者を切り捨てるな!
 |  12/4(日)自主避難者の住宅無償提供継続を
 |  求める全国集会in福島に参加して
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 12月4日(日)福島県教育会館での集会ののち、福島駅周辺を県庁前まで
デモ行進しました。「被害者を切り捨てるな!住まいを奪うな!」と繰り
返しました。

 主催は福島からの避難した人々が中心の以下4団体でした。
1.原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん):事務局の大河原さきさ
ん、郡山から神奈川県に避難している松本徳子さん、南相馬から京都に避
難している福島敦子さんが挨拶。
2.原発被害者訴訟原告団全国連絡会:生業訴訟原告の中島孝さんと「ふ
るさとを返せ!津島原発訴訟」原告の今野秀則さんが挨拶。
3.避難住宅問題連絡会:東京訴訟原告の鴨下祐也さんが挨拶。
4.「避難の権利」を求める全国避難者の会:福島市から避難した中手聖
一さんが挨拶。

 また賛同団体は以下の4団体でした。
1.原発事故被害者の救済を求める全国運動:FOEジャパンの満田夏花
さんが挨拶。「国連のガイドラインによると、避難者は国内難民と定義さ
れ、帰還時期は自分で決める権利があります」。
 また、いわき市議会議員の佐藤和良さんが発言しました。「20年前フク
イチのプルサーマル反対の運動をこの教育会館で始めた。それから戦線は
拡大した」
2.避難の共同センター:パルシステムの瀬戸大作さんが挨拶。「川越市
との交渉に参加してきました。千葉県や山梨県でも行政との交渉が行われ
ています」
3.ヒューマンライツ・ナウ:メッセ―ジ。
4.福島原発震災情報連絡センター:新潟市議会議員中山仁さんから
メッセージ。

 集会の最後に「原発事故被害者を切り捨てるな!」集会アピールが採択
されました。
 「私たちは怒っている。腹の底から怒っています。内堀知事、あなたは
なぜ、私たち避難者の前に姿を現そうとしないのですか。なぜ、直接声を
聴こうとしないのですか。なぜ、自ら決めたことについて、自分の言葉で
説明しようとはしないのですか…。
 あなたの決断といわれている避難指示区域外避難者の住宅無償提供打ち
切りの通告期限まで、あと118日です。1万2539もの家族、3万2312人も
の方々が、いま、寒風の中に立ちすくんでいるのです…。福島県知事に
は、福島県民の健康と命と生活を守る義務があるはずです…。福島県民
に、これ以上の悲劇を強いることだけは避けてください…。」

 上記の主催団体の人たちは12月4日(日)に先立つ1週間、11月28日から
12月2日まで悪天候にも関わらず福島県庁前に知事との面談求めて、スタ
ンディング(アピール)と直訴行動を行いました。知事は全く姿を見せ
ず、直訴状を受け取らなかったそうです。山形県米沢市の市長が住宅無償
提供継続を求めて面談を求めましたが、知事は会わず代理が対応したそう
です。全国のもっと多くの声を集めて、さらに内堀福島県知事を追い詰め
る必要があります。


.. 2016年12月09日 08:34   No.1130003
++ 山田政夫 (幼稚園生)…2回       
.「この恐ろしい政権に対してフリーランスとして
 |  いったい私には何ができるか」
 |  フォトジャーナリスト山本宗補さんのトーク (上)
 |  「国策の名の下の棄民 満蒙開拓団とフクシマ」
 |  満州で棄民されフクシマで再び棄民される
 |  大熊町から避難している木幡ますみさんも参加
 └──── (「平和通信」発行者)

◎ 11月28日(月)、フォトジャーナリスト山本宗補さんのスライド上映と
トーク「国策の名の下の棄民 満蒙開拓団とフクシマ」が、「スペースた
んぽぽ」を会場に開かれ、満席の会場から質問や意見があい次いだ。
 山本さんの話から。
 「2011年3月12日の午後、福島に向かう途中の栃木県内のレストランで
遅い昼食をとった。店の液晶テレビで、1号機が水素爆発した映像を流し
ていた。その映像を見ていた先客の2人は、なんと福島第一原発から逃げ
てきた作業員だった。『もう、大地が割れるようだった。建屋のひとつや
ふたつが倒れるくらいのすごい揺れだった』と話してくれた。生ツバを飲
みこんで、現地に向かった。
 もう2度と今までの生活は戻ってこないだろうと考えながら、進んだ。
それが私の3.11取材のはじまりだ。

◎ 政権を取ったアベ首相は、戦争の歴史を改ざんしようとした。この恐
ろしい政権に対して、フリーランスとして、いったい私には何ができる
か。戦争体験者の取材を本格的に始めたのはその前後の2005年ごろ、本に
まとめたのが戦後70年を2年前にした、2013年だった。日本人、中国人、
韓国人、フィリッピン人など70人の戦争体験を1冊におさめた。体験や関
心のない若い人にも、実際の戦争はこういうものだ、ということを知って
もらうために『戦後はまだ… 刻まれた加害と被害の記憶』を出版した。


.. 2016年12月09日 09:14   No.1130004
++ 山田政夫 (幼稚園生)…3回       
◎ アベ政権は、原発についても同じく、とんでもない方向に向かってい
る。それに対して、たった1人のフリーランスとしていったい何ができるか。
 今日ここに、大熊町から避難している木幡ますみさんが、こられてい
る。11月25日(金)、木幡さんの一時帰宅に同行した。最新の大熊町の写真
を紹介したい。
 そこを入口に、国策で満蒙開拓団として満州に行って棄民された人々
が、戦後日本にたどりついて、50年、60年の歳月をかけて開墾し家を建て
子どもを育て孫ができたのに、原発事故で一気に全てを失ってしまい、再
び棄民にされてしまう、という話をしたい。
 木幡ますみさんは、去年の大熊町議選挙で、もう少しでトップ当選
だった。2011年3月16日、避難中の夫の仁さんに、たまたま出会った。
その年の11月、仁さんが町議を辞して町長選に挑むまで、名前を知らずに
取材を始めていた。毎年取材させていただいているが、今年は帰還困難区
域にある家の庭の雑草が少しきれいになっていた。例年は草ボーボーだ。
東電が刈ったのだろう。家は地震でもしっかりしていた。ある時からドロ
ボーに入られている。

 福島第一原発の温排水を利用してヒラメやアワビを育てていたカマボコ
形の施設も、完全に破壊された。そこは、原発に近いからか、線量がもの
すごく高い。2013年3月の空間線量は25マイクロシーベルトもあった。線
量の高いところに長時間いると、それを敏感に感じて、私の場合は頭が痛
くなる。
 大熊町の大川原地区を復興拠点にしようとしている。渡辺利綱町長の自
宅のある地区だ。「福島民報」によると、町役場やゴルフ場を作るとい
う。それに加えて、多額の費用をつぎ込んでイチゴの水耕栽培をやるらし
い。奇想天外だ。
 廃炉のメドもたたない大熊町で『イチゴを作りました』。県外に出荷す
るのか、県内に出荷するのか、それとも海外に輸出するのか。いったいだ
れが買ってくれるのか。

.. 2016年12月09日 09:46   No.1130005
++ 土屋芳久 (幼稚園生)…4回       
発電設備はもっと少なくて済む (下)
 |  「支払わずにすんだコスト」を“再生エネ”に使う
 |  日本の電気代が高いのは有名です。大きな理由はまともに
 |  動かさない発電所をたくさん抱えているからです
 └──── (原発いらない千葉)(たんぽぽ舎会員)

● 企業部門は家庭部門の約2倍も電気を消費しています。コスト意識の
高い企業部門は、電気代の最も高い夏の午後には、あらゆる手段を使って
節電します。
 「時間帯別の料金体系」を採用すれば、たとえ消費する電力量の総量が
同じでも、電力消費のピークは下がり、ピークとボトム(底)はある程
度、均(なら)されるでしょう。
 3.11から5年が経ち、政府の節電要請はなくなり、電力の無駄な使用が
増えています。過剰な冷房も復活してきました。「時間帯別の料金」にな
れば、ビルの冷房温度を下げるなど、再び節電意識も高まるでしょう。こ
うして最大電力は下がり、必要な発電設備も減ります。

● 火力発電所の建設コストは、1kwあたり12万円ほどなので、425万kwの
発電所を建設するには、5.100億円の費用が必要です。
  (12万円/kw×425万kw=5.100億円)
 政府は“天然ガス・火力発電所”の稼働年数を30年としています。問題
はありますが、ここでは一応「30年」とします。
 (原発は60年間稼働するものとして、発電コストを40年間稼働する場合
の3分の2にしています。さらに「稼働率」を欧米並みの85%としていま
すが、実際には60%です。この2つの操作によって、発電コストを実際の
2分の1以下にして、マスコミに流し、人々をだましています。相変わら
ず、姑息です。)

● ガス火力発電所が30年稼働するとすれば、1年あたりの建設コストは
170億円になります。(5.100億円÷30年=170億円/年)
 この170億円を再生エネを買い取るときに使い、再生エネの普及・推進に
役立てるというのが「支払わずにすんだコスト」の考え方です。
 (発電所は30年以上動くので、借入金に対する利払いは非常に大きくな
ります。直接的な建設コストが年170億円でも、金利を含めると、はるかに
大きな金額になります。住宅ローンと同じです。)
 もし再生エネからの受電がなければ、東電は従来通りの方法で、天然ガ
ス火力発電所を新設しなければならなくなります。建設コストだけで
5.100億円かかります。
 しかし、再生エネの電力を買うことによって、その建設費(5.100億
円)を支払わなくてすんでいます。
 だから、東電はその「支払わずにすんだコスト」5.100億円を、再生エ
ネの買い取り価格として充てるべきだというのが、この考え方です。
 ソーラー電力の受け入れが増えるほど、東電が持つ「余剰の」発電設備
は少なくてすみます。ソーラー発電が増え過ぎるのは問題がありますが、
真夏の最大電力をカバーし、「発電所を減らす」という点で、大きな貢献
をしています。


.. 2016年12月09日 09:53   No.1130006
++ 土屋芳久 (小学校低学年)…5回       
● 電力会社にとって、最大電力のピークが下がり,需要の山がなだらかに
なることは重要です。もし最大電力が425万kw下がれば、その分だけ、新規
の原発やガス火力発電所を造らなくてすむし、その前に、効率の悪い、高
コストの石油火力を止めることができます。
 生活が苦しい多くの庶民は「原発が危険なのは分かるが、原発をなくし
て、日本の経済に悪い影響が出て、自分や家族が失職したら困る」と考え
ています。
 政府は政策として、庶民の生活を苦しくさせておいて、そういう人たち
に「原発がなくなると、あなたたちの生活はもっと苦しくなりますよ」と
脅します。
 人々はバブル崩壊やリーマン・ショック時の恐怖を今も覚えているの
で、残念ながら、政府の宣伝がある程度、効果を発揮しています。

● 脱原発の人たちの多くは、コストのことよりも安全性を第一の論点と
します。それは100%正しいですが、もし多くの人たちが「原発は最も効
率が悪い電源だから、コストは最も高い」ことを知れば、あとの問題は
「安全性」に集中します。
 福島第一原発事故が起きた後では、安全性の問題になれば、原発が勝て
る理由はありません。
 問題を「安全性」などに集中するために、エネルギー効率やコストの点
で、原発が最悪であることを、多くの人たちに知ってもらいたいと強く感
じています。

出典:「原発いらない!ちばネットワークニュース」2016年11月号より
 (上)は、12月5日発信の【TMM:No2949】に掲載。

■《事故情報編集部》より
  12月5日発信の【TMM:No2949】に掲載した土屋芳久氏の「発電設備は
  もっと少なくて済む」(上)の文章、最終段落「(例)時間帯別の電力料
  金(家庭用) 」の「表」部分の「ズレ」について。
   こちらから発信する際には、改行マークをきちんといれるなど手を
  尽くしたのですが、罫線が入った表ではないので、受信される環境に
  よっては、かなりのズレが生じて読みづらくなったようです。
  複数のメルマガ読者より指摘がありました。
   従いまして、この「表」部分のみを、希望者に「ワード」添付で
  お送りしようと思います。「添付」がついたメールを受信できる方
  のみにお送りするように致します。
   ご希望の方は、メールでご連絡をお願い致します。


.. 2016年12月09日 10:04   No.1130007
++ 大山 乱 (幼稚園生)…1回       
.「核燃料サイクルは国策ギャグ?」
 |  渾身のカウンターコラムの筈だったが
 └──── (東久留米市)

 政府は従来通り「核燃料サイクル」を推進し、破綻した「もんじゅ」の
検証がないまま「高速実証炉」の開発方針を示した。仕切り直しをするた
びにゴール地点は彼方に遠のき、スタート地点は遥か後方に下がる。気宇
壮大なギャグとしか思えない。
 正直に言えばいい。核燃料サイクル・高速増殖炉は日本に必要などの恩
着せがましいレトリックではなく「助けて日本国民。税金だけが頼りな
の」と。
 「やなこった」が返答ではあるが。

 いきなり「コラッ」と言ってしまいましたが、これで終わっては運動に
限界を作るだけという気がします。彼らがふざけている筈もない。真面目
に真剣に国策を推進しているのだろうと思います。
 だがその固く握り締めた拳を開かせるには「コラッ」だけでは無意
味・無益・無力ではないか?
 溜飲は下がるだろうし、何がしかの達成感も得られるでしょうが。
そこでやはり勉強です。
 「世界12月号」(岩波書店)に「核燃料サイクルの見直しは避けられな
い 」という論文が掲載されています。著者は鈴木達治郎(すずき・たつ
じろう)氏。長崎大学核兵器廃絶研究センター長です。是非一読を。



.. 2016年12月09日 10:15   No.1130008
++ 斎藤なぎさ (高校生)…56回       
12月7日(水)九州電力東京支社抗議で
 |  「川内原発再稼働について賛否」のシール投票を実施しました
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 昨日、九州電力東京支社前で65名が集まり抗議しました。12月8日に川
内原発が再稼働されることに関して多数の通行人に対し賛成か反対かのシ
ール投票を行いました。17:30〜18:15のわずか45分の間に27名の方が再稼
働に反対のシールを貼ってくれました。賛成はゼロ、どちらとも言えない
が1人。
 有楽町駅前は人通りが多いにもかかわらずチラシの受け取りが芳しくあ
りません。その中でもシール投票に参加してくれたくれたことは嬉しいか
ぎりです。

 印象に残ったのは27名のうち2人が間隔をおいてドイツ人だったことで
す。1人は宮城県仙台市に震災の研究をしにきたとスーツーケースをひい
た若い女性。もう1人は年配の男性で、「原発反対」のタグを渡そうとす
ると「反対というのは良くない。イエス デモクラシーのように前向きな
表現を使うべきだ」と英語でまくし立てられました(連れの女性が通訳し
てくれました)。ドイツ人の原発に対する問題意識の高さを垣間見た気が
しました。

 シール投票に参加された方々は、おおむね社会情勢に関心があるような
気がしました。ニューヨークから来られた女性も石川県から来られた女性
も自ら進んでスピーチまでして行かれました。
 また、沖縄の基地反対に取り組んでいる女性や安倍政権に反対でしばし
話をされていく男性がいました。
 電気ビルの警備員の方から場所の移動を促されたついでに再稼働につい
てご意見を伺うと反対とのことでした。シールは「勤務中なのでできな
い」と言われたので代わりに貼らせていただきました。
 九州電力東京支社抗議行動へぜひ多くの方に参加して欲しいと思います。


.. 2016年12月09日 10:50   No.1130009
++ 渡辺秀之 (大学生)…82回       
使用済核燃料プール冷却装置の地震による停止を繰り返すな!
 |  福島第一原発事故避難者の住居費は東電が保障せよ!
 |  東京電力は福島第一原発事故の責任をとれ!
 |  放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
 |  12/7第39回東電本店合同抗議行動に参加して
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

○寒さの厳しい中、12月7日(水)17時30分から18時15分まで、再稼働阻止
全国ネットワーク主催の「川内原発今すぐ止めろ!」九州電力東京支社抗
議行動(有楽町電気ビル前:JR有楽町駅出口すぐ)が行われた。定期検査
で停止中の川内原発1号機が、11/8に運転再開との報道あり。参加者は、
約65人。

○引き続き、18時30分から、東京電力本店前で「東京電力は福島第一原発
事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!放射能汚染水止めろ!柏
崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。
 呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、126の
賛同団体と共に、第39回東電本店合同抗議行動が行われた。
参加者は約100人。

○オープニングコールの後、大太鼓が東電本店前に鳴り響いた。
 最初に、池田さん(元原発事故収束作業員)から、「今、福島原発で
は、約7,000人の事故収束作業員が働いている。白血病で、2名の作業員が
労災認定された。今後、多くの作業員が重篤な病気に罹患するのではない
かと危惧している。それにも拘わらず、国、電力会社は原発再稼働に猛進
している。」旨の発言があった。
 情勢報告として、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)が、東電の最近の問題点に
ついて指摘された。
 1) 福島第二原発3号機の使用済核燃料プール冷却装置の地震による一
時停止の問題(地震に対する危機意識の希薄化)
 2) 福島第一原発の防潮堤が仮設のままという、脆弱な津波対策
   (柏崎刈羽原発再稼働用の4,000億円をやめて、福島の地震・津波対
策に向けろ)

 次に、東電への申し入れを行った。武笠さん(反原発自治体議員・市民
連盟)、たんぽぽ舎、都内在住の個人からの計3通の申し入れ書が読み上げ
られ、東電の広報担当のセンター長に手渡した。
 前回の申し入れ(反原発自治体議員・市民連盟)に対する回答書が、先
日、東電から届いたとの紹介がなされた。
 続いて、日本音楽協議会による「音楽での抗議」が行われ、歌声が夜空
に響いた。
 更に、東電福島原発事故により東京に避難中の鴨下さん(ひなん生活
をまもる会:代表)から、抗議アピールがあった。
 1)原発事故被害者を切り捨てるな。内堀福島県知事との面談は知事が
  拒否。
 2)住宅無償提供の打ち切りが、来年3月に迫っている。
 3)事故を起こした東京電力が、避難者の住居費を保障する責任がある。
  また、選挙応援有志から、11月の柏崎市長選挙での反原発候補応援の
  報告と本抗議でのカンパ支援のお礼がなされた。
 その後、脱被ばく実現ネットなど5団体から、アピール、関連イベント
告知があった。最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌い、
大太鼓の連打で締めくくり、19時55分に終了。
なお、カンパ額は41,800円です。ご支援、ありがとうございます。
 また、参加者有志(16人)による懇親・交流会が、近隣の居酒屋で和やか
に行われた。


.. 2016年12月09日 10:57   No.1130010


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