|
使用済核燃料プール冷却装置の地震による停止を繰り返すな! | 福島第一原発事故避難者の住居費は東電が保障せよ! | 東京電力は福島第一原発事故の責任をとれ! | 放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな! | 12/7第39回東電本店合同抗議行動に参加して └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
○寒さの厳しい中、12月7日(水)17時30分から18時15分まで、再稼働阻止 全国ネットワーク主催の「川内原発今すぐ止めろ!」九州電力東京支社抗 議行動(有楽町電気ビル前:JR有楽町駅出口すぐ)が行われた。定期検査 で停止中の川内原発1号機が、11/8に運転再開との報道あり。参加者は、 約65人。
○引き続き、18時30分から、東京電力本店前で「東京電力は福島第一原発 事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!放射能汚染水止めろ!柏 崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。 呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、126の 賛同団体と共に、第39回東電本店合同抗議行動が行われた。 参加者は約100人。
○オープニングコールの後、大太鼓が東電本店前に鳴り響いた。 最初に、池田さん(元原発事故収束作業員)から、「今、福島原発で は、約7,000人の事故収束作業員が働いている。白血病で、2名の作業員が 労災認定された。今後、多くの作業員が重篤な病気に罹患するのではない かと危惧している。それにも拘わらず、国、電力会社は原発再稼働に猛進 している。」旨の発言があった。 情勢報告として、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)が、東電の最近の問題点に ついて指摘された。 1) 福島第二原発3号機の使用済核燃料プール冷却装置の地震による一 時停止の問題(地震に対する危機意識の希薄化) 2) 福島第一原発の防潮堤が仮設のままという、脆弱な津波対策 (柏崎刈羽原発再稼働用の4,000億円をやめて、福島の地震・津波対 策に向けろ)
次に、東電への申し入れを行った。武笠さん(反原発自治体議員・市民 連盟)、たんぽぽ舎、都内在住の個人からの計3通の申し入れ書が読み上げ られ、東電の広報担当のセンター長に手渡した。 前回の申し入れ(反原発自治体議員・市民連盟)に対する回答書が、先 日、東電から届いたとの紹介がなされた。 続いて、日本音楽協議会による「音楽での抗議」が行われ、歌声が夜空 に響いた。 更に、東電福島原発事故により東京に避難中の鴨下さん(ひなん生活 をまもる会:代表)から、抗議アピールがあった。 1)原発事故被害者を切り捨てるな。内堀福島県知事との面談は知事が 拒否。 2)住宅無償提供の打ち切りが、来年3月に迫っている。 3)事故を起こした東京電力が、避難者の住居費を保障する責任がある。 また、選挙応援有志から、11月の柏崎市長選挙での反原発候補応援の 報告と本抗議でのカンパ支援のお礼がなされた。 その後、脱被ばく実現ネットなど5団体から、アピール、関連イベント 告知があった。最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌い、 大太鼓の連打で締めくくり、19時55分に終了。 なお、カンパ額は41,800円です。ご支援、ありがとうございます。 また、参加者有志(16人)による懇親・交流会が、近隣の居酒屋で和やか に行われた。
.. 2016年12月09日 10:57 No.1130010
|