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■--普通の生活奪う原発
++ 東京新聞 (社長)…1708回          


 東京都新宿区の平川磨理子さん(70)
 10月に福島であった原発をなくす集会に夫婦で参加し、惨劇を忘れては
ならないと再確認した。何げない普通の生活を奪うのが原発。これからを
担う世代に、平然とこの異物を引き継げますか?

 東京都中野区の団体役員竹腰英樹さん(53)
 原発避難者へのいじめは、他者への想像力の欠如から生まれた。大人に
も突きつけられている問題だ。原発再稼働が当たり前になっているように
感じる。稼働し続けたらどうなるか、想像してほしい。
      (12月3日29面「金曜日の声 国会前」より)

.. 2016年12月05日 10:54   No.1129001

++ 東京新聞 (社長)…1709回       
佐賀・玄海町 元住職・仲秋喜道さんの半生 原発と闘い50年
  放射能・死の灰 何が夢のエネルギーだ
  貧しさが民主主義奪った バラ色の噂 誘致に血眼になった町
  動いたカネ 腐敗が蔓延していった

 玄海原発のある佐賀県玄海町で暮らす元住職の仲秋喜道(きどう)さん
(87)は、「夢のエネルギー」ともてはやされた時から50年、原発反対を貫
いてきた。
 だが、福島で事故が起きても、故郷の町は原発依存をやめない。1号機
の廃炉による収入減を補うべく使用済み核燃料税を導入し、3、4号機の
再稼働に前向きだ。「貧困が民主主義を奪った」と憂う仲秋さんの半生を
振り返る時、原発に翻弄(ほんろう)された悲壮な町の姿が見えてくる。
 (後略)(12月4日朝刊28,29面「こちら特報部」より抜粋)



.. 2016年12月06日 09:04   No.1129002
++ 東京新聞 (社長)…1710回       
◆「無償住宅」打ち切りやめて 自主避難者ら福島で集会

 東京電力福島第一原発事故で避難区域外から自主避難した人たちへの住
宅の無償提供を、福島県が来年3月で打ち切るとしている問題で、自主避
難者らでつくる4団体が4日、福島市内で集会を開いた。首都圏をはじめ
各地から約120人が参加し、無償提供の継続を訴えた。
 福島県郡山市から川崎市に自主避難する松本徳子さん(54)は「避難をし
て間違ってないと思ってきたが、福島に来ると切なくなる」と複雑な胸中
を明かしつつ「みんなと避難の権利を求めていきたい」と話した。いわき
市から都内に自主避難する鴨下祐也さん(48)は、福島から避難する子ども
へのいじめ問題に触れ「提供打ち切りは転校を伴い、新たないじめをつく
ることになる」と懸念した。
 集会後、参加者は「被災者の住まいを奪うな」などと声をそろえながら
福島市中心部を練り歩き、訴えへの理解を求めた。
     (12月5日朝刊1面より)

.. 2016年12月06日 09:26   No.1129003
++ 毎日新聞 (部長)…211回       
<東京電力>政府関与長期化へ 廃炉費膨らみ計画後ずれ
東電再建計画への政府関与のスケジュール

 経済産業省は5日、東京電力改革や福島第一原発事故の処理費用負担を
協議する有識者会議「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)
で、政府が東電の経営を主導する「実質国有化」を延長する方針を示し
た。
 国が廃炉や賠償に関与し続けることで、事故処理を確実に進める狙いが
ある。東電の現行の再建計画では、来年4月から政府関与を減らす予定
だったが、事故処理費用が大きく膨らむ中、自主再建路線は修正を余儀な
くされた形だ。 (中略)
 経産省は、再稼働すれば収支の大幅な改善や廃炉費用の確保につながる
柏崎刈羽原発(新潟県)についても、「他電力の協力をちゅうちょなく要
請」する方針を示した。地元で東電への不信感が根強い中、他電力との協
力で「東電色」を薄め、再稼働への理解を得たい考えだ。しかし、提携先
が見つかるかは依然見通せない。(後略) (12/5より抜粋)


.. 2016年12月09日 08:54   No.1129004
++ 東京新聞 (社長)…1711回       
福島・双葉町 3月までの避難解除困難 政府 復興指針達成できず

 東京電力福島第一原発事故からの復興指針で政府が「来年3月末までに
解除する」とした一部の避難区域のうち、同原発が立地する福島県双葉町
の避難指示解除準備区域が期限までに解除できない見通しであることが分
かった。区域を抱える他の市町村ではおおむね順調に解除が進んでいるも
のの、指針の目標は達成できない見込みとなった。(後略)
 (12月5日朝刊1面より抜粋)


.. 2016年12月09日 09:04   No.1129005
++ 東京新聞 (社長)…1712回       
新電力に原発の電力 利用者「強制納得いかぬ」

 経済産業省は5日、電力自由化に伴い新たに参入した電力の小売り会
社(新電力)にも、原発でできた電力の販売を促す仕組みをつくることを
決めた。福島第一原発事故の賠償費用や他の原発の廃炉費用などを、新電
力の契約者に負担させることと引き換えに、価格を抑えた電力を新電力が
調達しやすくする。販売できる電力が増える一部の新電力は歓迎するが、
原発による電力を使いたくない消費者からは批判も出ている。(中略)
 新電力利用者からも怒りの声が上がった。東京都文京区の建築雑誌編集
長、西川直子さん(58)は「原発による電力を半ば強制的に選ばされるのは
納得がいかない。電力自由化で原発によらない電力会社に切り替えた。安
いものを選んでいるわけではない。将来に負担をかけないものを選んでい
る」と憤る。
自然エネルギー中心の新電力に切り替えた埼玉県越谷市の不動産業男
性(65)も「原発が稼働しなくても電力は足りており、原発の電力に代える
理由がない」と話した。 (12月6日1面より抜粋)


.. 2016年12月09日 10:29   No.1129006
++ 朝日新聞 (社長)…474回       
◆「原発の重要性不変」日立・東原社長、輸出に注力
(12月6日デジタルより見出しのみ)


.. 2016年12月09日 10:42   No.1129007
++ 福島民報 (幼稚園生)…4回       
第二原発廃炉求め意見書 県議会提出へ 冷却トラブル受け

 11月に福島県沖で発生したマグニチュード(M)7.4の地震で東京電力福
島第二原発3号機の使用済み燃料プールの冷却機能が一時停止したことな
どを受け、県議会は6日までに福島第二原発の早急な全基廃炉を求める意
見書を国に提出する方向で検討に入った。各会派が提出に賛同しており、
意見を集約した上で同日開会した12月定例県議会の会期中に内容をまとめ
る見通し。
 意見書は自民党、民進党・県民連合、共産党県議団、公明党県議団、ふ
くしま未来ネットの全会派が提出に賛同している。東日本大震災と福島第
一原発事故の発生から5年8カ月がたち、避難区域の住民の帰還や復興・
創生の取り組みが本格化する中、災害やトラブルのたびに県内外に不安を
与える原発への対応を改めて求める必要があると各会派の意見が一致した。
 既に自民党と民進党・県民連合が意見書の素案を作成した。内容は今
後、会派間で調整が進むとみられるが、11月の地震の際、福島第二原発3
号機の使用済み燃料プールで冷却機能が一時停止したことで県民に大きな
不安を与えた点を踏まえ、国の責任による早急な廃炉を政府、衆参両院な
どに求める方針だ。
 12月定例県議会は21日まで開かれる。意見書の提出は慣例で最終本会議
で採決されるが、緊急を要する案件などの場合は会期途中でも採決を行う。
 一方、内堀雅雄知事は6日に開会した12月定例県議会の本会議の提案理
由説明で「廃炉の安全確保とともに県民の強い思いである県内原発の全基
廃炉を国や東電に繰り返し要請する」と強調した。(後略)
  (12月7日より抜粋)



.. 2016年12月09日 11:38   No.1129008
++ 東京新聞 (社長)…1713回       
原子力大手 仏アレバ再建 出資へ調整
  三菱重と原燃、数百億円

 三菱重工業と日本原燃(青森県六ヶ所村)が、巨額の赤字を抱え経営再建
中のフランス原子力大手アレバに数百億円程度を出資する方向で最終調整
していることが8日、分かった。
 三菱重工と日本原燃はアレバに出資することで、日本を含む世界で今後
本格化する廃炉や核燃料の再処理の技術を高めたい考えだ。近く拠出する
とみられる。
 東京電力福島第一原発事故の影響で世界の原発市場が冷え込んでいるこ
となどを背景に、アレバの業績は大幅に悪化している。フランス政府主導
で再建策が進められ、三菱重工は昨年から支援を要請されていた。(後略)
  (12月8日夕刊2面より抜粋)


.. 2016年12月09日 11:45   No.1129009
++ 東京新聞 (社長)…1714回       
◆「もんじゅ 今すぐ廃炉」 日比谷で抗議集会

 高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)のナトリウム漏れ事故から
21年となった8日、もんじゅの廃炉や、使用済み核燃料を再処理して使う
「核燃料サイクル政策」の見直しを求める集会が、東京・日比谷で開かれ
た。呼び掛け人のルポライター鎌田慧さんは「もんじゅは全く役に立って
いない。日本の原発政策は破綻している」と訴えた。
 主催した「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」によると、
約900人が参加。「原子力発電に反対する福井県民会議」事務局長宮下正
一さんが、地元でのもんじゅ反対活動40年を振り返り「必ず勝つ。勝つま
ではやめないから」と強調すると、拍手がわき起こった。
 新・もんじゅ訴訟弁護団の海渡雄一弁護士は、もんじゅに代わる新たな
高速炉を建設する政府方針に「もんじゅがだめだったのに、次に進むのは
許されない」と語気を強めた。
 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1号機の再稼働に反対する鹿児
島県民のメッセージも紹介された。集会後、参加者らは経済産業省の周辺
などをデモ行進しながら「もんじゅを今すぐ廃炉」と声を合わせた。
  (12月9日朝刊31面より)



.. 2016年12月15日 13:04   No.1129010


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