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原発事故被害者の無償住宅支援を継続せよ | 年1ミリシーベルトを満たすまで賠償や支援を継続すべき | 10/26「原発被害者の救済を求める請願署名提出集会」に参加 └──── (たんぽぽ舎ボランティア) 10月26日参院議員会館講堂で開かれた「原発被害者の救済を求める全国運 動 請願署名提出集会」に参加しました。 −自主避難者は追い詰められています。もっと大きな支援が必要です。
請願署名の内容は、以下の通りです。
1.原発事故被害者の無償住宅支援の継続を求める 2.住民の意向を無視した、早期の避難指示区域の解除と賠償の打ち切り 方針の撤回を求める。最低限、国際的な勧告に基づく公衆の被ばく限度で ある年1ミリシーベルトを満たすまで賠償や支援を継続すべきです。 3.福島県内外における検診の充実・拡大と医療費の減免を求める。
180名が参加、193,197筆の請願署名を国会に提出しました。自主避難者 の住宅無償供与打ち切りまで5か月、大半の避難者の皆さんが4月以降決 まっていないということで、今支援が打ち切られてしまうと、路頭に迷っ てしまう、あるいは経済的な理由から困窮してしまう状況の下で開かれた ものです。 この全国運動は2013年9月に発足し、この日第三期署名運動のしめくく りです。 第一期と第二期を加えると約50万の署名を提出ています。
パルシステムが今回も集会企画を担当しました。多くの都道府県で独自 支援策を講じていますが現段階においても政府・福島県は原発事故による 被ばくを矮小化、帰還を推進し賠償、住宅無償供与を打ち切る方針を変え ていません。 災害救助法延長の判断可否は福島県がおこなう事としている事から、国 策に原発が事故をおこし被害をもたらしたにもかかわらず、国は傍観者と なり、各都道府県に対応を丸投げしている構図ができあがっている。 今日も各地の避難者が自ら都道府県や市町村と粘り強く「話し合い」を おこない公営住宅の優先枠を確保するなどの支援策を獲得しています。 しかし、収入及び世帯要件が設けられ、新潟県など一部の県を除いて家 賃支援などはなく、都道府県の範囲では限界があり、大半の避難者の困難 は解決されないのです。 今回の集会は多くの国会議員に「おかれている避難者の困難」を共有し、 本気の行動を促し、以下の行動を求めました。 イ.2017年3月末に予定している「自主避難者への住宅無償供与打ち切 り」を延期すること ロ.収入、世帯要件も設けず希望する避難者に、当面、 現在の住宅に住み続けられるよう働きかけること ハ.原発事故避難者を 「特定入居」の対象とすること
.. 2016年11月01日 08:13 No.1115006
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