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.『被曝労働』に等しい作戦だった | 「トモダチ作戦」で被曝した米国兵士達の東電裁判始まる | 被告「東電」の非道な対応、その犯罪性 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
◯ 3月12日15:36 福島第一原発1号機、水素爆発 この日、風は海に向かって流れていた。放射性物質の約80%と共に。 ◯ 3月12日16:53 空母ロナルド・レーガンは本州に入り、翌朝、 福島沖5カイリ、まさに放射性煙霧の直下に突入し、作戦開始。 (注:1カイリ=1,852メートル) (空母と共に参加した艦隊は25隻、兵士の動員数は2万5,000人と 言われる) ◯ 放射性プルーム(煙霧)の直下で活動していた米兵士 東北沖合で懸命の救援活動に従事していた米軍の艦艇には「東電が 引き起こした事故」による大量の放射性物質の流出状況が伝えられ ず、若き兵士達は空母の甲板からヘリコプターで物資を運び、沖合 に流された人々を捜索していた。 「トモダチ作戦」遂行のために、何も知らされないまま、懸命に…。 ◯ 帰国後の彼らを襲った病魔 兵士達は高濃度の放射能に汚染された海水でシャワーを浴び、調理し、 コーヒーを沸かしていた。またある飛行整備士は空調機のそばに就寝 室があった。→内部からも外部からもヒバク。 ・7人が死亡、死因は骨髄腫、急性リンパ性白血病など ・甲状腺障害に苦しむ兵士、女性兵士 ◯「被曝線量は健康を脅かすものではない」 米国政府と海軍、日本政府と東電はその「被曝線量は健康を脅かすもの ではない」と主張。 また兵士達は法律上、軍務作業中にいかなる損傷を受けても軍を訴える 事は許されない。補償なし、治療も受けられない、弱った体では働くこ ともできない若者たち。
.. 2016年09月27日 08:23 No.1100009
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