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4段階に変更案 主要断層の3割 発生確率「最高」
政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は15日、全国の活断層帯の 長期評価について、30年以内に大きな地震が起きるリスクが高い順に 「Sランク(高い)」「Aランク(やや高い)」「Zランク」「Xラン ク(不明)」の4段階に分けて公表する見直し案をまとめた。マグニチ ュード(M)7以上の地震を起こす主要活断層帯の少なくとも3割が最 高の「S」に該当する見通し。 従来は30年以内の地震発生確率を数値で示し、「高い」「やや高い」 などの補足情報を付けて公表していた。ただ断層は数千年単位で動くた め短期間では数値が小さくなりがちで「リスクが低い」との誤った印象 を与えることがあった。4月の熊本地震を起こした断層帯についても事 前の評価内容が伝わりにくかったとの批判があり、より分かりやすい表 現への見直しを進めていた。(後略) (8月16日朝刊2面より抜粋)
.. 2016年08月29日 09:36 No.1089001
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