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核も戦争もない平和な21世紀を! | 繰り返すな原発震災!めざそう!脱原発社会を! | 2016年被爆71周年の広島原水禁大会報告 └──── (たんぽぽ舎)
●今年も、被爆71周年原水禁大会・分科会、グランド・ゼロのつどい(原爆ドーム前)、8・6広島デモ(原発も核兵器もない世界を)、脱原発座り込み集会(中国電力本社前)などに参加し、「伊方原発再稼働させない!核兵器の廃絶!」を訴えてきました。 昨年9月、安保法制=戦争法が強行され、今年5月にオバマ大統領が広島を訪問したこと、参議院選挙で改憲与党が3分の2を超えたこと、伊方原発再稼働が急を告げている状況で、どのような被爆71周年の原水禁大会になるのか、そんな問題意識をもって参加しました。 参加者は、広島の宿が3名分しかとれずに事務局の3名、他に東京からの2名、姫路からの5名、広島在住の1名(計11名)が6日原爆ドーム前の集会で合流しました。以下のような集会、デモに参加しました。
●8月4日原水禁大会開会総会(広島県立体育館) 被爆71周年原水禁大会 メインスローガン 核も戦争もない平和な21世紀を!繰り返すな原発震災! めざそう!脱原発社会を!
大会の基調では、オバマの広島スピーチを一定の評価をしつつも、米国の原爆投下責任を語らず、核兵器廃絶への具体的提案に触れることもないと指摘。 核兵器廃絶を巡る状況は、昨年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、中東の非核化問題(イスラエルの核)の米国のかたくなな姿勢などから、「最終合意文書」も出せずに終って厳しい状況ですが、核兵器廃絶への国際的な世論は核兵器保有国を非核兵器保有国が取り囲む形で拡がってはいます。 しかし、日本政府は、米国の核の傘の下にその抑止力に依存し、核兵器廃絶の国際世論に背を向けています。
●8月5日午前 原水禁分科会(核燃サイクルと原発再稼働) 17:00〜8・6平和へのつどい 8月6日7:30〜グランド・ゼロのつどい ダイイン 8:30〜8・6広島デモ(ドーム前〜中国電力本社前) 9:30〜脱原発座り込み集会(中国電力本社前) この集会で、首都圏だからできる反原発運動−東電、電力各社の東京支社へ 抗議行動を行っていることなどを報告しました。(山本) 15:00〜8・6ヒロシマ国際対話集会―反核の夕べ2016
●蝉しぐれの猛暑のなか、広島市内をデモ行進中に、地元新聞が平和記念 式典を報じる号外が配られ、この1年間で亡くなった5,511人が新たに 原爆死没者名簿に書きしるされ、原爆慰霊碑に納められ、計303,195人に なったと報じていました。 改めてその犠牲者の多さと核兵器の非人道性に怒りを禁じえません でした。
.. 2016年08月12日 08:08 No.1082008
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