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2市に 玄海30キロ圏、伊万里市表明
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から30キロ圏に位置する同県伊万里市の塚部芳和市長は4日の記者会見で「原発の再稼働に反対の立場である」と表明した。福岡、長崎を含む30キロ圏の自治体8市町の首長が反対を打ち出したのは長崎県壱岐市に続いて2市目。 九電は2016年度内の玄海原発3、4号機の再稼働を目指しており、原子力規制委員会も審査を進めている。ただ周辺で複数の自治体が反対を示したことで、再稼働が難航する可能性もある。 市防災危機管理課によると、塚部市長は「(福島第一原発の事故で)原発が止まって5年が経過し、再稼働しなくていいのではないかと市民は思っている。事故が起きたら、取り返しがつかない」と発言した。 立地自治体の佐賀県や玄海町は原発再稼働の際、地元同意の対象になるとみられるが、他の30キロ圏の自治体は外れる見通し。 (7月5日朝刊2面より)
.. 2016年07月07日 08:31 No.1072001
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