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福島原発事故の汚染土再利用「濃度減衰に170年」試算 環境省非公開会合
東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を巡り、放射性物質濃度が基準以下となった土などを全国の道路や防潮堤などの公共工事で再利用する環境省の方針について、同省の非公開会合で「再利用後、放射性物質として扱う必要がなくなる濃度に減衰するまで170年かかる」との試算が議論されていたことが、関係者への取材で分かった。 環境省の担当者は「工事完了後も管理し、年数で区切ることは考えていない。今後実証試験などを通じて適切な方法を確立する」としているが、補修の際の具体な対応策などは決まっていない。安全性の面で、長期的な管理が必要な物質を一般の環境で利用することの是非があらためて問われそうだ。(後略) (6月27日夕刊7面より抜粋)
.. 2016年07月01日 09:24 No.1069002
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