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■--沖縄は自己決定権の確立をめざす
++ 冨塚元夫 (大学生)…93回          

   辺野古新基地をめぐる裁判と繰り返される米兵・軍属の凶悪犯罪
 |  浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア連続講座」第4回
 └────  (たんぽぽ舎ボランティア) 

 講 師:新垣 毅(琉球新報社東京報道部長)
 日 時:7月3日(日)14時〜16時30分(開場13時30分)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円(学生400円)

 突然の辺野古代執行訴訟「和解」。明らかに参議院議員選挙を意識した対応だろうが、一方安倍政権は「辺野古が唯一の解決策」の姿勢は崩さない。
沖縄県うるま市の女性死体遺棄事件で、アメリカのカーター国防長官が謝罪し、事件の再発防止に努めると述べた。しかし、過去に何度もこのような経緯があり、再発を防止できていない。
戦後70年が経ったいまも新たな犠牲を背負わされる沖縄は、自己決定権の確立を目指す。

講師プロフィール:新垣 毅(あらかき・つよし 琉球新報社東京報道部長)さん
  1971年那覇市生まれ。琉球大学卒、法政大学大学院修士課程修了(社会学)。
  琉球新報社で県議会・政治部デスク、文化部記者兼編集委員などを経て現在、
  東京報道部長。著書に「沖縄の自己決定権」(高文研)
2011年に、キャンペーン報道「沖縄から原発を問う」取材班キャップを務めた。

.. 2016年06月28日 11:12   No.1068001

++ 沼倉 潤 (小学校中学年)…16回       
チェルノブイリのこと何でも聞いてみよう
 |  6/25ウエルカム懇親会が開かれました
 |  ウクライナから汚染研究の第一人者ラーザレフ博士とバドレック記者が
 |  来日。放射能を減らした食事で1300人以上の人を健康にした「日本プロ
 |  ジェクト」の活動を応援しよう
 └────  (たんぽぽ舎)

○放射能を減らした食事をウクライナで食べてもらい1300人以上の人を健康にした「食品と暮らしの安全基金」の「日本プロジェクト」のウエルカム懇親会が、6月25日たんぽぽ舎においておいしいお酒を頂きながら開催されました。
 ウクライナから来日したのは、ニコライ・ラーザレフ博士(国立ウクライナ生物資源・環境利用大学教授)とヴァレンティーナ・バドレック記者(ヴィスニック新聞)のお2人。
 ラーザレフ博士は、農業放射線学研究所副所長で汚染研究の第一人者の方です。当日参加された40名の皆さんの質問に通訳を介し、丁寧に説明して下さいました。
 バドレック記者は、2012年以来、ウクライナでの調査やキノコなど汚染の高い食品を食べないようにする食事改善プロジェクト。化学肥料を施肥して自家畑で取れる野菜の汚染を下げるプロジェクト。牛乳の汚染を下げるために穀物飼料を与えるプロジェクト。などの活動を報告した『日本プロジェクト』をウクライナで出版。放射能被害に苦しむ多くの人々の救済活動に向けた今後の抱負を語ってくださいました。
○ 『日本プロジェクト』は日本子孫基金の小若順一さん達のグループがウクライナの村の子どもたちの健康被害(チェルノブイリ原発事故後、30年経過した現在でも放射能の影響と思われる健康障害が続いている)を調査し、 放射能汚染食品の摂取量を減らす試みです。
○ ラーザレフ博士への質問では、内部被ばくと外部被ばくの影響をどう見るのか。日本では、20mSvの汚染地帯に帰還させる政府の政策が進められているが、ウクライナの現状からみての博士の見解をお聞きしたいなどの質問がなされました。
博士は、空間線量の値がどうかというより、人の体に影響する放射能が、どこから入り込むのかが重要。博士の専門である。放射線の生物に対する影響の研究は、50年〜70年前からのデータしかなく、まだまだ不十分であるが、甲状腺障害についても遺伝子障害とは別の原因で、2世、3世の子どもへの影響も新たに報告されている。
 また、健康障害はベータ線の影響も重要であり、年齢が高い方は、筋肉障害なども考慮する必要があり、放射線の影響は子どもたちだけとは考えない方がよい。ウクライナの村は貧しい村が多く、キノコやベリーなどの汚染食物を食べざるを得ない現状がある中で、「日本プロジェクト」の活動に大いに期待しているとの報告がなされました。
○ ウクライナの現状については日本子孫基金HP
《ウクライナ調査コーディネータータチアナさんの講演録》
『放射能被害の新事実』〜誰も知らない27年後のチェルノブイリ〜(2013年11月)参照願います。活動を続けられるようカンパをお願い致します

.. 2016年06月29日 10:34   No.1068002
++ 山崎久隆 (社長)…621回       
高浜1、2号機の審査は何を見ていたのか
 |  「老朽原発の運転延長審査が最優先された理由」
 └──── (たんぽぽ舎)
                   
 東洋経済の岡田広行記者が老朽炉高浜原発1、2号機の申請について規制委員会が異例の優先審査をした背景を書いています。
 以下、記事の要約を「」で示しながら解説します。

◎ 6月20日に関西電力高浜原発1、2号機の20年延長運転を認可した規制委員会はなぜ40年を超える老朽源発の再稼動に道を開く決定をしたのか。この結果1号機で約18年4カ月、2号機で約19年4カ月先まで稼働可能となったのだが、40年を超す老朽原発の運転延長は福島原発事故後の約束と違っているのではないか、その背景は何かを問うている。
  原発の「寿命」を40年とし、それを超えることは「例外中の例外」だったはずの原子炉等規制法の改正。しかし、規制は厳格などではなかった。その結果、関電美浜原発3号機でも40年超の運転に向けての審査が進み、関電以外からも40年を迎える原発の運転延長申請が行われる可能性が高くなった。
 例えば日本原電東海第二原発などはそうである。

◎ 関電の審査が優先されたわけ

  「他社の申請を差し置き、関電の審査を最優先」の実態を明らかにし、規制委員会の更田委員の発言を引用し「昨年の審査会合では、案件数では7割方が関電の案件」「独占とは言わないが、(関電のために審査のマンパワーの)かなりの部分を使っている」の実態を明らかにした。
 関電優先審査の背景には、いわゆる「訴訟リスク」もあるとしている。
「現行ルールのうえでは高浜の2基については今年7月7日までに運転延長の認可を出せなければ、時間切れアウトになり、廃炉に追い込まれる」「そうした事態を避けたかったのは、関電のみならず規制委も同じだった。万が一、時間切れになった場合、政府与党や電力業界からの規制委への風当たりは激烈なものになるうえ、関電から損害賠償請求訴訟を起こされるリスクも取り沙汰されていた。」
 安全よりも経済、要するに関電は国民の命よりも金儲けを優先させ、さらに規制委員会もそれに加担した。
 その結果、驚くべきことが次々に起きた。


.. 2016年06月29日 10:53   No.1068003
++ 山崎久隆 (社長)…622回       
◎ 試験すら先送り

  「急ごしらえの対応、合格後に試験も」として、蒸気発生器の振動減衰定数すなわち地震により生じた揺れがどの程度のスピードで収まるかを示す「定数」百分率で表すが、これを有利になるよう緩和された。
 そこで行われた手法が後日に確認することだった。
  「減衰定数を関電が従来の1%から3%に緩和したことに伴い、蒸気発生器を実際に揺らす試験(加振試験)が必要になったが、審査の終盤になって「工事計画認可を出した後の、使用前検査段階で確認できればいい」という進め方が決まったためだ。」
 あまりのことに言葉を失う。実際に3年間もの猶予を与えたのだが、その間に原発は動かして良いという。実験の結果間違っていたらどうするか、いやそれ以上に実際に地震が起きて蒸気発生器に想定以上の力が加わって破壊されたらどう責任を取るつもりか。試験を先送りして合格させるなどとい規制は、およそ世界中で日本の原発以外に存在しないだろう。

◎ 水素爆発の恐れ高まる

  「川内原発と同じ方法で評価すれば水素爆発のおそれ」と警告を発しているのは滝谷氏だ。
 「原発の安全審査に詳しい専門家からも、審査の甘さを指摘する意見が出ている。旧原子力安全委員会事務局で技術参与を務めた滝谷紘一氏は「高浜1、2号機は過酷事故対策でも不十分な点がある」と指摘する。」
 「滝谷氏が問題にしているのは、関電が提示した炉心溶融が起きた際の水素爆発防止対策だ。九州電力・川内原発の対策と見比べて検証した滝谷氏によれば、「川内原発と同じ方法で評価し直した場合、高浜1、2号機では新規制基準で水素爆轟(ばくごう)が生じるおそれがあるとされる水素濃度13%を超えるとの試算結果が出た」という。」
  水素爆発を起こす危険な濃度になるかどうかは水素発生源である燃料被覆管のジルコニウムと格納容器の体積との関係で決まる。しかし関電は存在するジルコニウムの約7%しか反応しないとして解析した。もちろん、保守的には100%反応したとして解析すべきだ。

◎ 火災対策も後送り

  「高浜1、2号機については、総延長約1300キロメートルに及ぶ電気ケーブルの耐火性能が新規制基準を満たしていないことから、関電はその6割について難燃性ケーブルに張り替える方針だ。その一方で、張り替えが困難な部分については、防火シートでくるむという手法を採用した。これについては、「モックアップ試験(実証試験)で耐火性が確認されている」(原子力規制庁)というが、実際に工事を終えた後の使用前検査できちんと施工されているかを確認しなければならない。」
 これでは何の審査もしないに等しい。ケーブルを変えてなくてもかまわないとしているが何のための規制基準だろうか。

◎ 結局審査はしていない

 何もかもが先送りだが、要するに規制委にはやる気などない。審査書を読んでいくつか疑問点を聞いてはんこを押しただけ。審査業務ではなく単なる届け出業務と何ら変わらない。関電は審査書と名の付いた「届出書」を出して、その中身が「過酷事故対策だ」とすれば良いだけだ。実証試験もなければ実機実験もない。
モデルを使った確認さえほとんどしない。運転から40年を超える原発の何処にどんな欠陥が潜むかなど考えもしない。ようするにどうでも良いのである。
 ここがまさしく原発推進審査機関になっている証拠ではないか。
 全く審査の艇を成さない高浜原発1、2号機。これが先例とされたのでは40年越えの原発が次々に審査を通過していく恐ろしい事態が起こる。


.. 2016年06月29日 11:21   No.1068004
++ 原発いらない!ちば (幼稚園生)…1回       
常識くつがえす九州大地震は「原発動かすな」の警告
 |  電力会社、原子力規制委員会、国のウソ・ごまかしを徹底追及しよう!
 └──── 渡辺寿子(原発いらない!ちば) (上)

◎「常識」くつがえした九州・熊本大地震

  今回の九州縦断、熊本大地震はこれまでの地震についての「常識」を覆すもので、多くの地震学者から驚きの声が上がり、気象庁も振り回されました。
 その大きな理由は「震度7」の揺れが4月14日、16日と連続して起きたこと、また14日の地震は前震であり、後の16日の地震が本震であったことです。
 「震度7」は1947年に発生した福井地震をきっかけに制定されましたが、その後実際に計測されたのは3回。
 今回の熊本大地震で3日の間にそのうちの2回が観測されたわけです。6月12日も八代市で震度5弱の地震が起きるなど大きな余震が続き、収束していません。地震学者は、これからも何が起きるか分からないと口を揃えて警告しています。
 これは原発の危険性を考える上で非常に重要です。従来の耐震設計は1回の大きな揺れを想定していたので、熊本大地震のような事態で原発の重要構造物がどうなるか検証が必要です。

◎川内から6kmで震度5弱記録

  川内原発施設内で計測した揺れは数ガルで原子炉自動停止設定値(水平160ガル、垂直80ガル)を下回るとして九電は川内を止めません。
 しかし川内原発から5.6kmの高江観測点で、本震の4月16日に震度5弱、96.8ガルを記録していたのです。規制委はこの事実を伏せ、川内原発は震度3で異常なしとだけ報告しました。震源が原発から100km離れた所だったのに、原発のすぐ近くで震度5弱を記録したのです。震源がより川内原発に近い地震が起きる可能性は十分あります。

◎過去に例がない高い縦揺れ観測

  今回の大地震では過去に殆ど例がない極めて大きな上下動(縦)の揺れが観測されました。益城町の強震計で、4月14日の地震で重力加速度を大きく超える1399ガルという縦揺れが記録されていたのです。これも「横ずれ断層型地震は縦揺れが小さい」という「常識」を覆すものでした。高知大防災推進センターの岡村真特任教授はこれは新たな「知見」であり、伊方原発の耐震安全評価の見直しを提言しました。


.. 2016年06月30日 07:58   No.1068005
++ 渡辺寿子 (中学生)…31回       
◎制御棒駆動機構の耐震性

  九電が規制委に提出した原子炉設置許可変更書類の殆どが「白抜き、黒枠」で公表されました。耐震設計関連書類の中でも制御棒駆動系については殆どのデータが隠されていました。規定時間内に制御棒が挿入可能かどうかというのは、地震に襲われて直ちに原子炉を止められるかという問題です。失敗すれば直ちに過酷事故につながります。
 九電は地震応答解析で実規模試験を行った結果があるにもかかわらず、それを無視して机上の解析だけを使って基準地震動Ssにおいても問題なく挿入可能という結論を出しています。自由落下で挿入する加圧水型原子炉の制御棒は、重力加速度を超える縦揺れと大きな横揺れが重なった波に襲われたら、規定の2.5秒で制御棒を挿入することは不可能です。大きな揺れになれば制御棒そのものが破損してしまう恐れすらあります。
 九電は再稼働に都合の良いデータを使って再稼働のための書類を作り、規制委はそれを追認するばかりです。

◎規準地震動のまやかし 地震で配管は破断される

  今、日本にある原発はすべて1981年策定の旧耐震設計審査指針に基づいた時代かまたはそれ以前に建てられているものです。当時の規準地震動は372ガルでした。2006年に耐震設計審査指針が改定され、川内原発の基準地震動は540ガルになりました。そして新規制基準に基づく審査の中で620ガルに引き上げられました。このように基準地震動は上げられてきましたが、設備の本質は変わっていません。新規制基準に基づいて配管類を強化しようとすれば厚みを増すのが手っ取り早いわけですが、配管が1ミリでも太くなると構造物を通せません。通せるようにするためには大工事となり、電力会社はそこまでする気はありません。そのため旧耐震設計審査指針に基づいて作った配管が620ガルでも耐えられるという作文をしてきたのが、工事認可申請書の内容であった。
 強度不足になっているのを隠すために「商業上の秘密」として「白抜き、黒枠」にしたと山崎久隆さんは指摘しています。

◎四国電力東京支社前での抗議行動

  常時高温高圧の冷却水が流れる主配管は元の強度が高いので、地震のの力を大きくしても「余裕」の中に収まります。しかし脆弱な蒸気発生器の細管やECCS(非常用冷却装置)のように口径の小さい配管などはもともと「余裕」が少ない。特に深刻なのが加圧水型特有の加圧器と蒸気発生器です。熊本大地震のように大きな力が2度、3度もかかれば破損する危険性が高く、破損すれば一次冷却水喪失事故に至ります。 (下)に続く。
     (2016年6月号より転載)


.. 2016年06月30日 08:04   No.1068006
++ 沼倉 潤 (小学校中学年)…17回       
.「みんなで止めよう伊方原発7.24全国集会」の案内
 |  7月24日(日)〜26日(火)の連続行動に参加しよう
 └────  (再稼働阻止全国ネットワーク)

○「みんなで止めよう伊方原発7.24全国集会」
 日時:7月24日(日)13時30分開始
 場所:伊方町九町・伊方ビジターハウス前(道の駅きらら館付近)
 抗議行動:伊方原発ゲート前 15時頃開始予定
 発言予定者:鎌田 慧さん/山城博治さん(沖縄)/野呂正和さん(鹿児島)
 呼びかけ団体:伊方原発反対八西連絡協議会/八幡浜・原発から子供を守る会
 主催:伊方原発再稼働阻止実行委員会
 賛同団体多数―実行委は賛同団体とカンパを呼び掛けています。
  振込先 郵便振込 01630-2-69704 伊方原発再稼働阻止実行委員会
  連絡先 090-1791-1105(伊方の家)ikatanoyeah@gmail.com
○連続行動の案内
 ・7月20日(水)〜23日(土) 三崎半島での街頭行動予定
 ・7月25日(月)〜26日(火) 抗議行動 詳細は別途お知らせ致します。
○今後の詳細情報は実行委のフライヤー(たんぽぽ舎HPにアップ)掲載の
 URLで検索願います。
○「原発現地へ行く会」は、四国を除く全国の皆さんが現地行動に参加する
 ための交通費の補助を実施します。詳細はたんぽぽ舎HPに掲載中の「原発
 現地へ行く会」のフライヤーをご覧願います。


.. 2016年07月01日 07:56   No.1068007
++ 岡田広行 (幼稚園生)…2回       
菅元首相「東電は官邸に責任転嫁している!」
 |  「炉心溶融」を隠ぺいしたのは誰なのか?
 |  「東電の炉心溶融隠ぺい問題について菅直人元首相へのインタビュー」
 |  記者(東洋経済新報社)の記事
 └──── 地震と原発事故情報編集部

※山崎久隆さんからも岡田記者の紹介記事を何回もいただいていますが、
 岡田広行記者(東洋経済新報社)が「東洋経済オンライン」に
 「東電の炉心溶融隠ぺい問題について菅直人元首相へのインタビュー」を
 配信しています。記事の抜粋をご紹介致します。
 全文は、以下のアドレスよりご覧下さい。
   こちら

 東京電力による炉心溶融(メルトダウン)隠ぺい問題で、同社が設けた「第三者検証委員会」が当時の首相官邸関係者への事情聴取をしないまま、「官邸側からの要請」に言及したことが問題になっている。当時、総理大臣として原発事故の収拾に当たっていた菅直人衆議院議員(民進党)に、第三者検証委員会が公表した報告書についてどのように考えているのか、直撃した。

◇質問―東京電力ホールディングスが設置した「第三者検証委員会」(委員長=田中康久弁護士)による福島第一原子力発電所の炉心溶融(メルトダウン)隠ぺい問題に関する「検証調査報告書」が6月16日に公表されました。
 同報告書では、事故時の炉心溶融隠ぺいについて、当時の清水正孝社長が「官邸側から、対外的に『炉心溶融』と認めることについては、慎重な対応をするようにとの要請を受けたと理解していたものと推認される」との記述があります。
 その一方で報告書では「清水社長や同行者から徹底したヒアリングを行ったが、官邸の誰から具体的にどのような指示ないし要請を受けたか解明するまでには至らなかった」とも述べています。


.. 2016年07月01日 08:08   No.1068008
++ 岡田広行 (幼稚園生)…3回       
●菅元首相の回答
 まず申し上げたいのは、「第三者検証委員会」を名乗っているが、東電が依頼した弁護士3名から構成されているということだ。第三者という以上、この場合は政府からも東電からも離れた立場の第三者でなければならない。そうでなく、東電が選んだ弁護士が「第三者」を名乗っていること自体、おかしなことだ。しかもそのうちの1名は、舛添要一・前東京都知事の政治資金に関する第三者調査委員会のメンバーでもある。舛添氏の時も問題になったが、頼んだ弁護士が依頼人に不都合な報告をするはずがない。そもそも、第三者による検証報告書の名に値しない。 (中略)

第二次国会事故調で徹底検証を

◇質問―今回の隠ぺい問題は、原子力発電事業者としての、東電の適格性や
 信任問題にもつながりませんか。

●菅元首相の回答
 まったくその通りだ。国会事故調が終了した時に、黒川清委員長(当時)は後継組織を作ってほしいとおっしゃっていた。与野党でもその点では認識が一致していた。
 しかし、自民党は政権に戻ってからは福島原発事故の真相究明には不熱心で、後継組織を作るという与野党の約束をサボタージュしている。
 福島原発事故のいちばんの問題は、事故そのものが終わっていないことと同時に、事故の検証が終わっていないということだ。事故を検証する場として、第二次の国会事故調を設置すべきだ。
 ここ数年の間に新たに分かってきた事実もあるのだから、徹底的に検証を進める必要がある。それがなければ、実効性のある安全対策は決められるはずがない。
 そして、東電は事故を起こした当事者として検証をきちんとしてくださいとお願いするべきだ。
 それをせずに自分に都合のいい調査だけをやって、なおかつ炉心溶融のマニュアルも隠していたのだから、誰も信用しない。



.. 2016年07月01日 08:19   No.1068009
++ 柳田 真 (課長)…151回       
四国4県の人々(香川、徳島、愛媛、高知)が株主総会で原発NOの声!
 |  伊方原発を止めよう、住民の安寧を尊ぶ四国電力に生まれ変わろう
 |  東京から応援に四国へ3名、参加。お寺で報告会
 └──── (たんぽぽ舎・「再稼働阻止全国ネットワーク」)

○6月28日(火)四国電力の株主総会が香川県高松市の四国電力本社で開かれた。この日、全国の電力会社が一斉に株主総会を開催した。再稼働阻止全国ネットワークの3人は四国の仲間を応援して28日の四電株主総会行動に東京から参加、朝からビラまき、横断幕を持ち、スピーチをし、午後からの総括集会参加(35人)と一日中、行動した。
○早朝9時、四国電力本社前は緊張した空気が漂う。40〜50人の抗議者はビラをまいたり、横断幕を広げたり(伊方原発再稼働反対!)してアピール。
 四国4県のテレビ、新聞、NHKなど多数が取材。入場する株主へビラが渡され、コールが響く。愛媛の人々が運んできた電子ピアノが「ふるさとは原発を許さない」の歌声を流す。
 私たちも東京から持ってきたビラをまき、横断幕を広げて「原発なしでも電気は足りてる、伊方原発再稼働やめよ」を訴える。午後1時過ぎまで約4時間、四電本社の中(株主、約300人)と外での原発NO行動が続いた。
 尾崎さんが作った大きなノボリ6台がひと際目立って効果を上げていた。
○お寺での報告会は35人参加。「未来を考える脱原発を考える四電株主の会」の5人本田耕氏他、香川、徳島、愛媛、高知の4県から各1人、男性3人、女性2人)から、株主総会の概要の報告が初めにあった。年々、会社の対応、答弁が悪化し、不誠実になり、原発再稼働へまっしぐら。そんな中で発言し努力した話が続く。
 その後、全参加者から発言があり、私(柳田)、奥野、細井、八木さんらも発言。私は東京での四電東京支社行動(毎月第三水曜日・既に10回強)と阻止ネットの活動を報告。
○阻止ネットから四国・香川で活躍するグループ(名出さんたち)に新作の横断幕を贈った(奥野さんの尽力)。横断幕の文字は相手の要望通り
○香川県の雀は小太りで健康そうだ。旨い名物のうどんをもらって食べているからかも。私たちも美味しい讃岐うどんを食べて、少しだけ雀に分けてあげて、空港で土産を買い、飛行機で帰ってきました(空港で、少しだけ雀に分けてあげました)。

.. 2016年07月04日 10:43   No.1068010


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