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「原発に頼らない一歩」 「福島映画祭」開いたビル屋上 10日まで寄付募る
市民の出資や寄付で立ち上げた市民発電所が、練馬区に誕生した。太陽光パネルを置いてくれる広い屋根を見つけるのに苦労したが、福島をテーマに映画祭などを開いていた「ギャラリー古藤」(栄町)に決定。発電所を「ふるとうSUN」と名付けた。運営する練馬グリーンエネルギーの原尚美理事長は「原発に頼らない社会をつくる一歩に」と意気込む。 古藤のビル屋上は約60平方mあり、太陽光パネル24枚を設置した。周囲に高い建物がなく太陽光が遮られずに降り注ぐ。1.7世帯の消費量に相当する年間約7700キロワット時を発電できる見込み。一部を古藤で使い、残りを電力会社に売る。 練馬グリーンエネルギーは、東京電力福島第一原発事故を受けて原発に依存しない社会を目指そうと、有志が2013年に準備委員会を発足。15年に一般社団法人となり、メンバーは約60人。各地の市民発電所見学や太陽光発電工作セミナーの開催などを重ね、地域に根差した発電所づくりを模索してきた。(中略) 寄付を10日まで募集中。 問い合わせは練馬グリーンエネルギー=電03(4405)7523=へ (6月1日22面「都心」より抜粋)
.. 2016年06月02日 09:04 No.1059001
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