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6年目の「反原発自治体議員・市民連盟」総会開かる | 再稼働阻止めざして活動。福島を忘れない8月シンポジウムほか | 北海道(泊原発)、茨城県(東海原発)、鹿児島県(川内原発)からも参加 └──── (たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟)
◯5月22日(日)、6年目になる「反原発自治体議員・市民連盟」の総会が東京「スペースたんぽぽ」で開かれました。北海道(泊原発)、茨城県(東海第二原発)、鹿児島県(川内原発)からも参加−発言があり、それぞれの原発現地について理解を深めました。 開会あいさつを福士敬子さん、2015年の活動報告をけしば誠一さん、電力自由化の調査結果報告を門間ひでこさん、2016年活動方針を柳田、予算を新城せつ子さん、新人事紹介、数人の発言のあと、全議案が採決されました。2部で浪江町消防団物語「無念」が上映されました。
◯新役員 共同代表 相沢一正(前東海村村議会議員)、佐藤英行(岩内町議会議員)、 福士敬子(元東京都議会議員)、武笠紀子(市民) 事務局長 柳田 真(たんぽぽ舎) 会 計 むとう有子(中野区議会議員) 新城せつこ(杉並区議会議員) 会計監査 門間ひでこ(羽村市議会議員) 吉野 信次(市民)
◯総会の閉会にあたって 武笠紀子さん
福島第一原発事故を経て、日本中で1機も動いていなかった原発が再稼働を始めました。 「原発はやめよう」という7割を越す国民の声を無視しての再稼働でした。 そして、九州連続大地震にも関わらず、唯一稼働中の鹿児島県の川内原発の稼働を止めません。原子力規制委員会は「この地震は川内原発に影響しない、止める必要はない。」との見解を示していますが、住民の生命と財産を守るためには、川内原発は止めて、伊方原発を再稼働させてはなりません。そのため に、 全国の反原発をめざすグループ・団体と力を合わせ行動していきます。 「反原発自治体議員・市民連盟」は6年目に入り、暮らしの足元から「エネルギー問題を解決しよう!」「原発を廃止しよう!」と、全国で連携して活動を続けています。 連盟結成を決めた時には、はるか先の目標であった「全原発稼働停止」が、福島第一原発事故を契機に実現し、5年後の今も、54機の原子炉のうち2機が動いているのみです。 長期に及ぶ原子炉の停止は老朽化を招くため、安倍政権は原子力規制委員会とマスコミを利用して世論を操作し、原発の再稼働と延命を目論んでいますが、私たち「反原発自治体議員・市民連盟」は、「福島を忘れない。」「原発電気さようなら」を合言葉に、全国各地で「反原発」を訴え、日本の原発が全て廃炉となることを目指して活動を続けていきます。
.. 2016年05月24日 09:20 No.1055002
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