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■--原発事故前の東電資料入手
++ 日テレNEWS23 (幼稚園生)…1回          

「津波対策は不可避」
|  「最大で高さ15.7メートル」の津波が来るという試算結果
|   (2016年3月10日)
└──── 

こちら

 福島第一原発事故の3年前に東京電力が「津波対策は不可避」などとする社内資料を作成していたことが分かった。
 日本テレビが入手した資料は「福島第一原子力発電所津波評価の概要」と題されたもので、2008年9月に福島第一原発で行われた会議で配布された。
 資料には、福島第一原発を襲う津波をコンピューターでシミュレーションした状況や、「最大で高さ15.7メートル」の津波が来るという試算結果などが記されている。また、「現状より大きな津波の高さを評価せざるを得ない。津波対策は不可避」という記述もあった。
 この会議の議事メモには、津波想定についての資料は「機微情報のため回収」、出席者の発言は「記載しない」などと書かれている。東京電力はこれまで、「これほど大きい津波が来るのは想定外だった」と説明している。

.. 2016年03月14日 08:17   No.1025001

++ 山本勇祐 (小学校中学年)…17回       
東電は事故の責任をとれ!汚染水止めろ!
 |  賠償値切るな!柏崎刈羽再稼働するな!
 |  3・11 5周年 東電本店前に510人が抗議に集まる?
 └──── (たんぽぽ舎会員)
                          
○3月11日 第30回東電本店「連続」合同抗議は、東京電力福島第一原発事故から5年の節目の日でもあり、汚染水も止められず、事故の責任をだれも取っていないことに怒りの510名の声が東電にぶつけられた。午後6:30−8:10 呼びかけは「経産省前テントひろば」「たんぽぽ舎」 賛同東電株主代表訴訟、ピースボート等123団体
集会は司会の渡辺さん 力のこもった「東電は事故の責任をとれ!汚染水止めろ!」のコールに五十嵐さんの迫力の和太鼓がコラボし始まった。主催者から渕上太郎さん(経産省前テントひろば)があいさつ
○この日は発言者も多く、
 鎌田慧さん(ルポライター)、井戸川克隆さん(前双葉町長)、落合恵子さん(作家)、鴨下祐也さん(福島原発告訴団・被告団長)、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)、園良太さん(核と被ばくをなくす世界社会フォーラム)、山口千春さん(原発いらない千葉)、火炎ビンてつさん ほか
○途中で、数団体から東電への抗議と要請書を読み上げ手交した。東電は不当にも門前でしかも警備員が受け取るという不誠実な態度だった。この扱いに参加者からまた抗議のコールが起こる。
○横須賀の「よろずピースバンド」の演奏と歌声、おなじみの「日本音楽協会」の歌声みんなと声を合わせて音楽で東電へ抗議
○6名の原発関係イベントなどの告知があり、(再稼働阻止全国ネットワークからは3・26 代々木へ、4・23(土)24(日)伊方へ)
○最後は恒例の柏崎刈羽バージョンのドンパン節締めくくり。柏崎刈羽原発再稼働するな?のコールが響く。
○この日は、この合同抗議30回目で510名というこれまでにない大勢の参加者だった。寒の戻りで非常寒かったにもかかわらずだ。(前日の300名と合わせて延べ810名)
それは(1)年も経ったのに東京電力の経営陣が誰一人として責任を取っていないこと。
(2)福島原発事故の原因が未だ明らかになっていない中で、九州電力川内原発が再稼働され関西電力高浜原発、次いで四国電力伊方原発など再稼働路線が規制委と安倍政権によって進められていることに反対の意思表示の場をこの抗議行動に求めたのだと思う。各発言者の怒りの叫びは心を打つものだった。
(3)大津地裁が高浜3.4号機の運転差し止めの画期的な仮処分決定(3.11の直前3月9日)したことも要因だろう。
いずれにしても司法裁判の闘いと共に、我々があらゆる場で再稼働反対、原発なくそうの声を上げ続けることが重要だと思いながら、寒いなか胸に熱いものを感じつつ帰路についた。
※2日間でカンパが約15万円集まりました。今回の行動の費用に充てさせていただきます。
なお、詳細は次回行動の第31回東電本店前抗議のときに報告します。ありがとうございました。


.. 2016年03月14日 09:03   No.1025002
++ 黒田節子 (幼稚園生)…2回       
.『原発をとめる・戦争をとめる』 (157頁)
 |  わたしたちの金曜行動+全国のさまざまなアクション+アジアの市民運動・ハンドブック
 |  編者:鎌田慧・広瀬隆・木幡ますみ・・たんぽぽ舎・「再稼働阻止全国ネットワーク」
 └──── 
  発行:梨の木舎 東京都千代田区神田神保町1-42日東ビル
          Tel.03-3291-8229

◆戦争NO!原発にNO!(全国92団体紹介)
 福島原発事故から5年、福島復興も事故の収束も、何も解決していません。見通しすらたっていません。
 また、昨年の安保法案(戦争法案)採決への強引な政府の対応。まさに怒り心頭。
 しかし、このひどさの中、声を上げることが必要だと痛感し、全国で運動がわき上がりました。
 この本はその立ち上がった市民運動を紹介し、北海道から沖縄まで、人々がつながっていく案内板になります。

 【略目次】
 電力自由化で原発に鉄槌を下す時機が到来した:広瀬隆
 核支配社会からの離脱を:鎌田慧
 ◎いま福島で
  危険極まりない所に住民を帰すわけにはいきません:木幡ますみ
  「5年目のフクシマ」の怒りと悲しみ:黒田節子
 地域と女が止める原発と戦争:野村保子
 民主主義はいまや国会の外にあります:上野千鶴子
 原発ご三家(東芝、三菱重工、日立)は同時に兵器産業の大手
柳田真・渡辺寿子
 ◎アジアの市民運動
  今、韓国社会で何が起きているのか―日韓両国の独裁政権への抵抗を
  呼びかける犠牲者たち:李泳采
  雨傘運動とその後の香港:倉田徹
  火力発電所はいらない!…ミャンマーの人々の声:田辺寿夫
  市民運動の新しい方向をひらこう:山田和秋
 ●わたしたちの金曜行動+全国のさまざまなアクショングループ一覧
 ●安保法制反対の決議をあげた地方議会一覧

☆各団体の頁は
 団体紹介と『こんなことやってきました』そして『これからやっていきたいこと』が載せられています。
 金曜行動をきっかけに、3・11以降の設立されたグループが多いのですが、各頁には怒りと思いと元気が溢れています。
 『これからやっていきたいこと』には勇気づけられます。

 ☆たんぽぽ舎で扱っています。
 定価:1600円+税=1728円(送料はたんぽぽ舎が負担します)
先払いでお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
誌代をお振り込み後に、必ずメール nonukes@tanpoposya.net か
 FAX 03-3238-0797 で、発送先住所、電話番号、フルネーム、
 『原発をとめる・戦争をとめる』冊数と送料、お振り込み日時を
 お知らせ下さい。
  (郵便局からの振込通知がたんぽぽ舎に届くまで5日ほどかかるため)



.. 2016年03月14日 09:20   No.1025003
++ 渡辺秀之 (高校生)…66回       
東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
 |  柏崎刈羽原発再稼働するな!放射能汚染水止めろ!
 |  第30回3/10(木)・11(金)東電本店「連続」合同抗議の報告
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

1.3月10日(木)−Part1の報告
○3/10(木)午後5時30分〜6時20分、再稼働阻止全国ネット主催の「川内原発を即刻停止せよ!!免震重要棟撤回を許さない!!」九州電力東京支社抗議行動(有楽町電気ビル前:JR有楽町駅日比谷口すぐ)が行われた。参加者は約100人。
○引き続き、午後6時30分から、東京電力本店前で「東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!柏崎刈羽原発再稼働するな!放射能汚染水止めろ!のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、123の賛同団体と共に、第30回東電本店「連続」合同抗議(Part1)が行われた。参加者は約300人。
○3月11日は、東電福島原発事故が始まって、丸5年です。原発事故は終わっていません。現在も、大量の放射性物質を、大気中、大地、海洋にまき散らしています。
 川内原発に続き、高浜原発が国民の反対を押し切り、再稼働しました。九州電力や関西電力が無責任に原発を再稼働しているのは、「事故を起こしても、東京電力のよう責任を取らないで済む」と考えているからです。東京電力の責任逃れを許さず、原発事故責任をきちんと取らせなければなりません。
○オープニングに大きな和太鼓が、鳴り響く。東電への抗議アピール、抗議コールと申し入れ行動、音楽での抗議、カンパ行動をはさんで10人の多彩なスピーチが行われた。
・抗議スピーチ:発言順(敬称略)
 鴨下祐也(元福島高等工業専門学校勤務)、吉岡達也(ピースボート)、Foe(Friends of the Earth)のドイツ理事長、古川よし子(富岡町)、松元成一(鹿児島反原発連合)、学生ハンストグループ(4名)、浅野健一(同志社大学教授、地位係争中、元共同通信記者)、森下美歩(世界ヒバク者展代表)、吉田明子(Foeジャパン)、相馬正男(横須賀原子力空母)
・申し入れ行動:3団体(反原発自治体議員・市民連盟、グリーンズ千葉、千葉西部ネット)東電側の申し入れ行動担当は、警備員であるという非常識な対応。
・音楽での抗議:演奏順(敬称略)
 和太鼓の演奏(五十嵐 努)、ギター演奏(どんぐり)、日本音楽協議会(3曲)その後、経産省前テントひろばなど3団体から、アピール、関連イベント告知があった。
 恒例のドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌い、最後に、和太鼓の演奏で抗議行動を締めくくり、午後8時15分に終了。また、カンパが約74,000円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。


.. 2016年03月15日 08:05   No.1025004
++ 渡辺秀之 (高校生)…67回       
2.3月11日(木)−Part2の報告
○前日に引き続き、午後6時30分から、東京電力本店前で第30回東電本店「連続」合同抗議(Part2)が行われた。参加者は約510人。
○まず、オープニングに大きな和太鼓が、鳴り響く。冒頭、本抗議の主催者である「経産省前テント広場」の淵上太郎共同代表から、本抗議の趣旨説明があった。続いて、東電への抗議アピール、抗議コールと申し入れ行動、音楽での抗議、カンパ行動をはさんで9人の多彩なスピーチが行われた。
・抗議スピーチ:発言順(敬称略)
 鎌田 慧(ルポライター)、井戸川克隆(前双葉町長)、落合恵子(作家)、
 山崎久隆 (たんぽぽ舎)、けしば誠一 (反原発自治体議員・市民連盟)、
 佐藤和良(福島原発告訴団・副団長)、火炎瓶テツ (反原発活動家)、
 山口千春(原発さよなら千葉)、
 園 良太 (核と被ばくをなくす世界社会フォーラム)
・申し入れ行動:3団体(たんぽぽ舎、市民自治をめざす1000人の会、ピースサイクル)本日の東電側の申し入れ行動担当も、警備員であるという非常識な対応。
・音楽での抗議:演奏順(敬称略)
 よろずピースバンドの演奏(3曲)、日本音楽協議会(3曲)
その後、「脱被ばく実現ネット」、「再稼働阻止全国ネットワーク」、「たんぽぽ舎」など6団体から、アピール、関連イベント告知があった。
 最後に、恒例のドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌って抗議行動を締めくくり、午後8時20分に終了。また、カンパが約72,000円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。

○第30回東電本店合同抗議は、福島事故が始まって丸5年に当たり、特別版としてはじめて3/10、3/11の連続抗議を計画しました。寒さが厳しい中にも拘わらず、両日合わせて約810人もの多くの参加者が集い、東京電力への抗議行動を実施することができました。
この理由は、少なくとも以下の点が挙げられます。
・東電福島原発事故が5年経っても、事故原因解明、事故収束が不透明であること。
・原発事故を引き起こした東京電力経営幹部が、責任を認めていないこと。
・東京電力の「メルトダウン判定」手順書の5年後の開示という不誠実な対応、
 情報隠しへの怒り。
・九州電力や関西電力が、無責任に原発を再稼働していることへの国民の怒り。
・政府・東電による原発事故被害者への強制帰還等の棄民政策。住宅保証の2017年3月打ち切り案。
・大津地裁の高浜3,4号機の運転差止めの画期的な仮処分決定。
 今後も、司法裁判の闘いとも連帯しながら、私たちが反原発・脱原発の抗議の声を挙げ続けること大切です。慌てず、焦らず、諦めず。私たちは、「福島」を忘れない。原発事故被害者の「切り捨て」を許さない。
 最後に、本抗議行動をトラブルもなく実施できましたのも、参加の皆様のご協力のおかげです。ここに、感謝の意を表します。

◆次回の東電本店合同抗議は、以下の要領で行います。
第31回 東電本店合同抗議 (定例:毎月第1水曜日)
 日時:2016年4月6日(木)18:30より19:30
 場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
    JR新橋駅(日比谷口)・地下鉄新橋駅徒歩5分、
    地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
 是非東電本店に集まり、東電の責任を追及する抗議の声を挙げましょう。
 引き続き賛同団体を募集中!
◆詳細情報や写真は、たんぽぽ舎新HPでごらん下さい。
 新HP こちら



.. 2016年03月15日 08:19   No.1025005
++ 長友くに (幼稚園生)…2回       
関電・高浜4号炉の緊急停止は、もっと重く考えねばならない
 |  緊急停止、何が原因だったのか
 └────  (「脱原発グリーンパレードinはだのを歩く会」
  神奈川県)

1.3月10日の投稿
 たんぽぽ舎御中 いつも情報ありがとうございます。
 高浜4号炉の緊急停止、何が原因だったのでしょうか?
 2月29日、発送電を始めるというあの時、どういうわけかテレビカメラが入っていました。あの映像を繰り返し流してみる、というのはいかがでしょうか?
 きっと再稼働の宣伝をするためにテレビを入れていたのだと思いますが、スイッチを入れたとたんに警報が鳴り響き、20〜30人もいたと思われる所員の方々は茫然と立ちすくむばかりでした。「緊急事態発生!コントロールパネル点検!」とかなんとか指令を出す人もいず、「あ〜らら、やっちゃった」という感じで口あんぐり。
 こういう人々が原発を動かしていたんだ、きっと福島の事故の時もこうだったんだろうな、と思いました。日本人に原子力は無理です。
 全原発廃炉
 一時も早く成し遂げなければ、と思います。

2.3月12日の投稿
 昨日、「高浜4号機の2月29日緊急停止の状況を写した映像を繰り返し報道して原発廃止への道をつけていかねばならない」という投稿をしたのですが、所員の方々にとって厳しすぎるかな、と反省しました。
 でもことは原発事故なのです。2月20日に34リットルもの一次冷却水漏れがあったことを軽く見た関電の責任は重大です。
 たとえば飛行機でその10分の1、いやほんのにじむぐらいでも水や燃料漏れがあったら飛ばすことはできません。人命にかかわるからです。
 ましてや原発は、いったん過酷事故が起きてしまえば、人類滅亡にもつながりかねない重大事になってしまいます。そんな危険な機械を動かす人々は、どんなに慎重にしてもし足りないぐらいの、重い責任を負っているのではないでしょうか?ことを簡単に考えてもらっては困ります。
 今回の関電の緊急停止は、もっと重く考えねばならないと思います。


.. 2016年03月15日 08:28   No.1025006
++ メイジャー少佐 (小学校低学年)…6回       
原発一揆 警戒区域で闘い続ける”ベコ屋“の記録
 |  福島県浪江町「希望の牧場」の記録 心折れそうな人に読んで欲しい
 |  ISBN 978-4-904209-22-6 (警戒区域=現在は帰還困難区域)
 └──── (ペンネーム)

  被ばくした牛たちを生かし続けることに意味はあるのか?自問しながらも闘い続ける希望の牧場。支援する人、非難する人、妨害する人。それは被災者の中にも行政の中にもいる。
 母牛と交通事故にあい希望の牧場に保護された仔牛【ふくちゃん】。わずか半年で虹の橋をわたっていった【ふくちゃん】。あの子が他のたくさんの牛たちの命を救ってくれた。
 <以下は本書より抜粋>
  「家畜でもなければペットでもない。それじゃ、動物園の動物なのか?
  違うよね。でも、おれにもわからないんだよ。被ばくした牛の生きる意味がーー
  そのことは、みんなにも正直に問わなければならない」
            (希望の牧場・ふくしま)プロジェクト代表・吉沢正巳


.. 2016年03月15日 08:34   No.1025007
++ 柳田 真 (平社員)…131回       
東京電力福島第一原発事故の被害者の切り捨てと
 |  今強行されている原発の再稼働は本当に固く結びついている
 |  「避難の権利」を求める全国避難者の会の宇野朗子さんの発言の紹介
 └──── (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)

○ 「3・26代々木公園―福島原発事故から5周年大集会」の開催主旨と企画概要を発表する記者会見が3月9日開かれた。4人の発言者のうち2人の発言が社会新報3月16日号に紹介されている。それを紹介します。
 ・藤原泰成さん(さようなら原発1000万人アクション・原水禁事務局長)
    −「福島を見れば日本の政権のありようが分かる」
 ・宇野朗子さん (避難の権利を求める全国避難者の会)
    −「(東京電力福島第一原発事故)被害者の切り捨てと今強行されている原発の再稼働は本当に固く結びついている」

○ 2人の発言に全く同感だ。たんぽぽ舎も「経産省前テントひろば」など123の賛同団体と共に、3月10日(木)300人、11日(金)510人、両方で810人の参加(カンパ15万円弱)で東電本店前合同抗議集会を成功させたが、その集会に参加した多くの人の演説もお2人の発言と同じ主旨が多かった。

○ 東京電力が引き起こした原発4基の大惨事という世界史に残る、大事故・福島第一原発事故から5年。
 福島第一原発事故被害者に連帯し、支援し、自主避難者に対する住宅無償提供切り捨てなどを許さない活動と第2、第3の原発事故を準備する原発再稼働を何としても阻止する、この2つの目標に向かって全力を注ぎたい。
 両者の深い関連をキチンと捉えて表現(発言)された宇野さんの発言に賛同し、今後の活動を多くの皆さんと共同・協力して前進させたい。



.. 2016年03月16日 08:03   No.1025008
++ 木村雅英 (平社員)…135回       
川内原発1、2号機をただちに止めろ
 |  免震重要棟を建設できていないことが分かりながら再稼働を容認した規制委員会
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その86
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

  「その80(1月23日)」でも述べたが、川内原発の免震重要棟建築問題は不可思議だ。
 3月8日の「規制委院内ヒアリング」と3月10日の九電申入れ行動(質疑)で判明した事実を次に列記する。
・現在川内1、2号機が稼働しているが、これは九電が言う「代替緊急時対策所」(約170平方m)を備えての稼働で、規制委も九電もこの「代替緊急時対策所」が「新規制基準」を満たしているという。
・しかしながら、2014年9月に規制委が出した設置変更許可認可の「審査書」には、「免震重要棟」が3回、「緊急時対策所(免震重要棟内)」が37回も記述されており、「緊急時対策所(免震重要棟内)」の設置が認可の条件になっていた。
・但し、この「緊急時対策所(免震重要棟内)」は、いわゆる「5年猶予」規定とは全く別問題であり、2016年3月に設置される予定であった(規制庁も九電も確認)。
・ところが、免震重要棟の建設予定地は造成できているが、そこには何も建っていない。
・九電の説明によれば、免震棟は安全の為に必要だと検討してきたがハードルが高い。免震棟をつくる設計が難しく、研究データを集めて試験をしないといけないので着工までに今からでも2〜3年かかり、建築には最低4〜5年かかる。既に四国電力が設置した免震重要棟も「新規制基準」を満たしていない。
 問題は、2015年8月の1号機稼働時、10月の2号機稼働時には、免震重要棟建築予定地は造成済であっても全く建築に着工していなかったことを原子力規制委員会も分かっていたにも拘らず、原子力規制委員会は両原発の稼働を容認したことにある。現に、九電に対して、免震重要棟建築が困難であることが分かってきていながら再稼働したことを責めたら、確定できたのが見直し申請時の2015年12月だとしか答えられなかった。
 今も、原子力規制委員会から差し戻された設置変更の見直しについて、九電は取りまとめ中で時期は見えないそうだ。
 3.11後5年を迎え、福島第一原発事故の緊急対応において免震重要棟が無かったら、事故はもっとひどい状態(例えば、近藤駿介内閣府原子力委員長(当時)が書いた「最悪シナリオ」では170km圏で強制移住)になったことは、国民誰もが再認識しているはすだ。
 関西電力はじめ他の電力会社も免震重要棟設置を免れようとしている状況を見れば、この免震重要棟無しの川内原発再稼働は、規制委と九電との密約で実行されたとしか考えられない。
 大津地裁の高浜稼働差し止め仮処分決定が出て、「新規制基準及び本件各原発に係る設置変更許可が、直ちに公共の安寧の基礎となると考えることをためらわざるを得ない」と指摘された今、原子力規制委員会は、川内原発2基を直ちに止めるべきだし、総ての原発の審査をやり直すべきだ。



.. 2016年03月16日 08:15   No.1025009


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