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■--事実上のミサイルと軍事衛星を発射
++ 木原壯林 (小学校高学年)…22回          

(若狭の原発を考える会)

皆様
 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、今日また、事実上のミサイル(三菱重工製)、事実上の軍事衛星を種子島で打ち上げました。
 ロケット打ち上げは、原発再稼働とともに、戦争できる国づくりの一環でもあります。深く考えましょう。


.. 2016年02月18日 08:09   No.1016001

++ 多名賀哲也 (幼稚園生)…2回       
.【視点・論点】再稼働のための避難訓練は要らない!
 |  避難訓練は肝心の2つの点に目をつぶっています
 |  本当に被曝せずに逃げられるのか?
 |  仮に逃げられても戻ってこられるのか?
 └──── 〔命のネットワーク・(石川県)〕

  昨年11月8〜9日に行われた伊方原発原子力防災訓練に対し、8日の早朝から愛媛県庁前で愛媛県職員労働組合(宇都宮委員長)など30名が抗議行動を行い、「伊方原発再稼働阻止」「再稼働のための避難訓練反対」をアピールしました。
 その中で宇都宮委員長は、「10月26日に中村県知事は再稼動に同意しており、組合として30日に再稼働をやめて廃炉に、と申し入れている。原子力災害業務は、従事する労働者の安全が確保できないことは明らかであり、福島では原発労働者、消防、警察、自治体労働者が被曝している。住民も労働者も被曝させてはいけない」と訴えています。
 私たち命のネットは3.11フクシマではなく、99年の東海村JCO臨界事故を契機に結成されました。この時、東海村職員は1キロ圏住民の避難呼びかけに中性子線が飛ぶ中を無防備で走り回り、住民ももちろん被曝。ヨウ素材は配布されず、放射性ヨウ素の放出も隠されました。その教訓から、志賀原発訴訟に加え、30キロ圏住民で結成されたのです。
 各地の避難訓練は肝心の2つの点に目をつぶっています。本当に被曝せずに逃げられるのか?仮に逃げられても戻ってこられるのか?
 3.11の現実に目をつぶった防災訓練は何のために行われるのか―いつまでも知らぬふりを続けるなら、住民と自治体は主権者どころか、「被曝もするし金も出す」お上の奴隷=官奴と言われても仕方がないでしょう。
 また、愛媛県職労委員長が訴えているのは、もう一つの原点=「原発は決死隊なしには動かせない」ということです。その覚悟なしに国と電力会社は原発を動かしてきたのです。原子力災害業務に従事することを想定されている全ての当該の人々、とくに自治労や交通運輸の仲間たちが声を上げるときです。沈黙は、「決死隊」を甘受することです。
 (「命のネット通信」No43 2016.2.5
  発行:「命のネットワーク」より許可を得て転載)


.. 2016年02月18日 08:18   No.1016002
++ 柳田 真 (大学院生)…122回       
電力会社抗議・申し入れが重要で必要な時期
 |  原発を経営しているのは電力会社。政府・官邸攻めだけでは足りない
 |  関西電力(高浜)、四国電力(伊方)、東京電力(柏崎刈羽)、九州電力(川内)
 |  原発電気さよなら、電力会社との契約やめられる時代
 |  4月1日から電力小売完全自由化へ、原発でない新電力会社を選ぼう
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

1.関西電力東京支社抗議 高浜原発4号機再稼働するな!
 日時:2月26日(金)18時より19時 主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
 場所:関西電力東京支社・富国生命ビル前(地下鉄内幸町駅A7出口すぐ)
 ※定例行動は、毎月第1水曜17:30より18:20です。
※たんぽぽ舎呼びかけの関西電力東京支社抗議行動は、
 毎週金曜17:30より17:45。終了後、金曜官邸前抗議行動に参加します。

2.四国電力東京支社抗議 伊方原発3号機再稼働反対!
 日時:3月16日(水)18時より19時 主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
場所:四国電力東京支社・東京銀行協会ビル前(地下鉄大手町駅D4出口すぐ)
※定例行動は、毎月第3水曜18時より19時です。

3.東京電力本店合同抗議 柏崎刈羽原発再稼働反対!
 日時:3月10日(木)、11日(金)18時30分より20時 連続行動
 場所:東京電力本店前(JR新橋駅より徒歩5分)
 呼びかけ:「経産省前テントひろば」、「たんぽぽ舎」、賛同123団体
※定例行動は、毎月第1水曜18時30分より19時30分です。
4月は、6日(水)です。

4.九州電力東京支社抗議 川内原発運転中止せよ
  免震重要棟建設中止は約束違反だ!
 日時:3月10日(木)17:30より18:20 終了後、東京電力本店合同抗議に合流
場所:九州電力東京支社・
   有楽町駅前電気ビルヂング前(JR有楽町駅日比谷口前)
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」


.. 2016年02月19日 08:00   No.1016003
++ 春橋哲史 (小学校中学年)…11回       
福島第一原発で新たに予定されている廃棄物の発生抑制・減量対策
 
東電が1月26日に、フクイチで使用した作業服を洗濯する計画を原子力規制庁に提出しました。概要は
1 洗濯する作業服は、線量の低い場所で使う専用のものとする。
2 作業服は使用後に線量を計測し、一定以上の線量が確認されれば破棄する。
3 線量の基準を満たしている作業服は福島第二原発に輸送し、専用ランドリーで洗濯する。
4 洗濯で発生する廃液は、制限する法令がない為、一般家庭の廃液と同じように排水する。
5 洗濯後の作業服は1着ずつ線量を確認し、専用の袋に入れてフクイチの入退域管理棟・休憩室等に配備する。
 というものです。
 フクイチにも洗濯設備は有りましたが、地震で破壊されました。
 福島第二には5台の洗濯機があり、内3台をフクイチ用として割り当て、日量約1.5tの洗濯容量を確保しているそうです。
 東電が提出した計画を、規制庁がいつ認可するか分かりませんが、タイベックと呼ばれる使用済み防護服は日々発生し続けていますから、使い捨てを続ければ、敷地内の保管容量が限界を迎えます。
 重要な事なのに、国は、東電に任せっぱなしです。洗濯設備も直せないのに、これでも日本は、世界の主要国なのでしょうか?
 洗濯で発生する廃液を一般家庭と同様に排水するという計画も、東電と規制庁だけで決めて良いのでしょうか?放射性物質の量はリッター当たりでは微々たる量かも知れませんが、洗濯し続ける限りは、発生するものです。国権の最高機関である国会で審議しなくて良いのでしょうか?
 又、フクイチ敷地内に建設された雑固体廃棄物焼却設備は、8日・月曜から暖気運転が開始されました。10日・水曜日から、実際の廃棄物・汚染物、約4トンを焼却して、放射性物質の除去性能等を確認する予定です。問題が無ければ、3月から本格稼働されます。
 この焼却設備は、日量約1.4トンの焼却能力があり、バグフィルター・ヘパフィルター付きで、放射性物質を100万分の1まで減らして排気できるそうです。
 とは言え、放射性物質がゼロになる訳ではありませんし、フィルターの性能も劣化していくでしょう。高濃度に圧縮された焼却灰も厳重な管理の下で保管しなければなりません。
 廃棄されたタイベックや装備品の保管量は、昨年1月の一か月間だけで約2000立方メートル増加しました。東電は、1月下旬に、新たな保管容量を約1万立方メートル確保しましたが、これではいたちごっこで、切りがありません。
 汚染水用タンクの設置も含めて、フクイチの廃棄物対策は待ったなしです。昨年末から、テンポが早くなってきました。
 この文章は、2月5日の金曜行動・希望のエリアで代読して貰った文章に最新の情報を踏まえて加筆・訂正したものです。意見に関わる箇所は私の個人的見解であることをお断りしておきます。



.. 2016年02月19日 08:08   No.1016004
++ 柳田真 (課長)…155回       
原発電気はイヤだ、やめたい、の声
 |  市民の多くの気持ちだ 国民の6〜7割が原発反対だ
 |  市民が選択権(拒否権)をもつ。カギは運動者の姿勢と方針だ。
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネット)

・2月18日、電力自由化の勉強会(第5回)が開かれた。議題は新電力会社の電源構成のアンケート調査報 告。
 羽村市市議の門間淑子さんと助言者の明治学院大学の熊本一規さんが報告。柳田も1月末のたんぽぽ舎のメルマガにのせた5点のメモを紹介した。
 資料はアンケート報告3枚、柳田メモ1枚。3人による1時間の報告のあと、約1時間の質疑応答。
 10数人から活発な質疑が出て、9時をオーバーして終わった。
    (当日の内容はユープラン(UPLAN)にアップされます。)

・学習会終了の後も、あちこちで参加者が残って話が続いた。柳田のところにも女性がみえて、熱心に話す。「どうしても原発電気をやめたいです」「放射能はいやです」「原発電気を止めるにはどこの新電力会社がいいですか?」「柳田さんはどう思われますか?」真剣な、必死なまなざしでの質問であった。
・当日のアンケート報告は電力小売り自由化の37社の回答が中心であった。情報公開の姿勢が各社とも弱く、アンケートに答えたのは7社。あとは門間さんの所属する反原発自治体議員・市民連盟(略称・連盟)の仲間たちが新電力会社へじかに電話して調べた内容を追加してできたもの。いわば、中間報告。
 門間さんは今後、皆の意見を出してもらって必要な調査項目を追加して第2次アンケート調査を実施したい、と述べた。
・4月1日を過ぎた後でも、いつでも原発電気でない新会社と契約すれば、原発電気から「さよなら」できるので、急がなくてもいい、慌てなくてもいい、が基本だが同時に活動者たちの問題点もはっきり出た会合であった。
 原発電気はイヤだ、やめたいという圧倒的な市民の声があり、かつ電力自由化で各人一人ひとりが選択権(拒否権)をもつ時期なのに反原発活動家がこれに有効に対応できているとは言い難いというのが現状であり、その姿勢が問われていると思う。
 チャンスを活用しない…のでは巨大な原発推進勢力に太刀打ちできない。反原発活動家、電気に詳しい人は、今「問われている」。方針を出すべきだ。具体的に・行動的に。

.. 2016年02月22日 08:05   No.1016005
++ 木村雅英 (平社員)…132回       
川内原発審査のずさんさを自ら証明した原子力規制委員会の
 |  「異議申立棄却」
 |  石橋克彦さんが怒りの規制委員会糾弾
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その84
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

  2014年9月10日に原子力規制委員会が決定した川内原発の設置変更許可審査書に対して、同年11月7日に全国各地の住民約1500人が行政不服審査法にもとづき規制委に対して異議を申し立てた(再稼働阻止全国ネットワークも参加)。
 そして、既に1号機も2号機も稼働してしまった後の2015年12月11日に規制委が非公開の会議で異議申立棄却を決定した。
 異議申立人の一人であり意見陳述した石橋克彦さん(神戸大学名誉教授、地震学)が岩波書店「科学2月号」≪川内原発審査の杜撰(ずさん)さを自ら証明した原子力規制委員会の「異議申立て棄却」≫で、この決定を「独善的でおざなりなもの」と厳しく糾弾しているので紹介する。

1 決定書の全般的な問題点

a 再稼働を優先させ、異議申立てを軽視
 「たとえ異議申立てを棄却する場合でも、速やかに審理・決定して国民への説明責任を果たし、しかるのちに工事計画や保安規定変更の審査にはいるべきであった。」
b 偏狭な「異議申立適格」の認定
 関東・中部・関西地方などに居住している申立人は異議申立適格を認めることはできないとした(最終判断は留保)が、行政不服審査法第1条の「行政の適正な運営を確保することを目的とする」を引用せず、誠実でなく責任感の欠落だ。
c 非公開だった審理および決定
 審理は非公開で議事録も公開しないことは、公正中立を損ない、原発安全規制に対する国民の不信感を助長するものである。


.. 2016年02月22日 09:13   No.1016006
++ 木村雅英 (平社員)…133回       
2 実証された基準地震動策定の手抜き

 決定は「申立人らの主張には理由がない」としたが、「検討用地震の複数選定」に違反している可能性が高い、基準地震動策定を不十分にしかねない重大な瑕疵である。
a 検討用地震選定手法の致命的欠陥
 九電に対して「M9クラスの南海トラフ巨大地震や川内原発に近接したスラブ内地震が川内原発敷地に震度5弱以上の揺れをもたらすはずだから、検討用地震に加えたうえで説明をやり直」させるべきなのにそうしなかった。
b スラブ内地震も考慮すべきこと
 「2015年5月30日に小笠原諸島西方沖の深さ682kmでM8.1の巨大スラブ内地震が起きて世界の地震研究者を驚かせたように、私たちの貧弱な常識を覆すのが大自然である。謙虚な理性で入念な検討を促すことこそが審査の使命である。」
c 福島原発事故以前の「虎の巻」
 九電の「虎の巻」、(社)日本電気協会原子力規格委員会が編集した「原子力発電所耐震設計技術指針」(2008年)は、過去の地震の検討だけでよいかのようにしてしまった。新規制基準のもとでの原発の耐震安全性の審査は、福島原発事故の教訓を踏まえて厳格で高度になったように言われるが、それは「真っ赤な嘘」と言ってもよい。
d 決定書の虚言
 「基準地震動の評価における不備について」の異議申立に関して、決定書はまったく新事実を示していない。単に、異議申立人らに批判されたことをくり返して、それでも「審査や判断過程に違法又は不当な点はない」と言っているにすぎない。
 決定書は、無邪気といえば無邪気だが、原子力規制委員会が知的作業をほとんどできない状態に落ち込んでいることを示しているようでもある。
 決定書は全く信用できない。ノラリクラリと言い逃れようとする原子力規制委員会の姿勢は、日本の原子力安全行政の唯一最高の組織としてあるまじきものであり、断固として糾弾されなければならない。川内原発の新規制基準適合審査がずさんだったことは、ほかならぬ原子力規制委員会によって証明された。


.. 2016年02月22日 09:24   No.1016007
++ 山崎久隆 (社長)…586回       
高浜原発4号1次系冷却水漏れ 漏えいは非常用システムからか?
 |  化学体積制御系で冷却材漏れ 関電は再起動操作を延期した
 |  これほど重要な系統からの漏えいだということが記事を読んで
 |  いても伝わってこない
 └──── (たんぽぽ舎)

◎ 各社報道によると高浜原発4号機で20日午後3時40分頃に水漏れ警報が発報し、現場確認をしたところ放射性物質を含む1次系冷却水が漏れていたという。
ところが「どこで」「いつから」という情報がは極めて不十分な報道だった。
 この結果、関電は再起動操作を延期した。21日に制御棒を引き抜く予定を変更したという。制御棒駆動系統は今回事故を起こした部分に近いと考えられる。
 新聞各紙は「どこから」という点について詳しくは書いていない。
◎ 毎日新聞は「原子炉補助建屋で出力調整用のホウ素の濃度を調節する設備から」というヒントを書いている。
 この系統は「化学体積制御系」という、原発には珍しい「常用と非常用を兼ねるポンプ配管系統」だ。本当は「炉内環境・冷却剤体積」というべきところだ。
 目的は下記の原子力事典ATOMICAの記事にあるとおり「ホウ酸水及び一次冷却材充填系統」である。原子炉後備停止系であり冷却材補充系統であり、さらに一次冷却材ポンプの回転軸部分からの冷却剤漏えいを防止するための軸封水という重大な役割も持っているのである。
 配管の損傷が起きれば即、一次冷却材喪失事故につながるし、ホウ酸水を投入する局面というのは通常運転時以外ならば緊急時、つまり原発の停止に失敗した場合(これをATWSという)の重大事故時である。
 また、通常運転時は一次冷却材ポンプ軸封部からの漏えい防止のために高圧軸封水を送っているので、これが止まると自動的に一次冷却材喪失事故になるわけだ。
 これほど重要な系統からの漏えいだということが、記事を読んでいても伝わってこない。

◎【参考】原子力事典ATOMICAより
    「化学体積制御系 かがくたいせきせいぎょけい」
     Chemical and Volume Control System.
 加圧水炉において、化学体積制御設備(化学体積制御系)は、一次冷却材の一部を一次冷却材低温側配管から抽出し、充てんラインを経て、他の一次冷却材低温側配管に戻す回路を構成する。
 再生熱交換器、体積制御タンク、ホウ酸タンクなどの機器、配管、弁類等から構成され、一次冷却設備に対して、(1)一次冷却材保有量を適正に調整する。(2)反応度制御のため、一次冷却材中のホウ素濃度を調整する。(3)一次冷却材中の核分裂生成物、腐食生成物等の不純物を除去し、一次冷却材としての水質を維持する。(4)一次冷却材中に腐食抑制剤を添加し、その濃度を適正に保つ。(5)一次冷却材ポンプの軸封水を供給する。などの機能を有する。


.. 2016年02月23日 07:51   No.1016008
++ 柳田 真 (大学院生)…123回       
アメーバデモに参加・高浜4号再稼働に反対して
 |  混成隊の人々が協力。原発やめようの熱意で
 |  2月20日(土)・21日(日)大型バスで現地と連帯活動
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

◎2月20日(土)・21日(日)、30人程で大型バスで、福井県にある関西電力高浜原発4号機の再稼働に反対する連帯行動に参加しました。主催は、「再稼働阻止全国ネットワーク」(たんぽぽ舎気付)。参加者は、1月に行ったバスのメンバーと大幅に入れ替わり、初めての人も多く多様・多彩な人々でした。

◎20日(土)は、午後4時から集会と高浜原発へ向かってのデモ行進。小雨の中、簡単な出発前の集会、高浜原発より奥にある1.7kmのお寺の横にある駐車場で。地元福井県・関西(京都、大阪など)に首都圏部隊が合流。警官隊がズラリとデモ隊につくという警備でデモが出発。坂道を1700m登る。高浜原発ゲート前は、鉄柵・バリケードで2重・3重に固められている。高浜原発再稼働反対のコールがひびく。
 翌日の朝刊をみたら、高浜原発4号機から放射能汚染水が漏れていた。ちょうど私たちのデモの時間と知り、驚く。デモ隊はみんな微量ながらもヒバクした!!
 そのあと、会議室で明日のアメーバデモの打ち合わせ、夕食会。

◎21日(日)はアメーバデモ。大半の人が初めての経験なのでハリ切る。アメーバデモとは、数人グループに分かれて、若狭地区(高浜町、大飯町)を隅から隅まで旗指し物、鳴りもの、メガホンを持って、チラシを各戸配布しながら全戸を徒歩で歩いて、原発廃止を訴えるミニデモ。
 東京と関西を7つの班に分け、地元の人が道案内役で、東京勢が各班1名白い防護服を着て、音楽とアピールをしながら、高浜町内を歩いて訴えた。混成部隊ながら、高浜原発止めようの志気高く。約3時間町内を歩く、「たびたびごくろうさん」の声を一度ならず、二度、三度、町の人から聞いた。昨年1月の時と大きくちがう。(好意的反応)
 みんなおおいに意気が上がり、関西勢に見送られて帰途のバス(貸し切り)に乗った。
※当日の映像中心の報告あり。  こちら 


.. 2016年02月23日 07:56   No.1016009
++ 冨塚元夫 (大学生)…81回       
2/15(月)「スペースたんぽぽ」学習会
 |  「東電取締役(27名)首を洗って待ってなさい−
 |  ここまで来た東電株主代表訴訟」に参加して
 |  「東電は責任を取れ」連続講座第19回
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 2月15日(月)、木村結さんより上記タイトルのお話を聞きました。
 “福島原発告訴団の刑事訴訟で市民(検察審査会)が明らかにした新事実が、こちらの民事訴訟でも有力な証拠になります”
 東電株主代表訴訟は2月4日に第23回口頭弁論を行いました。2012年6月14日の第1回口頭弁論以来、3年8か月たちました。福島原発告訴団の刑事訴訟と手を携えて進めて来たこの民事訴訟は、東電旧取締役を確実に追い詰めており、新しい証拠を数多く含む原告の主張は、全国各地で争われている原発被害者集団訴訟にも役立つものです。
◎ 原告側が新事実をふくむ、これまでの主張を整理してまとめた時系列表に、裁判所が興味を示し、被告代理人もそこに書き込むよう要請したのですが、東電の提出を待っていたら遅くなると判断したのか、裁判所が東電の主張を書き込むと言う異例の措置を行いました。この表で、東電がはぐらかしている箇所が空欄になり、一目瞭然となりました。裁判所は、一つ一つに認否をし、拒否の理由は準備書面を提出するよう釘を刺したのです。
◎ 東電旧幹部が文科省地震調査研究推進本部の長期評価をふまえた耐震バックチェックを検討し、10メートルの防潮堤という具体的な津波対策を2008年に一旦決定したが、経済性を優先し対策を6年も先送りした(方針転換した)結果過酷事故を招いた、と原告は主張しています。これが起訴相当の決め手になった検察審査会が明らかにした事実です。政府事故調も検察当局も知っていながら隠してきたことです。
 これに対し、東電側は次回の裁判で「社として決定していないから方針転換ではない」という主張を文書で行うと言っています。どのように言い逃れをするか注目しましょう。
◎ 次回、第24回口頭弁論は3月24日(木)です。多くの方が傍聴されて東電旧幹部を一緒に追い詰めてほしいと思います。
 東電旧幹部に責任を取らせる(総額5.5兆円を払わせる)ことが、原発再稼働の危険性を顧みない九電・四電・関電の幹部にも反省を迫ることになると思います。


.. 2016年02月25日 08:03   No.1016010


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