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甘利経済再生相パーティー券、電力9社覆面購入 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
このところ連日、甘利さんの問題がメディアを賑わしていますが、甘利さんに関連した広瀬隆さんのメルマガ記事―を読みましたか? 大切なことなので、要約してみます。
○2014年1月27日朝日新聞の1面トップの見出し 「甘利経済再生相パーティー券、電力9社覆面購入」 ○概略 ・甘利氏が経済産業相になった2006年以降、パーティー券を電力会社は事業規模に応じて分担購入していた。 ・負担額が1割以下の電力会社幹部は「年間100万円ほど買ったこともある」と証言。分担割合から算出すると総額で1000万円ほど購入した年もあったそうだ。 (東電は2011年の福島第一原発事故以後にやめたが、他の8社は購入を続けてきたという) このやり方が凄い! ・パーティー券を分担して購入すれば、資金源は分からない。 政治資金規正法:パーティー券を買った人や献金した人の氏名や住所を収支報告書に書くことを義務付けている。しかし、パーティー1回あたりの購入額が20万円以下、年間献金額が5万円以下なら記載する義務なし。 各社の1回あたりの購入額を報告義務のない20万円以下に抑えていたというのだ。 →政治資金規正法の抜け道を利用した「献金」 →この原資は電気料金 ○東電に「見込まれた」甘利氏 東電は国会議員ごとに原発政策への影響力や協力度を査定、甘利氏は最重要視された1人で購入額はトップクラスだったという。
☆=甘利氏、もう一つ!=平成の「徳政令事件」 ・2007年、電力12社のトラブル隠しやデータ改竄が相次いで発覚。経済産業省はうち50事案を悪質な法令違反と認定。にもかかわらず、電力会社の経営者の責任を厳しく問わなかった。経産省内で「平成の徳政令」と呼ばれた事件、 当時は第一次安倍内閣、経済産業相は甘利明氏 ・実はその5年前、対照的な出来事があった。 2002年に発覚した東京電力の「トラブル隠し」だ。当時は小泉純一郎内閣、経産相の平沼赳夫氏は「言語道断、自浄作用を発揮することを強く求める」と経営陣の退陣を迫った。東電は相談役の平岩外四氏を含む歴代トップ4人の辞任に追い込まれている。「プロメテウスの罠」原発維持せよ169頁より
.. 2016年02月15日 08:12 No.1015001
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