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■--テント日誌
++ I・K (大学生)…78回          

1月24日(日)
   経産省前テントひろば1595日
   宜野湾市長選など話題はつきない
 
 今朝もサイクリングのお2人が寄って下さった。皇居を廻って来たそうだ。
自転車のタイヤの修理のことや走り方などを色々話して記念写真を写して去っていった。
 久しぶりにお忙しい合間をぬってA子さんが来てくれて良かった。宜野湾市や八王子市長選挙のことなど話題は尽きない。高浜にバスで行った人たちのことも2人で心配していた。
 今日は新宿で、辺野古の基地反対の集会とデモがあったので泊り明けの人たちもそちらに向かった。
 乱さんはテント前で一生懸命、筵(むしろ)旗を作って抱えて行ったが、どんな川柳が書かれていたのかうっかり見損なってしまった。
 午後Mさんが来て寒い中座ってくださった。彼女は福岡から上京するたびに寄って第1テントと第2テントにそれぞれカンパして下さる。本当に感謝です。丁度彼女が来たとき革マル派のデモがテント前を通ったが警備の物々しさに驚いていた。税金の無駄では?との声も沸く。
 デモで主張していることは同じなんだけれど、やっぱり違和感を感ぜざるを得ない。Wさん、埼玉のKさんも居たので私は4時少し前に安心して帰途に着いた。
.. 2016年01月26日 08:19   No.1008001

++ 三上治 (小学校低学年)…8回       
テント日誌2月9日(火) 経産省前テントひろば1613日
 |  腹の立つ日が多い、これは健康にどうなのか?
 
腹の立つ日が多い、これは健康にどうなのか?

○風さえなければ温かいのだけれど、というつぶやきが聞こえていた。いつものテント前ひろばである。確かに強い風にテントに張り付けてある横断幕は揺れ、のぼり旗ははためいている。そういえば『軍旗はためく下に』という小説もあったことを思い出した。これは映画化もされている。評価は高いがDVD化されておらず、なかなか観ることができない。最近、名画館で上映予定を見つけたが、見逃してしまった。最近は戦争についての本を読むことが多いが、また戦争について考えることも多い。やはり、きな臭い雰囲気がいろいろの領域で感じられるからだろうか。
 かつて小泉純一郎が首相の座についたときに、彼の戦争についての認識や判断に危ういところを感じたのだが、今にして思えばまだしもというところもあったのだ。安倍に比べれば。やはり彼の戦争についての認識や判断は戦後史のなかでは異様であり、これは危険極まりないものだ。どう考えてもそこが中心的なことなのだろう。参院選挙でも憲法改正に踏み込むかまえだが、やはり、痛打が必要ではないか。戦争は自由や民主主義と基本的に反するし、権力の超権力化が進むが、それが衣の下からポロポロと露出する。電波停止だって、いいかげんにしたらどうだ。毎月、3の日に一斉に掲げられる「アベ政治は許さない」というスローガンではないが、大きな声にしなければならない。そういう思いが日々強くなる。

.. 2016年02月13日 08:44   No.1008002
++ 三上治 (小学校低学年)…9回       
○さして変わりのないテントである。どちらかといえば、テントを訪れる人、テントに寄っていただく人が幾分ではあるが増えた気もする。少し汚れが目立っていた横断幕も奇麗なのと取り換えられて気分もいい。「テントここに在り」という朱色の文字は目立つし、鮮やかでいい。テント前に座ったり、少し、散歩したりだが、あと何回かの寒さを乗り超えれば春になるのだろうか。
 スポーツ紙は相変わらず清原氏のことばかりだし、そんなことより今年のルーキーのことでは伝えてもらいたいと思う。いくら薬に手を染めたといっても個人的なことじゃないか。この影に隠れた感のする甘利大臣の金にまつわる辞任劇だが、こちらはもっと追及されてしかるべきだろう。田中角栄のロッキード事件以来、「政治と金」の問題はたびたび現れ議論もされてきた。例の小沢一郎の政治資金法違反問題からもそれほど経ってはいない。この問題は難しい問題で、クリーンな政治なんてことでは解決しない。
僕はこの問題の専門家と言っていいほど研究してきたし、それについての見解も持っているが、ここでは長くなるのでやめる。ただ、甘利元大臣の問題は「あっせん利得罪」ともいうべく単純な贈収賄事件であり、もっと迅速に処理されるべきである。マイナス金利導入で目論んだ円安株高は吹っ飛んで円高株安に動いている。もともと規制緩和による円安株高誘導がおかしいのであり、アベノミクスともども化けの皮がはがれてきたということだろう。戦前の高橋是清の政策を真似ているのだろうが、どっこいそうはいくものか。
○原発再稼働については近々の新聞は「稼ぎ時の原発」という記事を流していた。稼働20年〜30年前後の原発は初期投資の負担も少なくなり、経済的にはおいしいものであるという分析がなされていた。電力業界の経営者にとってみれば、「命より金」として手を出したくなる代物というわけだ。でも、これってある種の麻薬のごときものではないのか。そのもたらす様々の矛盾が指摘され、本人にたちも分かっていても、抗しがたい強い誘惑があるのだろうか。最近、にわかに活発化してきた軍需生産といい、これらには許されないところがある。原発による電気の生産も、武器の生産も、産業として人間の存在の倫理に反するのだし、許されないものだ。
 僕は人間が生きるために窃盗をしてもいいと考えるが、これらに悖るというか、はるかに及ばない悪徳なのだ。たかが儲け(利潤)のために、原発を稼働し、武器生産をすることは許されないのである。原発や武器生産がなければ企業がなり行かないというのではない。原発なしでも電力業界は存続できるし、武器生産しなくたって工業界は成り立つ。そんなことを考えるとふつふつと怒りが湧いてくる。体には良くないのだけれど、これは止められない。経産省の周辺を散歩していても怒りはおさまらない。

.. 2016年02月13日 08:56   No.1008003
++ メイジャー少佐 (幼稚園生)…4回       
2月12日(金)第183回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
|   ナイトメア(悪夢)? 否、これが現実。
|   近未来SFでもカフカの小説でもないよ。


〇躾のできていない子供達(他にも大勢)
安倍晋三  内閣総理大臣&自由民主党総裁
              「メディアは萎縮せず。日刊ゲンダイを読め」
麻生太郎  財務大臣        「漢字・・・・・」
菅義偉   内閣官房長官      「・・・・・絶句」
高市早苗  総務大臣        「電波止めるぞ」
丸川珠代  環境大臣 原子力防災担当「放射能反対派が騒いだからよ」
島尻安伊子 沖縄及び北方対策担当  「歯舞(はぼまい)読めない」
高木毅   復興大臣        「パンツ、パンツ、パンツ」
甘利明   元経済財政政策担当   「金、金、金」
石原伸晃  経済財政政策担当    「金目と言うくせに経済は疎いらしい」

 一億総活躍どころか総滑落!
 この連中の2世3世も議員になるなんて想像を絶するね。

〇こんな輩に権力を与えたのは有権者。その権力を剥奪するのも有権者。
 品性・知性を欠く者たちには「原発反対」も「戦争反対」も到底理解できないだろう。
 彼らに届く言葉は「落選」だけだ。全国の議員諸氏は次の言葉を噛みしめよ。
 「野党は共闘」



.. 2016年02月18日 08:25   No.1008004
++ K・M (小学校中学年)…12回       
自分の頭で考え、すべての命を大切にと訴える…武藤類子さん
 |  2/14福島原発事故は終わらない(シンポジウム速報)
 
◎2月14日昼には「福島原発事故緊急会議 連続シンポジウム第10回 福島第一原発事故から5年 切り捨てられるフクシマの今 そして加速する原発再稼働」が開催され、「スペースたんぽぽ」を一杯にした参加者に、武藤類子さんが「福島事故は終わらない」と題したパワーポイントを使って丁寧に福島の現状を伝えた。
 「高さ約120mの排気筒の鋼材が破断」、「汚染水の海洋放出」、「傾いた海側遮水壁」、「凍土壁…難航する凍結試験」、「フレコンバッグの山」(全県で190万個)、「大雨で流されるフレコンバッグ」、「家の庭に埋められた容器に保管されるフレコンバッグ」、「除染の土の為に崩される山」、などなど。
 特に、1ミリシーベルトまで放射線量が下がっていない避難区域を解除して賠償や支援を打ち切って帰還を強要する政府を強く批判した。
 IAEAの後押しで県とJAEAと国立環境研究所が作った「福島環境創造センター」(三春町)も、環境省作成まんが「なすびのギモン」も、国道6号の清掃ボランティア(地元新聞社や東電が協賛)も、小児甲状腺がん150人以上発生の軽視も、国と県による帰還強要政策だ。
 最後に、東京電力幹部の告訴にこぎつけた福島原発告訴団、被害者団体を束ねた「ひだんれん」、福島原発刑事訴訟支援団への応援を呼びかけ、自分の頭で考え、すべての命を大切にと訴えた。
 質疑では、心筋梗塞、自殺、突然死が絶えない中で、「復興を邪魔する人は容赦なくたたく」厳しい福島の現実をにじませた。
◎なお、後半で、「福島原発事故緊急会議」から、川内・高浜・伊方の再稼働阻止の闘いの報告をし、政府を糾弾した。
 汚染水対策も廃炉対策もなおざりにして、原発が安全だ、安い、原発がないと電気が足りないと嘘をついて「エネルギー基本計画」を押し付ける経産省。
 政治的提言で福島の人たちに被ばくを強要する一方で、既存原発を稼働させる為の「新規制基準」をつくり、違法・不当な審査で合格証を次々に発行し、「免震重要棟を作らない」と合格条件に反する見直し提案をした九州電力に対して川内原発を止めようともしないで、再稼働を推進する原子力規制委員会。
 震災後5年を迎える前に、現実を真剣に考える良い集会だった。

※「経産省前テントひろば」日誌2月14日より抜粋


.. 2016年02月19日 08:16   No.1008005
++ I・K (大学生)…79回       
テント日誌2月21日(日) 経産省前テントひろば1625日
| 2月19日(金)と2月21日(日)のテントひろば
 
○2月19日(金)の出来事から

 今日テントに着くと第2テントにアーティストの方が来て絵を書き加えて下さっていた。出来上がるのが楽しみ。そして午後にはYさんがテントの看板をつけかえてくれた。英語の文字が大きくなって嬉しい。
 今日は反原発に加えて安保法制反対総がかり行動もあったのでいつもより賑やかだった。
 名古屋から来た方からえびせんべいをお土産に下さったので皆でいただく。
 昨日来てくれたフランスの方がまた来ていろいろな人と交流していた。彼は動物愛護の活動家でもあり、2週間後にフランスで大きなデモをすると言っていた。多分1万人くらい集まるだろうと、そしてフランスと日本のデモの違いなど話してくれた。
逮捕されたこともあるけれど1日で開放されるとか…
 カナダに住む福島出身の女性がお菓子を差し入れしてくれ、福島のHさんなどと話していた。彼女はカナダで福島のことを広めているそうだ。素晴らしい。
 恒例の5時からの経産省前行動にもいつもよりたくさんの人が参加してくれた。
残念ながら私はテントの留守番をしていて参加出来なかったけれど。
詳細はSさんのツイキャスでご覧下さい。
   こちら
6時半過ぎ後をお任せしてテントを去った。

○2月21日(日)国会包囲の大集会は成功した。

 今日は「止めよう!辺野古埋立て2・21首都圏アクション国会大包囲」の日。
予報では晴れとのことだったのに10時頃テントに着いたら空一面の黒い雲で時折雨が落ちてきた。傘をさして座っていると毎週寄ってくださるサイクリングの人が来てくれた。
 彼らと話しているとき中年の男性がやって来た、ネットでテントのことを知って気になっていたそうだ。彼は高レベル放射性廃棄物の処理が出来ないことは認めているが、「当分は原発をやめられないのでは」と言っていたそうだ。
 そしてテントのSさん・自転車の人たちと発電の方法などについていろいろ話し合っていた。しばらく静かに会話して納得したかどうかわからないが去っていった。
 11時過ぎてやっと青空がのぞいて一安心。
沖縄から来たという女性、友達とテントで待ち合わせだと言う。先日沖縄に行ってきたS’さんを交えて沖縄の闘いのことなどを話してもらった。現地の様子が良く判って良かった。
 午後第2テントの人たちが展示してあった「沖縄鳥獣戯画」を持って国会に向かう。第1テントのスタッフは3月10日・11日のチラシを撒きに出かけていった。
 私はテントで留守番、第2テントのHさんがテーブルを出してバッジや本などを販売する。寄って買って行く人も多かったようだ。Hさんが明日から東京新聞で福島の人たちの手作り品を5日間展示することを教えてくれた。近いので行ってみようと思う。
 テントには国会包囲に来たいろいろな方が寄ってくれた。はじめてテントに来て長い間続いていることに驚く人もいる。そして多くの人がカンパを寄せてくださって感謝です。
 3時半過ぎ91歳のTさんがやってきた。国会包囲に参加して来たそうでびっくり、しばらくテントに座って帰られた。
 集会参加者は2万8千人だったと聞いて嬉しかった。
 5時少し前、Kさんが昨日から一生懸命組んでくれたチラシもほとんどなくなり、寒くなってきたので帰路に着く。


.. 2016年02月25日 08:53   No.1008006
++ 三上治 (小学校中学年)…10回       
テント日誌3月10日(木) 経産省前テントひろば1643日
  高浜原発の再稼働が止まった。これは朗報だ
 
 巷をにぎわしているのはろくでもない話ばかりだというと異論もあるかもしれない。でも、正直いってしまらないうんざりするような話が続いた。清原の薬物騒ぎから、閣僚たちの「おまえらなにやっての」とでもいいたいような閣僚たちの言動が伝えられた。もっとも中には高市大臣の「電波停止」のような見過ごせない発言もあったが…。こうした中で、一陣の風のように舞い込んできたのが「高浜原発停止命令」という大津地裁の判決だった。さりげなく、張り出されていたものをテントでみてうれしかった。関西電力に対して溜飲の下がる思いがした。裁判所の動きを考えれば手放しで喜んで、というわけにはいかないだろがが、さしあたって朗報である。そう思う。
○「3・11」も近づく中で、原発再稼働の動きが歯止めもなく進められていきそうな動きを僕らは腹立たしい思いで見てきた。再稼働した川内原発では九電が免震棟建設を中止したことも伝えられた。これは再稼働のための条件として出していたものを、再稼働の許可が下りるや勝手に撤回したもので、重大な背信行為である。別の言葉を使えば詐欺もどきである。さすがに、原子力規制委員会は批判したが、経産省や政府はなにもせずに追認の形になっている。再稼働を申請する電力業界は免震棟建設なしで済まそうとする動きを見せていた。
 こうした例を挙げるまでもなく、腹立たしいかぎりだったのだが、今判決はこうした事態への批判にふみこんでいる。それはまず次のような指摘においてみられる。「福島事故によってわが国にもたらされた災禍は甚大であり、原発の持つ危険性が具体化した。原発による発電がいかに効率的であり、発電に要するコスト面では経済上優位であるとしても、それによる損害が具体化したときに必ず沁み優位であるとは言えない上、環境破壊の及ぶ範囲はわが国を超えてしまう可能性さえある。単に発電の効率性をもって甚大な災禍と引き換えにすべき事情であるとは言い難い」(判決文から)。
 関電や九電が発電の効率性を根拠に再稼働を進めようとしてきたことはあきらかであるが(それ以外の理由などは語られたことはないが)、こうした基本的な方向が福島事故以降ではゆるされないのだという明瞭な指摘である。金より経済、安全より経済効率などとして電力業界や官僚筋に対して加えられてきた批判がみられる。福島原発事故が引き起こした事態にたいして、責任はおろか、その意味するものを真摯に認めようともしない現力業界の姿勢に対して根本的なところでなしている批判である。「単に発電の効率性を持って甚大な災禍と引き換えにすべき事情であるとは言い難い」とは名文句であり、簡潔に再稼働を急ぐ電力業界・官僚・政府を批判したものであり、国民の疑問を言葉にしたものだといえる。

.. 2016年03月14日 08:35   No.1008007
++ 三上治 (小学校中学年)…11回       
○当然ながら、このことは福島原発の事故をどう受け止めているのか、認識しているのかということにもつながる。福島第一原発の事故があったあと、その原因を津波のせいにし、「想定外」という言葉を乱発してきた電力業界や官僚たちに僕らは疑念というか、不信を抱いてきた、早い話がこういう動きは事故直後から感じて来たことで、原発再稼働→保存というシナリオが背後にあることを指摘してきた。電力業界や官僚筋は事故直後からこういう構想というかシナリオを持っていたと推察されるが、そのために事故の原因究明も隠してきたとすらいえるのである。メルトダウンのマニュアルが最近になって見つかるという茶番めいたことも出てくるのである。「関電は、福島事故は発電所の自然的立地条件についての安全確保対策(具体的には津波への想定)が不十分であったために、発電所の『安全上重要な設備』に共通要因の故障が生じ、放射性物資が異常放出されたもので、新規制基準が福島事故を踏まえて形成されていることから、同様の事態が生じることを当然の前提とする住民らの主張は合理的でないと主張する」(判決文から)
○事故を都合のよいように解釈してきたという不信が僕らにはある。これは津波説から発しているが、この間に強制起訴された東電幹部の裁判によって明らかにされることが期待されることである。「しかし。福島事故の原因究明は建屋内での調査が進んでおらず、今なお道半ばの状況で、津波を主たる原因として特定し得たとしてよいのかも不明である。その災禍の甚大さに真摯(しんし)に向き合い、二度と同様の事故を防ぐとの見地から安全確保対策を講ずるには、原因究明は徹底的に行うことは不可欠である。この点についての関電の主張と説明はいまだ不十分な状態にあるにもかかわらず。この点に意をはらわないのでれば、そしてそのような姿勢が関電ひいては規制委の姿勢であるとするならば、そもそも新規制基準策定に向かう姿勢に非常に不安を憶えざるものと言わざるを得ない」(判決文から)
 福島事故の原因究明がきちんと行われていないことは誰にとっても自明のことである。福島事故が終息はおろか。現在も続いていることは自明である。有効な汚染水対策ひとつ立てられてはいないのである。原因究明もできていないで新基準なんてできるわけがないし、その新基準に適合しての再稼働が危険なものであることは多くの人が指摘したことだ。ここで原因究明が未だできていないこと、それが道半ばであるという指摘はとても重要である。多分、電力業界の面々、原子力行政を推進してきた官僚たちも事態はよくわかっているのだろう。原因究明とその上での安全対策を考えていたら、原発再稼働などあり得ないことをまた知っていると言える。そんなことをしていたら原発の耐用年数も来てしまうことを知っていて、彼らは焦っているのである。彼らは使用済み核燃料の処分方法が決まらないのと同様に、原発事故の原因究明ができていないことを知っているのであり、それを待っていたら原発の再稼働などできないことを承知の上でことを進めようとしている。福島と同じような事故が起こりかねないことを知りつつ、経済的効率のために再稼働を急ぐのである。

.. 2016年03月14日 08:47   No.1008008
++ I・K (小学校中学年)…11回       
テント日誌3月17日(木)経産省前テントひろば1650日
  外務省前の桜が咲き始めた!
 
 明日は彼岸の入り、暑さ寒さも彼岸までと言うが、今日はやっと春の陽気になった。でも午前中のテントはまだ寒いので冬支度で座り込む。
 外務省前の桜が咲き始めたのにびっくり!
 この桜は東京で一番早く咲くと聞いている。
 テントからの花見がまた出きる事は感慨深い。
 10時過ぎ地裁の方からなにやらアピールの声が聞こえてくるし、報道車のパラボラアンテナらしきものがいくつも見えるので何事かと思った。
 泊まり開けのSさんが地裁前まで見に行ってくれたら、アピールの方は「旧社保庁不当解雇撤回裁判」だったそうだ。
 報道陣は清原の保釈の取材で来ていた様子。
 テント前の横断歩道安全地帯にも数人報道陣らしき人たちが朝から待機していた。清原の乗った車をキャッチするためではないかと想像する。
 何でそんなに騒がなければならないのかもつと大事なことがあるのではと居合わせたものの思いだ。
○今日はJパワーの前で大間原発反対のスタンディングがあったのでそこにいった人たちも寄ってくれた。
テントの中ではKさんがチラシ組みに余念がない。
いつも本当にありがとう。
 テントを見ている外国の方に声をかけたらアメリカのかた、ニューヨークで原子力物理学を学んでいると言う。
 たまたま通りがかって興味を持ったらしい。英語のチラシをお渡しして美術館も案内した。
 原発のことどう思うか聞いたら複雑だとの答え、安全性が大事と言っていたけれど…
英語力が足りなくて突っ込んだ会話が出来なくて残念。福島には行ってない。広島に行ったと言っていた。
 他にもチラシをもって行ってくれる人やはじめてテントに来てくれた女性などが居た。でも彼女は、本当は此処にいるのは違反でしょと遠慮深く言う。
 そう思っている人が多いのだなあと思いちょっと悲しい。


.. 2016年03月24日 08:27   No.1008009
++ I・K (大学生)…80回       
テント日誌4月3日(日) 経産省前テントひろば1667日
 |  「アベ政治を許さない」をアピールの日 (I・K)
 |  「オールいなぎリレートーク」とテントひろばの花見会(K.M)
 └──── 

  今日は3日、恒例になった「アベ政治を許さない」のアピールの日
 テントからも何人かの人が国会前に出掛けて行った。
 午前中小雨が降り続いて寒かったけれど、午後雨が止んで夕方にはお日様も顔を出し少し暖かくなった。外務省前の桜は満開、けやきも芽吹いて議事堂の屋根が少しずつ隠れてきた。
 11時すぎ新潟から来た方が寄って下さりカンパをして下さった。
 柏崎刈羽原発や泉田知事の話をしてやっぱり原発は駄目と意見が一致して嬉しかった。
 昼頃アメリカの若者2人が来て第2テントの美術館を撮影して行った。イルコモンズさんの取材をするので彼にテントに行くように勧められて来たそうだ。8年も日本に居ると言うので日本語ぺらぺらで助かった。
 デモの情報を知りたいとのことA子さんがネットでマガジン9条やデモ情報・レイバーネットで検索することをお勧めした。写真をたくさん撮っていたのでTさんが世界に広めて下さいとお願いした。
 1時に居合わせた数人で「アベ政治を許さない」のプラカードを掲げて写真を撮った。その後国会前から降りてきた人・西口スタンディングのメンバー・ヨーカンさんなどが寄ってくれて午後は賑やかだった。
 山梨から今日のために来たという方、テントが出来た頃何回か来たけれど、よく頑張っていますねと言ってくれる。泊まりあけのTさん・乱さんと会話が弾んでいたようだった。
 今日は「広澤さんを偲ぶ会」・「伊達判決を生かす会」の集会などがあったので留守番は少なかったが、いろいろな人が来てくれて良かった。
 それぞれ帰っていって寂しくなったが、4時半ごろ第2テントのHさんが来てくれたので私はテントを後にした。

.. 2016年04月08日 08:34   No.1008010


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