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■--誰も事故の責任取らぬ
++ 東京新聞 (社長)…1373回          

【金曜日の声 官邸前】

 東京都江東区の元会社員 望月牛女子(うめこ)さん(66) 
 福島の原発稼働は国の施策として行われ、東京電力が利益を得ていた。それなのに誰も事故の責任を取ろうとせず、福島の庶民を見捨てようとしている。黙っているのは悔しい。
 宮城県多賀城市の元団体職員 木伏(きふし)研一さん(64) 
 宮城県内で脱原発デモに参加している。東京ではどのように活動しているかを知りたくて来た。福島県内の事故後の状況を見に行ったこともある。政府の人間はもっと現地に足を運ぶべきだ。
(1月23日より)


.. 2016年01月25日 13:45   No.1007001

++ 東京新聞 (社長)…1374回       
廃炉遠い高線量 福島事故まもなく5年 第一原発 報道陣に公開

  東京電力は25日、事故から間もなく5年になる福島第一原発を日本記者クラブ取材団に公開した。当初に比べると、敷地の半分以上で放射線量が大幅に下がっているのが確認できたが、1〜4号機建屋に近づくにつれ線量が跳ね上がった。作業員にとって厳しい状況が続く。廃炉というゴールへの遠さを、あらためて痛感した。(小倉貞俊)
 2日前に降った雪が、日陰ではうっすらと残っていた。線量低下をアピールしたい東電の案内役に「この辺は普通に歩けます」と促され、普段着のコート姿で敷地内を1キロほど歩いた。2年前の取材時には、防護服に全面マスクというつらい装備を義務づけられ、ほとんどバスから降りられなかった。敷地をモルタルやアスファルトで覆うなどの対策が進んだ結果だ。
 だが、1〜4号機を見渡せる建屋西側の高台に向かうときには、やはり防護服と半面マスクの着用が必要だった。
 かつてゆがんだ鉄骨の山だった3号機上部はがれきがなくなり、1号機では建屋カバーの解体に向けて遠隔操作の巨大クレーン車などが取り囲んでいた。
 建屋周りはまだがれきや倒壊した補助建屋などが無残な姿で残っていた。高台で線量は毎時70マイクロシーベルト(0.07ミリシーベルト)あり、こんな場所にずっと立っていれば年間600ミリシーベルトも被ばくしてしまう。
 バスで高台から建屋周辺を通り抜けたが、2、3号機付近はモニタリングポストが毎時350マイクロシーベルトを示していた。わずか10日前後の作業で、被ばく線量限度(5年間で100ミリシーベルト)の1年分を超えてしまう値だ。
 ボルト締め型タンクから溶接型への置き換えは「やっと1割ほど終わった」(担当者)ばかり。昨年はタンクからの転落死亡事故も起き、タンクには大きな赤字で「安全帯の装着を確認せよ」などと印字されていた。笑顔であいさつを返してくれた作業員たちの無事を祈った。 (1月26日1面より)


.. 2016年01月27日 08:15   No.1007002
++ 朝日新聞 (社長)…462回       
核のゴミ 見えぬ行き先 最終処分場 19道府県すでに拒否 本社調査
  高レベル放射性廃棄物 原発立地県 強い抵抗感 沿岸の海底下 推す声も
         (1月27日2面「時事刻刻」より見出し)


.. 2016年01月28日 08:55   No.1007003
++ 朝日新聞 (社長)…463回       
川内原発に免震棟 撤回 九電へ規制委疑義「申請出し直しを」
               (1月27日3面より見出し)


.. 2016年01月28日 09:10   No.1007004
++ 京都新聞 (小学校低学年)…6回       
◆「高浜原発再稼働許さぬ」福井のデモに京都・滋賀住民も

  福井県高浜町の関西電力高浜原発の再稼働に反対する全国集会とデモが24日、同町で行われた。京都や滋賀の住民も参加、約450人が同原発周辺や町内を行進し、「再稼働ボタンは押させない」などと声を上げた。
 市民団体などでつくる実行委員会が主催。福島第一原発事故の避難者や、原発が立地する鹿児島県や愛媛県、青森県の住民も集まった。
 参加者は原発近くの展望台から原発北門前まで行進、職員に「事故が起これば関西一円に被害は及ぶ。再稼働を即時断念すべき」とした八木誠社長への抗議申し入れ書を手渡した。
 原発事故後、関東から東近江市に避難した主婦山崎圭子さん(39)は「再稼働は許せない。未来の子どもたちのため、もう原発を手放して」と訴えた。京都府大山崎町の大学生(22)は「いまだに福島へ帰れない人がいる。そんな原発の電気はいらない」と話した。
 町文化会館では集会が開かれ、福井県の住民らが「電気の消費圏の住民も自分のこととして考えてほしい」などと訴えた。 (1月25日より)


.. 2016年01月29日 08:24   No.1007005
++ 東京新聞 (社長)…1375回       
映像で問う 核と戦争 福島5年 チェルノブイリ30年
  「人々とつながるツールに」自主上映会募る

  福島第一原発事故から5年になる今春、映画監督の鎌仲ひとみさん(57)と、映像作家グループ「Noddin(ノディン)」が、核と戦争を問う映像キャンペーンを始める。国民の多くが望まない安保法制と原発再稼働が進められていく危うさを、あらためて考える試み、議論を広げるきつかけとして自主上映会の開催を募っている。
 「自主上映会のグループが福島の親子の保護キャンプをしたり、イベントを企画をしたり、どんどん活躍を広げている。上映会は仲間作りにはすごくいい」
 21日に都内で開かれた映像キャンペーンのキックオフ集会で、鎌仲さんはキャンペーンの狙いを力説した。「NO WAR KNOW NUKES(戦争をやめよう、核を知ろう)」と題した映像キャンペーンは、福島第一原発から5年に加え、4月にはチェルノブイリ原発から30年の節目を迎えることから、全国で問題意識を共有しようと企画した。
    (中略)
  ノディンは、福島原発事故などをきっかけに東京を中心に活躍する映像作家らが12年末に発足させたグループ。「ひっくり返すとNippon(日本)が見える」との思いを込め、政府の原発や安保政策に疑問を投げかける作品群を発表している。
 貸し出すのは、東京の日常に福島第一原発の建屋が爆発する映像を重ね、原発事故の痛みを可視化する映像作品や、玉音放送が準備されていた8月14日深夜に空爆を受けた埼玉県熊谷市の『最後の空襲』の空疎さを描いたドキュメンタリー短編、シールズのメンバーたちとともに昨夏の国会前を切り取った作品などを予定している。(中略)
  鎌仲さんは「国の大きな目的のために多少の犠牲はしょうがないという考え方が、戦争を支える。自民党の改憲草案は『福祉』という言葉を『公益』に書き換える。苦しむ一人一人が守られず、個々の犠牲が見えなくされていく先に、戦争がある。今、どんな時代に生きてゐるかに向き合いたい。私たちの作品を全国の人々につながるツールにしてほしい」と訴えた。
  問い合わせは「ぶんぶんフィルムズ上映部」=電話03-6379-3938
    (1月23日朝刊28面より抜粋)


.. 2016年01月29日 08:33   No.1007006
++ 東京新聞 (社長)…1376回       
東急、光る電力販売 契約1万件超える

東急パワーサプライ(PS)は26日、4月から首都圏の一般家庭向けに提供する電気の料金プランに1万件を超える申し込みがあったと発表した。電力の小売り全面自由化で、東京電力から契約を切り替える家庭の具体数が明らかになったのは初めて。
 東急PSは、東京急行電鉄の完全子会社。4人暮らしで電気代が毎月1万3000円の世帯なら、東電の現行料金より年間約9,400円(ポイント還元含む)安いとしてPR。今月から申し込みを受け付けていた。今後、東急定期券の利用者向けのサービスなども始め、さらなる契約獲得を目指すという。
 家庭向け電力販売には、ガス会社や石油元売り、携帯電話会社など異業種の参入が相次いでおり、東電をはじめ大手電力からの切り替えは今後も増えそうだ。
         (1月27日より)


.. 2016年02月01日 08:23   No.1007007
++ 京都新聞 (小学校低学年)…7回       
◆「安全を考えない再稼働だ」 関電京都支社前でデモ

  京都市下京区の関西電力京都支社前で29日夜、再稼働に反対するデモがあり、約160人が「電気は足りている。危険な原発動かすな」と訴えた。
 中京区の会社員の女性(51)は、高浜原発3、4号機の再稼働を認めないよう福井地裁に仮処分を求めた申立人の1人。マイクで「避難計画もまともにできていない。安全を考えず、経営のためだけの再稼働だ」と語気を強めた。デモ隊は支社を包囲するように歩き、「京都も地元。勝手に決めるな」「核のごみを増やすな」とアピールした。
    (1月30日より)


.. 2016年02月01日 09:18   No.1007008
++ 東京新聞 (社長)…1377回       
若い世代に原発残すな」 厳戒の中住民ら抗議 高浜再稼働

  関西電力高浜原発(福井県高浜町)の正門前では29日、冷たい雨が降りしきる中、3号機の再稼働に反対する周辺住民ら約30人が「若い世代に原発を残すな」と抗議した。 (中略)
 プラカードを掲げたり太鼓を鳴らしたりしながら「再稼働反対!」「子どもを守れ、未来を守れ!」とシュプレヒコールを繰り返し正門まで行進し、再稼働した午後5時ごろにはさらに声が大きくなった。 (中略)
 福島県会津若松市出身で神戸市の大学生鈴木詩穂さん(19)は「福島第一原発事故の原因究明も終わっていないのに。再稼働は早すぎる」。京都市から来たパート女性(50)も「重大事故が起きれば京都にも被害が及ぶはず。周辺地域のことを全く考えておらず、怒りが湧く」と憤った。 (後略)
   (1月30日30面より抜粋)



.. 2016年02月01日 09:26   No.1007009
++ 東京新聞 (社長)…1378回       
免震棟の工事中断 会議室代用 避難路用バイパス完成3年先
  事故対策先送り 高浜3号機再稼働

  関西電力は高浜原発3号機(福井県高浜町)を新規制基準に対応させるため、720の設備を追加し、「再稼働に耐えられる」と原子力規制委員会のお墨付きを得た。だが、実際は事故時の対策拠点となる免震重要棟や、住民の避難道路は未完成のまま。自衛隊や消防などの公的な実動部隊は事業者に事故収束の責任があるとして、対応は鈍い。いくつもの対策が抜け落ちたまま、原発が再び動きだした。
   (後略)   (1月30日2面「核心」より抜粋)


.. 2016年02月01日 10:19   No.1007010


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