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「第二次世界大戦で、こう戦えば日本は勝てた」的なスレはしばしば目にするし、その内容たるやもう馬鹿馬鹿しいまでに独りよがりの考察、思い込み、視野の狭さで呆れるばかりのものが多いですよね。 この本も、そういった「狭い視野で自分の都合の良いように捻じ曲げた歴史考察」なのだろうか? いや、今更こういう本にまとめるくらいだから、もっと深い考察なのかもしれない。或いは逆説的な皮肉めいたタイトルなのかも…? と思い買ってみました。 でまあ、結論から言えば「狭い視野で自分の都合の良いように捻じ曲げた歴史考察」の域をそこまで出てないな、という感じ。しかし見るべき部分、同意できる部分もあります。
大筋として、 @日本兵は強かった、けども上層部がアホ過ぎて、わざわざ困難な戦いに進む選択ばかりしてた A真珠湾攻撃なんかせずにインド洋で英国を締め上げ、中国に深入りせずソ連を討てば日独の挟み撃ちで英ソは負けてた B米国が参戦してきても防御専念の漸減戦術と大和型で米艦隊を完封できる Cそうならなかったのはスターリンとチャーチルの謀略のせい Dアジア解放の大義を掲げれば悪者は西欧なんだから勝てる
とまあ、こんな塩梅。
.. 2015年02月19日 09:40 No.828001
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