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■--集団的自衛権の話
++ 多足          

まず大前提。紛争地帯やその周辺での復興活動、支援活動は民間企業だけでは無理。ここはご理解いただけるかと。警備雇うぐらいなら初めから軍隊でやろうよ、という話。
次、陸軍というものの特徴の一つである、自己完結性。これは災害出動時によくわかるんだけど、陸軍部隊ってのは何も無い荒野に進出し、そこで自分たちの装備だけで自活できる、ということ。インフラの破壊された地域では消防や警察ではできることが限られる。その場に留まって活動が継続できる、というのが陸軍部隊の特徴です。

さて、以上のことから、紛争地域での支援活動は軍隊を派遣するのが望ましいわけです。NGO活動も重要なんですが、彼らが暴力に晒されたとき動くのは結局軍隊だし。
さて、国際平和貢献活動と自衛隊の話ですが、それを考える上で重要な事例をいくつか。
まず1990年代、湾岸戦争。
この時自衛隊は部隊を派遣せず、日本は資金援助のみにとどまったわけです。その結果、クウェートが戦後建てた各国への感謝碑には軍隊を派遣した各国の名前はあるものの、日本の名前はなかった。つまりほとんど評価されなかったようです。まあ米軍なんかは後に「案外助かったよ、資金援助も」って発言があったと思うけど、うまくアピール出来てなかったのもあって効果の弱い貢献だったわけです。

次に、湾岸戦争後のペルシャ湾での機雷掃海活動やカンボジアPKOでの土木工事。あとイラク戦争後のサマーワ派遣とかも。
自衛隊の実働部隊が現地に入り、実際にその技能を活かし復興支援を行い、現地の人たちとの交流も行ったわけです。これらの評価は、日本国内のマスコミ以外からの評価は上々といったところ。
ただ、武力行使が基本的に認められていないせいで、海外の軍隊に守ってもらいながらの活動という、なんとも微妙な姿も。まあ結果オーライだった面もありますが。
この頃には漫画やアニメなので「派遣先で攻撃を受けるも交戦許可が下りず殺されてしまう自衛官」というものが描かれています。その恐れがずっと付き纏ったままでの活動ですが、幸いそういう事態にはならず。運がいいね!
.. 2014年07月02日 09:39   No.818001

++ 多足       
さて、自衛隊部隊が攻撃に曝される危険性が非常に高まったのが去年の話。南スーダンでの、韓国軍への弾薬供給問題が出たあの時です。あの時、近所で活動中の韓国軍が本当に攻撃を受けていたら。それを「自軍への攻撃では無いから」と見過ごすことが本当にできるのか?
これはイラクでも言えた話で、護衛のオランダ軍が攻撃受けたとき自衛隊は逃げるだけなのか?
こうした「仮定」が非常に現実味を帯びているのが現状なわけです。
集団的自衛権の話は、こういう段階を踏んでいるというのを、もっとニュースで扱うべきではないのかね? また、内閣もそういう説明の仕方をもっとやるべきではないかな?
それとも説明してるけど、またマスコミがその部分カットして「説明不足だ」と騒いでるのかな?

とにかく、集団的自衛権の話で、これまでの自衛隊海外派遣の話がちゃんと出ないのが不満なのです。

ちなみに自分としては集団的自衛権の行使容認には賛成です。当たり前の国家になるためのものだし。反対するのは日本が当たり前の国になると困る国ですよね。
ただし、解釈護憲には反対。ちゃんと手続きを踏んで憲法改正を行い、堂々と行使可能な状態にして欲しいな、と。でないと法治国家として問題ありありでしょう。

議論すら拒み法改正を行おうとしないという姿勢も論外です。まあそういう姿勢の人が居るから解釈護憲なんて方法になってしまうわけですが…

.. 2014年07月02日 09:40   No.818002
++ つかじ       
まぁアレですね。何時もの人達が何時もの反応を示し、何時もの対応をしている。って感じですね。え・何時もの人達が誰だって?
やだなぁ〜そんなの決まってますよ、在に・・・おわっ何をするだ〜〜〜。

と、まぁ小芝居は程ほどにして、馬鹿野党と左の人達の毎回分かり易い反応が、全く新鮮味が無くて逆にちっとも面白くも何ともない!

マスコミもわざと黙っているのでしょうが、そもそも左翼が異常に外交安全保障の改革を嫌う理由って、「治安組織を含む自衛隊および在日米軍の戦力の削除や弱体化」じゃないですか。
要するに「赤に対する力を持たせない」事が目的。

だから、沖縄在日米軍の基地問題も拗れてた方が都合が良いし、効率的に運用して貰っちゃ困る。
最近では調子に乗り過ぎて、旗にハングル語使用して自分達が朝鮮人だとばらしちゃってる「おっちょこちょいさん達」もいるけどw

.. 2014年07月06日 18:57   No.818003
++ つかじ       
>野党に対して
日本人が日本人を守って何が悪い?それを阻止する癖に、自分達では守る力も能力も無い。
つまり貴方方が何故野党なのか?の最大の理由がココなんじゃないですかね?

国家国民の生命と財産の保全を担う、外交安全保障に素人大臣の連続起用。
司法に圧力掛けてまでした中国人船長の釈放。
中国軍を刺激するなと命令する総理。

前にもチラっと言いましたが、戦後日本の最大の失敗は、「野党を育てることに失敗」した事だと思う。

>PKO派遣
特に印象深かったのは、「カンボジア派遣」。何処探しても、小銃一丁持って行くにも政治的駆け引きが必要な国は無いよw
(これに関連して悪名高い時の社会党の悪行も)

>マスコミ
まぁここが一番何時も通りの反応だったかな?
インタビューする人全てが「行使反対論者」w
そりゃそうだwだって反対派の人達の直ぐ横での取材なんだからwww

>反対者達
上でも言いましたが、本当に日本人なんですかね?警察はこいつ等を職質しないんですかね?
一体どんだけの人達が赤系組織の息掛かってるんだか?

>今から酷いこと書きますがw
反対するなら助かるな!黙ってしね!!
都合の良い時だけ自衛隊に頼るな。災害時でも救助を拒め。もし身内が亡くなっても、他人のせいにするな!!

容認する人達の大部分が、「万が一の時に助かりたいから容認」するだけで、それに対して国家が安心安全の確保に全力を傾けるのは当たり前。
平和が一番良いに決まってる!!

でも、それを脅かす連中が余りに沸き過ぎたから対抗手段を持っただけ。それの何がいけないの?
本当に変化の第一歩を歩みだしたのは行幸だと心から思う。

.. 2014年07月06日 19:59   No.818004
++ 多足       
反対運動。
それ自体は悪くは無いとは思うんですよ。集団的自衛権の行使により、例えばイラク派遣なんかで現地武装集団に目をつけられるようになってしまう可能性ってはわからなくもないんで。むしろ反対の声が上がらない方が怖い。
ただね、論調があまりに短絡的というか飛躍してるというか。反対派の市民一人ひとりがどこまで考えて反対の声を上げるに至ったかを考えると、ほとんどの人が煽られて感情的に反対してるだけに見える。
議員とかが煽るのはまあアリだとは思うけど、そういう人たちは反対活動の中心人物として、理論的に説明し説得したひとたちと一緒に活動すべきであって、いきなり感情に訴える飛躍した理論展開で行動しないでもらいたいなあ。無理だろうけど。

報道。
これもまたいつも通りの偏りっぷりで、中韓の反対意見しか紹介しない。また、朝日新聞のアンケートも酷いもので、「世論調査の結果国民の60%が行使反対」って言っておきながら、アンケート対象の半分が中国、韓国でやった結果という。これじゃ残り半分の日本での結果も、何人対象かわかったもんじゃない。

国際協調を平和な形で願うハト派の気持ちはよくわかる。けどもあんたらが配慮しようとしてる、協力しようとしてる相手が、隣国のタカ派であることが理解できないのかなあ?

.. 2014年07月07日 08:36   No.818005
++ つかじ       
風邪引きました。市販の薬飲んでも改善しないので医者に行ったら気管支炎一歩手前wしかも、声帯も傷つき声が出し難い。無理せず医者に行けばよかった。

>野党とその支持者やら何やら
そもそも安倍さんが何故今更で「徴兵制ない」と言わなければならなかったんだろう?

かつて防衛大臣時代のゲル長官が「徴兵制は時代にそぐわない。高度なプロフェッショナルが求められる。」と断言してたはずですよね。

つまりは、「当時から野党」や「一瞬の政権野党」の連中は、そういった発言自体を軽んじてたor聞いていなかった、それとも「分かっているけど、嫌がらせや政権ダメージの為に言う」のが目的なのだろうか?

だとしたら、一般人の中でも徴兵制云々言ってる人達は、ちゃんと新聞やニュース読んだり、選挙に行ってる人達なのかね?特に「赤紙くるぞ」と言ってた山本に票入れた奴とかw

>あとウクライナの色々
武装分離独立派の事ばかり報道して、実際の露系の市民の人達の話しも出さないのは残念だよね。
色んな所見ると、実際は「独立はしたいけど武装蜂起したかった訳じゃない」とか、「武力で成し遂げて欲しい訳じゃない」って意見もちゃんとあるみたい。

今度の民間機撃墜でそれがドンドン広がってるみたいですね。オランダ首相の発言は仕方ないよ。

.. 2014年07月25日 14:26   No.818006
++ 多足       
風邪。
くしゃみ、咳、鼻詰まりなどの症状の様々な病気をひっくるめて「風邪」って認識されてるんで、重大な結果に結びつくこともあるので要注意。お大事に。

徴兵。
徴兵制の復活は無い、という論拠でしばしば挙げられる、「現代戦は専門知識が求められるから即席教育では役に立たない。だから徴兵しても足でまといになるだけ。だから現代戦に徴兵はそぐわない」という意見なんだけど、言いたいことは解ります。まったくもってその通りでしょう。しかし不十分な反証だと感じてるんですよ。
単純な話、最前線で専門知識活かして戦うだけが兵隊では無い、ということ。もっと後方での支援任務、たとえばトラックの運転も兵士の仕事なわけで。必ずしも専門的、とは言えない業務が、戦争の長期化により徴用された民間人に委ねられる可能性は無いわけではないでしょう。しかも、アフガンやイラクの米軍の例を見れば明白なように、「非戦闘地域」があまりに不明瞭なわけで。
こういうこと考えると専門性云々だけでは徴兵懸念派を論破できないと思えるのです。

ウクライナ。
親露派に撃墜能力があったか否か、でいえばその能力はあったようですね。ブーク持ってるのを自慢するツイートが事件後削除された、という話を聞いてます。
ただ、ウクライナ政府としても「親露派がしでかしてくれたらウチとしては得だよね」くらいのことは考えてそうで。民間機の航行の安全を確保できていない、通知が足りないなどの責任はありそう。且つ、わざとそうしてそう、と感じるくらいには現ウクライナ政府に対して不信感がありますw じゃあロシアを信じるかってーと話は別ですが。

プロパガンダ合戦になると大人しい市民の声はかき消されてしまいますからねえ。マスコミとしても、声の大きい連中写してる方が数字稼げるし。

.. 2014年07月29日 18:15   No.818007


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