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先日、仕事の都合で某政党の大会みたいなモノに参加するはめになりました。 で、そこで紹介されていた「防災ニューディール政策」なるものについて、疑問とか感じたこととか色々。 日本の道路、鉄道の整備は高度成長期に急速に進んだわけですが、これらの寿命が近い。コンクリートの寿命が50〜60年くらいなんで、そろそろ耐用年数オーバーになる、しかも一斉に。 このままだと大雨とかの災害云々以前の問題としてインフラがヤバイって話です。で、これらのインフラ再整備を計画的に進める、というのが防災ニューディール政策の趣旨だそうです。 10兆円の予算を組み、それを10年連続で進める、一大公共事業なわけです。 ・老朽化したインフラの再生 ・雇用の促進 ・雇用安定による社会保障費の確保 ・未来への希望が生まれる ・国際的な信用が得られる という、一石五鳥の政策だとか。…後半後付けというかなんというかw で、資金源は建設債だそうです。つまり借金ですね。
んー、なんというか経済素人なんで、具体的にどうなのか判断しかねる、理解出来てない部分も多いんですが。 まず最初に感じた疑問点。 1930年代の世界恐慌を乗り切ったアメリカの政策としてのニューディール政策なんですが、あれを見本に公共事業=景気対策ってのも安直な気がします。 自給自足ができる最強のブロック経済である当時のアメリカって土台があり、さらにその後の第二次世界大戦での内需拡大があって、初めて成功したんじゃないの、あれって。違うのかな。 ってか、第二次大戦によって重工業が活気付いたのはいいとして、戦時国債の償還はどうなったんだろ。内需拡大による税収の伸びが、戦後まで考えてプラスだったのかな。さらに長期的に見てその借金のせいで苦しんでるんじゃないのだろうか。そんな単純な話でもないのかな。 詳しい方教えてください。
.. 2012年07月30日 14:47 No.788001
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