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■--NHKスペシャル「日本人の戦争」
++ つかじ          

メルって見ようかと思ったのですが、またぞろ「戦争体験談」だろうなぁと思ってしませんでした。

まぁ内容的には、一言で言うとまさに「体験談」なのですが、一つ気付いた事が有ります。証言を残す方の殆どが曹長以下の下士官ばかり。士官に至っては二名のみでした。

今迄の色んな体験談の番組見て違和感を感じてたのですが、士官の方が殆ど証言して無いのですよね。でも、今回の番組見て少し納得した部分もあります。
要は「生き残った事への恥」や「死なせた責任」「思い出すのが怖い」的な部分で語りたくないって部分ですね。

また、体験談と言う形なので、どうして戦争になったとかの理由に関しては、やはり争点にはならなかったですね。上記の様に上級将校が証言者に居ないから、聞き様も無いってのも有るけど。
しかし証言者の殆どが85歳以上百歳未満。どんどん話を聞けなくなるのは凄く残念だと思う。

あと、戦陣訓の解釈が規律の維持から「生き延びる事の恥」へと変わって行く過程を見れたのは貴重だった。
そもそもアレだって「捕虜になると酷い目にあう」って事で作られた背景があるみたいだしね。まぁ都合の良い方へ利用されたのでしょう。
.. 2011年12月05日 09:58   No.770001

++ 多足       
第一回は見ましたよ。第二回は、島嶼戦云々の予告見て、あと第一回の流れからしてあんまし見ようという気になれなかったんで見てないです。

第一回も、最初15分くらい見逃してたんですが、気になった点が一つ。八路軍の説明ちゃんとやってたんかな? ハーグ陸戦協定の話も。それ抜きにして、民間人と一緒に逃げる八路軍めがけて擲弾筒ぶっ放す話されても困るんですがね。
インタビューする側が、なんともつまらない質問をしているようにも見えてしまって、NHK特集の質の低下を感じずには居れなかったんですよ。

生の体験談をまとめた番組、というのは非常に意義が大きいんですが、基礎部分に不足があるように感じた番組でした。

士官の証言に関してはねえ。以前の海軍反省会が言ってたじゃないですか、「非公開を前提に」って。責任認めたく無いってのは間違いないでしょ。

.. 2011年12月06日 07:41   No.770002
++ つかじ       
>擲弾筒
自分も思った。あれじゃ、行き成り日本軍が「中国人に」討ち始めた的なニュアンスだよ。
あ・それが目的か?

いやホント、前の爺さんから弾の時にも感じたのですが、全くバックボーンが説明されないのですよね。だから行き成り状況だけの体験談。
全く持って勿体無い。

後、何か凄い今更ながらにこんな話が出てる。
「真珠湾攻撃70年「ルーズベルトは狂気の男」フーバー元大統領が批判」だそうです。
記事を書いたのは、勿論「産経新聞」。
(記事元貼れない)

にしても、真珠湾から70年ですか?一体日本の本当の戦後は何時来るのでしょうね?未だにゴチャゴチャしてますしねぇ。

.. 2011年12月08日 13:22   No.770003
++ 多足       
結局のところNHKがどっち向いて番組作ってるかって話になっちゃうんですけどねw
国際法とかその辺を云々する番組じゃないってのは判るんですが、「ほっといたら日本兵が八路軍に殺される」という、単純な話が抜けてるように感じたわけです。
第二回の島嶼戦だって、どうせペリリュー、パラオの話はしないんでしょ? って思って見る気無くしてたんですよ。パラオでの話は、NHKにとっては不都合だろうからねえ。

真珠湾に関しては現地での展示物に日本側資料が増えてるとかなんとかってニュースやってました。歴史にぶら下がるのではなく、歴史から学んでいかないとイカンなあ、と感じますわ。

.. 2011年12月09日 07:47   No.770004


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