返信


■--独裁者に付いて
++ つかじ          

カダフィーが死にましたね。てか、どうせ先走った民兵が手を下したのだろうと思ってたら、案の定って感じでしたし。にしても、近年でこれだけ政治状況が変わるとは思っても見ませんでしたよホント。

しかし個人的に独裁者への扱いに関して、少し納得も行かないなぁ〜と思う不思議さも感じるのですよ。
そもそもその国に取ってのその人(独裁者)って、一組織のリーダーから始まった人が殆どですよね?
つまりは最初に「選んだ人達・支持した人達」が確実に居る訳ですよ。にも関わらずその人達への責任は余り論議され無い。ただ数年先に教科書やマスコミが、「あの統治者は悪だった」と言い出し教え込む。

本当に最初からの独裁者って居たのかな?そんな疑問が湧いて仕方のないのですよ。実際独裁者って人達は、何かしらの「カリスマ性」やを持っていたのは間違いない人が多い。昔の独裁者と言うのならむしろ英雄が多いし、政治手法も戦争の為や強い権力による速攻性のある政策を求めるのが多め。近年では純粋に力を求めた権力者や部族間同士の争いを制する為とかの方が多いかな?

自分としてはそんな人達が持ち上げられたり、心のが均整取れなくなっていく内に、恐怖政治的な所謂典型的独裁者へとなって行ったのじゃないのかな?と思ってたりします。
.. 2011年11月07日 13:53   No.768001

++ つかじ       
ちょっと長くなったので分割します。

切欠は戦国武将に関してでした。彼らは信長以降、多少の移動は有っても一定の土地で一定の自治を行い、世襲制を敷いて居るからです。
そこで独裁者を思い出したのです。

また、ちょっと意外性のあるエピに触れ出したからなのですよ。特にフセインに関しては驚きましたね。収容所での出来事を読む限り、やはり人を魅了する力ってのがあるのだな?と思いますね。
大佐にしても、革命当時民衆は熱狂を持って彼を迎えましたし、支持もされて居た。
最も支持率と言う点ではヒトラーでしょうが。
チョビ髭伍長だって、国内に限っては公共事業を含む改革を行い復興への道筋は付けましたしね。
(各人その陰で行っている事が目に入らなければとても優秀な執政者と言って良いでしょう)

だからこそ、一体何がそうしてしまったのか?
それが余り伝わって来ないのですよ。こいつが何をしたと言う結果論ばかり。まぁそんな感じでしたが、書いてる途中で自分でも何が言いたかったのか話からならくなり始めたので強制終了します、すみません(汗)

.. 2011年11月07日 14:15   No.768002
++ 多足       
リビアの政変に関してはかなり冷めた見方をしてしまいます。というか胡散臭い。
だって、結局のところ英米仏の一方的な介入なしでは成し得なかった紛争なわけで。
近いウチに内戦が始まって、向こう10年くらいでリビア国内の資源を使い潰しあって終わるんじゃないかと思えてならないです。あの政変に参加してたリビア人を、そこまで信用できないってのが正直なトコロです。
カダフィの処刑に関しては、大した追求もされずに有耶無耶にされるんじゃないでしょうか。リビア国民がカダフィの死の真相に、そんなに重きを置くとも思えないし。

別にカダフィを擁護するつもりも無いんですが、どうもねえ。アフガンと変らない胡散臭さを感じて仕方が無い。
アフガンの場合、ソ連撤退後好き勝手やってた連中が、戒律を重んじるタリバンに追い払われた。で、アメリカの国益に沿ってるという理由だけで、その好き勝手やってた連中が北部同盟としてアフガンを支配するようになっただけ。
結局のところ、大国の国益に合致した政権であるなら、それが独裁者だろうがなんだろうが気にしない、ってのが背景なわけだからねえ。
歪ながらも独立していたリビアが、フランスなどの食い物にされるだけじゃないかと思えてならんのです。

.. 2011年11月08日 19:13   No.768003
++ つかじ       
多足さんの疑問も多少なりとも共感する部分が有りますね。そもそもアフリカの一連の革命騒動自体が突然過ぎる。
(燻って居たのは分かるけど、蜂起の仕方がどうにも工作臭くて)

個人的には何処ぞの工作員が潜って先導してたんだろうなぁ〜と思ってます。
(イライラ戦争当時の英国の手法を見て貰えれば分かり易いかと?)

エジプトの件でも話ましたが、政治状況はともかくとして親米国家を打倒させたり、少なくても歩み寄りを見せ始めた国家を壊したりした後の状況が余り宜しく無い責任ってのは、一体誰が取ってくれるのだろう?と思ってしまいます。
(関わって無い振りをしている以上、勿論取らないんだろうけどさw)

しかし、どうにもタリバン追い出した後のアフガンが、やっぱり頭を過るんですよねぇ〜。
むしろ、混乱が助長するだけなじゃい?只でさえあの付近の海域の海賊云々だって、元を辿れば国内の紛争が原因だし。

.. 2011年11月09日 03:49   No.768004
++ 多足       
アラブの春って言うんだったかな? あれも、スタート自体は民衆の意思だったとは思うんですが、夏になるあたりから、外圧というか外からの意志が働き出して変なことになっていった感じですね。リビアがその極例なわけで。その中で海外からの工作員がどう動いたか。数十年しないと判らない話でしょうね。噂はもうすでに出てるみたいですが。

内紛に対して海外からの圧力で、持って行きたい方向に持っていくのは、初期段階ではまあ難しいってほどでもない。軍事介入で目に見える目標を破壊するのは簡単です。が、その後が問題。
この掲示板でも何度と無く指摘されるように、非正規戦闘になるとまあ、外国の思惑通りってわけにはなかなかいかない。
ソマリアのときと違って、リビアには資源があるから介入する旨味があるんで、特定の国の支援を受けた強権的な統治が実現すれば、表面的な安定は得られると思うんだけど、それだとエジプトと同じになる可能性も。
さあ、リビアの治安に、英米仏はどこまで責任持って介入できるかな?

.. 2011年11月10日 07:41   No.768005


▼返信フォームです▼
Name
Email
   
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用