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中国製三国志ドラマ、『Three Kingdoms』を見始めてます、レンタルで。 個人的に、三国志演義の嫌な点の一つに、「何をやったか、ではなく誰がやったか」が問題にされる点があります。平たく言うと曹操がやれば悪事で、劉備がやれば善行って流れ。 『レッドクリフ』は酷かったよね、曹操が中原平定のために色々やって世の安定を進めた云々に対して、周喩(だったっけ?)は一言「逆賊め!」。具体性に乏しいこの一言で論破した扱いで話が進んでしまう。『レッドクリフ』に限らず演義は基本こんな感じ。この一面的な見方が嫌いなわけです。 では『Three Kingdoms』はどうなのか? これも、完全に演義準拠です。というか演義の実写版です。 でもなんか面白い! 合戦シーンに気合が入ってるのもあるんですが、諸侯の騙しあい、腹の探りあい的な会話パートが、なんか面白いです。別に合戦シーンが少ない回でも、そういった会話パートがかなり楽しめる感じです。とは言え、やはりアクションシーンも求めたいもの。その点でも満足してます。虎牢関での呂布と張飛の一騎討ちは無茶苦茶熱かったです。
まだ第一部全てを見終わって無いんですが、この先も楽しみにしてます。惜しむらくは、どうやら呉の滅亡までは描かれない様子。やっぱ諸葛亮が死んだら「蜀漢その後」扱いで終わってしまうのかなあ…
.. 2011年10月17日 08:09 No.767001
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