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■--NHK無人兵器対貧者の武器
++ つかじ          

感想としては「何が言いたいのか良く分からなかった」と言うのが、率直な感想ですね。

「アフガンの今の現状を知らせたいのか?」「無人兵器の導入によって、米軍がどう変化したのか?」「テロリストがどれだけ恐ろしいか?」のどれを重点的に発信したいのか、全く分からん。問題なのは、アフガンやパキスタンの現状を解決しない限り、テロリストの温床は解決しない。と言う事ではないでしょうか?

本来こう言う物は、その為の活動がどう言う類の物か?結果的に軍事力も関わってきます。その活動には、こう言う無人機も有ります。って流れじゃないだろうか?投入する兵器がどうの被害がとかは、結局結果でしょ?
何なら2話構成にして、前半を無人兵器紹介・後半をそれを使った作戦内容とかの方が分かり易かった気がします。

ちょっと期待していた内容とは違いましたね。
普通に無人機が現状どうなっているのか?とかの方が、非常にシンプルだったろうに。残念です。
.. 2010年10月18日 05:31   No.722001

++ 多足       
無人兵器vs自爆テロ、などというなんかおかしな視点で番組を作ってましたが… このような作りになってしまった背景として、「軍事は政治・外交の手段の一つ」という考え方が日本に根付いてないってのを強く感じましたね。だから論点が絞れてない上に、話があさっての方向に行ってしまってる。ほんと、二回に分けてやった方が良かっただろうにねえ。
ただ、現状NHKが単純に無人兵器を紹介するだけの番組を作るとは思ってなかったんで、ある意味予想通りの内容ではありました。

ついでなんで無人兵器に関して思うところを。
兵士の代わりにロボットが戦争をする。これは味方から見れば大歓迎でも、敵から見ればおぞましいこと限りないでしょう。どれだけ圧倒的な戦力差、技術差があっても有人兵器であるなら反撃のしようがあるけども、相手が無人となると… これはもう、士気が維持できない。無力感ばかりが募ってしまうのではないでしょうか。
アフガンで対地ミサイルを発射する機体を操作してるのは、ラスベガス郊外の基地。じゃあどこに反撃するの? ってなると、当然アメリカ本土に反撃って話になりますよ。今回のNHK特集の論法で理解できる点の一つです、これは。無人兵器が自爆テロを誘発するってのは極論というか物事の一面でしかないけど、納得はできます。
また運用側にも変な問題が発生してきますね。これまで米兵の死体が映像として流れる度に、米国内での反戦運動がさかんになりましたが、ロボットの残骸がいくら映されても、反戦機運は高まらない。結果、「軍事介入によってわが軍にこれくらいの死者が出る」って見積もりで、リスクが非常に低く算定され、容易に軍事介入を決定してしまいかねない。
番組中で米兵がタリバンを指して「彼らは自分達が正しいと信じて疑わない、だから話し合いが成立しない」と言ってましたが… 
お 前 が 言 う な

軍事は政治の一部、最後の手段。ロボット兵器の運用により、その最後の手段の敷居が低くなってしまうのは不味いでしょうねえ。それ考えると、ロボット兵器はソフトキル・ウェポンに留めておいた方がいい気がしてきます。

.. 2010年10月18日 08:00   No.722002
++ つかじ       
>ロボットによるリスク低下
何ですよねぇ〜。政府・軍としては高い金掛けて育てた兵士の損失が少なくなるし、撃墜・墜落しても救助の心配もない(中身を盗られる可能性はあるけど)。

本当に「ゲーム感覚」でいる気がするんですよ。士官候補生がまさに「その世代」ですからね。候補生と言う事を引いても、そりゃあんな「軽い発言」にもなります。

ん?待てよ。そうなると楽するのは空軍ばっかりじゃないか?陸軍もロボット持ってるとは言え、
結局最後は人間が処理しなくてはならない事ですよね。どれだけ強力な無人兵器だろうが、最終的な占領・制圧は無理ですからね。

個人的に一番思い描いたのは、スターウォーズのドロイド兵ですかね?あんなのがウジャウジャ出てくれば、確かにおっ怖ないけどw

>お 前 が 言 う な
いや、全く持ってその通りですわ!www

>無人機を壊して居たシーン
壊す位なら、どっかの国に売っ払った方が早い気がするんだけど?と思った自分は、やっぱり平和な国の人間なんだなぁ〜と思います。

.. 2010年10月19日 13:19   No.722003
++ 多足       
操縦側の問題。
まさかアフガンで飛ばしてる機体を、アメリカ本土で操縦してるとは思ってなかったんですよ。海外赴任すら無しで戦争参加が出来るとは、そりゃもう出兵のハードル下がりまくり。
…しかし、これって「戦闘地域」を米本土にまで拡大してるってことにならんのだろうか?

歩兵による制圧。
最終的にはコレが無いと戦争は終わらないのが基本ですからね。空襲と通商破壊で降伏、って日本の例はかなり稀な話。
ここで生じる地上部隊と航空部隊の認識差、ってのは20世紀から顕著になってきた感がありますね。映画『ブルーマックス』で描かれたように。
個人的には、地上部隊が使うロボットには好意的です。地雷除去とか爆弾処理とか。要約すれば、死体を見たことがない連中が扱うロボット兵器が嫌、という話。

ドロイド兵。
目標はアレなのかもしれませんね。クローン兵vsドロイド兵。双方、国民が戦争に参加しない戦争。しかしこれは双方の技術、経済水準が同クラスでないと成り立たない話だよなあ。一種、儀礼的な戦争でしか無理でしょう。

無人機を壊すシーン。
あのシーンは自分的にはかなり心にきましたよ。仲間を、家族を殺した連中が、手の届かない所にいる。怒りをぶつける相手が、無機質な機械でしかない。はらわた煮えくり返ってるんじゃないでしょうか。

.. 2010年10月20日 08:10   No.722004


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