|
経済素人なんで、本職の降臨を待つことになりますがw ギリシャ問題に関して昨日、クローズアップ現代で取り上げてたので見てました。 ギリシャ市民は「悪いのは政府と金持ちだ。ヤツらがしっかりしなかったから起きた問題を、なんで俺らの年金をカットされないといかんのだ」と怒ってる。 ドイツ市民は「ギリシャ支援って言うけど、脱税して豪華なヨットで遊んでるヤツらを助けるために俺らの税金使うってどういうことよ」と怒ってる。 ドイツ市民の言い分は理解できるんだけど、じゃあ何のための共通通貨なのよ、という話。恩恵受けるばかりで責任を果たそうとしない、というかとにならないか? というか、共通通貨というものへの理解、リスクを理解せずに進めてしまったのではないか、ということですよね。ユーロ加盟を審査する機関が有効に機能していない、という話もありましたが。 あと、「先進国である欧州各国の加盟審査で嘘をつくとは思わなかった」みたいな意見があったのですが… 何を言っとるんだか。欧州各国って嘘付き合ってきたやん。
「地域の各国で共通通貨を持つことで、より密接な経済協力による発展が望める」と言って共通通貨を広げようとする人がいますが、そう旨くはいかない、というかリスクが高すぎると思います。 また、ギリシャ市民の憤りには理解できるけども無責任さも感じます。手厚い社会福祉を求めるのは当然だけど、その財源ってものに気を払わずに賛成してたのではないか、という疑い。議会制民主主義の根幹の問題として、選挙民が頭使わないといけないのに、そうなってない。目先の利益を追って、または考えるのが面倒になって有名人に投票する。このシステムはやっぱ問題があると思うなあ。選挙民が、責任を果たしていないのではないか。その結果が出たのではないか。
ギリシャの問題は、日本にとっても学ぶべき部分が非常に大きいと思うわけです。
…ところでギリシャがドイツに対して「70年前の賠償金を出せ!」って言って「その件は解決済みだろーが」ってドイツを怒らせた、という話はホントなのかな?
.. 2010年05月18日 08:02 No.692001
|