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■--間違いだらけのエコカー選び
++ カン          

現在家で使っている軽自動車が9月で11年目を迎えるんですが、ギアをバックに入れると異常振動が起きることもあって、買い替えを予定しています。で、昨年暮れに徳大寺先生が新著を出していたので、参考にしようと思って買いました。
今年の後半に日産が投入する電気自動車にしたかったんですが、インフラ整備にはもう少しかかるらしいので、残念ながらパスします。9月には間に合わないと思うし、家族に反対されてるし…徳大寺先生の点数も高かったこともあり、たぶんプリウスを買うと思います(ちなみに徳大寺先生の一押しは新型のフォルクスワーゲンゴルフでした)。昨年末の時点ではプリウスが市販車で燃費世界一らしいです。トヨタ車はデザインがいまいちだし、自分には魅力的と思える車がなかったんですが、スペック重視で行こうと思います(笑)
車の採点だけでなく、いろいろと考えさせられることも書いてありましたので、一読をお勧めしますです。
.. 2010年02月23日 22:06   No.661001

++ 多足       
「エコ」という言葉が先行し過ぎ、全然関係ないものや詐欺まがいの商品まで出てる現状で、そういう流れに異を唱える書籍は重要ですね。複数の視点から、違う著者の書いた書籍と比較して判断するのが理想ですが、なかなかそこまではw
個人的にはハイブリッドカーには比較的懐疑的なんですが、都市部での運用には適してると思います。信用してないのはバイオエタノール。あと、電気自動車もいささか懐疑的。充電して走るのはいいけど、その電気はどうやって発電してるのさ。ソーラーカーは良いんだけどねえ。発電量が足りないよねえ。水素電池、燃料電池はまだ自分の頭の理解が追いついてないんで、判断しかねます。現実的なラインで考えれば、ディーゼルエンジンの普通車が良いんじゃないかと思ってます。

.. 2010年02月24日 09:29   No.661002
++ カン       
さすが、鋭いですね。徳大寺先生もディーゼル車をプッシュしてました。もともとガソンリン使用の内燃機関よりエネルギー効率が高い上に、現在では環境対策の技術も進んだので、欧州では主流だとか。残念ながら日本では、(不合理な)排ガス検査基準のために軽油使用のディーゼルは忌避されているとありました。なんでも、日本の検査はエンジンを暖気状態から始めるが欧州は冷えた状態から始めるそうです。日産が、ルノーと共同開発したディーゼルエンジンを搭載した車両も評価されていましたね。
内容を少し紹介すると、軽自動車は廃止すべきとか、高速道路無料化はすすめるべきだが、同時に化石燃料税(ガソリン1リットル200円くらい)を導入するべきだともありました。軽自動車廃止と同時に、重量税以外の自動車税を軽減すべきもありましたね。ハイブリッド以外の車についても軽量化などの効率化を進めるべきで、日本ではマツダがその方向に動いているんだとか。ハイブリッドは電池が劣化しそうだし、他の車で高燃費の車があればそちらを買いたいんですが…現時点ではプリウスかな。
評価されていた車の中に、ベントレーの1400万くらいする車があったんですが、E85というエタノールを混ぜた燃料でも走れるからだとか。日本ではE85自体発売されていませんが、将来化石燃料が枯渇したらそちらにシフトするんでしょうか。しばらく前、竹からバイオエタノールを作ることに成功、とか新聞で読んだんですが、その後聞かないなあ。

.. 2010年02月27日 00:39   No.661003
++ 多足       
ディーゼル。
日本で公害被害が注目されだした頃から、イメージが非常に悪いですからね、大型トラックのあの排煙が。しかし、実際のところディーゼル燃料中の硫黄分を除去する技術が進歩したことで、ガソリンエンジンと比べて別に悪いわけでも無いんですよ。東京都のディーゼル規制の話といい、どうもイメージ先行でいかん。

高速道路無料化。
これで大型トラックが信号の多い国道から高速道路に行くなら良いんですが、根本的にトラック輸送依存を変えないと二酸化炭素の排出量は減らせない。つまり、高速道路無料化には、併せて鉄道輸送の拡大を図る必要があると感じてます。

E85。
これは結局のところバイオエタノールです。バイガソリン:バイオエタノールの比率を85:15にした混合燃料と考えればいいのです。勘違いされがちですが、バイオエタノール100%でまともに走れる車では無いということ。そんなものまだ実用化されてないかと。
バイオエタノールに関しては、糖度の高い植物から作ることが出来るそうで、トウモロコシやサトウキビがそれにあたります。ただ、これらを育てるために熱帯雨林を切り倒してる現状、バイオエタノールは温暖化を阻止するどころか拡大させている可能性が高いですね。
例えばその辺の汚れた池で発生するアオコとか、その辺で伸び放題のヨシなんかからバイオエタノールを作れるなら良いんですが。竹もそうですが、おそらく可能なんだとは思います。ただ、問題はコストですね。石炭から石油を作る技術もあるんですが、結局コストがかかり過ぎて普及・流通レベルに持って行けていない。将来的に注目される可能性はありますが、現状では研究費の獲得すら難しいのではないでしょうか。

.. 2010年02月27日 10:44   No.661004


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