返信


■--情報不足がおびただしい……。
++ HINAKA          

HINAKAです。

関門海峡で、自衛艦と韓国のコンテナ船が衝突、自衛艦の船首が炎上した事故の件ですが、ちょっと分からない事だらけで、人身事故(自衛艦消火活動中に発生した怪我人は、消火活動中の怪我で、事故直接の怪我で無い為に、衝突での直接被害とは別なので)で無いだけに、調査も報道も詳しくありません。
ただこれは、「死人や大怪我」が出ない以上、通常の事でさらに、片方が自衛艦となると守秘義務等の問題から、さらに調査経過は公開されません。
これも、毎度の事なので、余り驚きません。しかも相手が韓国のコンテナ船となると、衝突したのが国の所有艦艇ですから、金銭補償問題が深刻になっても、政治決着だろうと思います。

そして、一番の問題事故原因ですが、キッカケが韓国船の追い越しにあった事は、間違いないと思います。
ただ、海上交通は道路交通以上に、それぞれの船舶個々の判断が優先されますので、海峡のように監視センターがあっても、緊急事態以外は〈案内〉以上の指示は無いと思います。
という事は、今回の追い越しに関しても、監視センターが緊急事態と判断していない以上、相手船舶からの要望を、韓国船に案内するだけだと思います。

問題は、なぜ韓国船前方の船舶が、狭い海峡内で追い越しを要請したのか?
ここからは完全に個人的な推測になりますが、関門海峡といえば壇ノ浦の合戦で有名なほど、干満の差が激しい場所です。その上、狭い場所で日本海と瀬戸内海から太平洋という、海流や波の動きが複雑な、難所です。

特に、潮の満ち引きに伴う、流れの速さはそれこそ15ノットくらいは、出てもおかしくない海域です。
この時、潮の流れに乗っていたのが自衛艦だとすれば、当然それなりの速度は出ていたと思いますが、それはこの海峡では当たり前の事で、当然の注意義務が有るだけです。
ちなみに、「あたご」の時に問題にしたレーダーは、このような狭い海峡内で、船がひしめいている場所では、特に近距離でほとんど役に立たない事くらいは、素人でも分かります。だから、管制センターがある訳で。

逆にもし潮の流れに、逆らう形で馬力の弱い船が対抗して来た場合、より以上に速度が落ちる事も理解できます。
とすると背後から大型船が近付いて、悪い言い方をするならば、煽ったような汽笛でも鳴らせば、管制センターを通じて、「追い越して構わない」と連絡する事は、容易に考えられます。
状況的にそれが可能と判断すれば、その旨を管制センターは、韓国船に伝えるでしょうが、この時に対抗して来る自衛艦との接触が考えられるようなら、そもそもその指示は出さないと思います。もちろん、そんな事を反対側の自衛艦に伝える必要も、ありません。

.. 2009年11月13日 19:24   No.622001

++ HINAKA       
けれど、事故は起きた。
詳しい事は、事故調査結果を待つしか有りませんが、結論から言えば、韓国船の追い越し失敗でしょう。それでなくても、潮の速い海域をもし潮に逆らって、速度を上げ転舵した場合、常識的にも小型船なら横転の、大型船ならば曲がり過ぎの危険は、容易に想像できます。

結果として、韓国船は海峡の中央分離帯とも言えるポイントを超えて、道路で言えば対向車線にはみ出したのですから、そこに潮の流れの勢い(あくまで想像です)が着いた自衛艦が、直進してくれば元々、大型船の衝突回避は、自動車よりも遙かに困難です。
気が付いた時には衝突、という事は大いに有り得る、日常的な海難事故だと思います。驚いたのは、自衛艦の火災ですが、これはその性格上艦首部分にペンキなど揮発性の常備品を収納していて、火災が発生しやすい状況にあった事を、機密に触れると思いますが、素早く公開した為に、広く納得された事です。
船首で有れば、例え火災が発生したとしても、最悪防火隔壁を締め切ってしまえば、それ以上延焼の心配はありません。木製の船ではないので、火災による浸水や沈没の危険も、考え難いしだからこそ、そう言う貴重でない可燃危険物を、敢えて艦首に収納していたのだとすれば、非常に納得できます。

艦首の潰れ具合も、今の軍艦は装甲と速度の為の軽量化が、非常に進んでいるという事で、これも推測ですが具体的な材質は機密だと思いますが、金属のみという事は無いと思います。
同時に艦首は、戦闘時よりも日常事には、通常の船舶と同じく衝突の危険が多い部分です。ある程度以上の衝撃に対しては、自動車と同じ潰れてショックを吸収し、艦全体への被害を喰い止める構造になっていても、不思議はないと思います。

通常の大型船でも、フェリーのような特殊な場合を除けば、艦首には事実上ほとんど何も無いはずです。
いきなり話が飛びますが、よく言われるように「タイタニックも、余計な転舵をせずに正面から氷山にぶつかれば、沈没する事は設計上無かった」そうですから。ちなみにタイタニックを沈めたのは2センチほどの亀裂で、ただこれが不幸な事に、喫水線下で横に長く続いた事が「浮沈船」沈めた原因だそうです。

関門海峡の事故は、海難審判待ちですが、自衛艦がお咎め無しと言う事になった時に、また韓国で騒ぎが起こるかも知れません。
ただ、今の情勢だとアメリカの潜水艦に、海上訓練船を沈められて、何人もの犠牲者を出された日本が、世界的に見て大人し過ぎるのだと思います。美徳かも知れませんが、事故の時に相手の非を言い立てるのは、日本でも自動車事故では茶飯事で、まして外国で韓国となると……。嫌ですけどネ。

今のところは、これだけです。


.. 2009年11月13日 19:27   No.622002
++ カン       
レスしようかどうか迷ったんですが…
多足様のリクエストに応えたのだとは思いますが、少し長過ぎると感じます。また、事実関係の列挙とHINAKAさんの想像が混じった長文では、読んでもあまり益がないような。護衛艦艦首のクッション構造なんて初めて聞いたんですが…じゃあオマエはどうなんだ!と言われると、返す言葉は無いんですが(汗)。

.. 2009年11月14日 00:23   No.622003
++ 多足       
カンさんが言いたいこと全部言ってくれた感じですね。別スレで「HINAKAさんは関門海峡関連に食いついてくるかと思ってた」ってのに反応したんでしょうか。別にこの件に関して意見聞きたかったわけじゃないんですよw
ま、とにかくHINAKAさんは、「週刊オブィエクト」読んでください。事故当日からほぼ毎日更新で、その段階での情報の整理と、非常に中立的な考察が記載されています。これを読んで、どの点がどう想像してる部分と違うか、または想像が合ってるか検討してください。話はそれからだ。
っつーことでオブイェクトのURLです↓
ttp://obiekt.seesaa.net/

.. 2009年11月14日 09:55   No.622004
++ HINAKA       
HINAKAです。

関門海峡の事故に関しては、先に述べた以上の推測の根拠も、事実も把握していません。
ただ最大の要因は、韓国船の操舵(速度の加減速を含む)に問題があったとしか、思えません。

御紹介の、「週刊オブィエクト」にもあった潮流の問題は、なぜか日頃公開されている関門海峡の、日々時間毎のデーター(海上保安庁が提供し、誰でも閲覧可能。ただし、観測地点による誤差が大きいので、実際の運用には注意が必要との、但し書きがあります)が、すっかり「システム不調」により閲覧不能状態で、もちろん過去データーも見る事は出来ません。

先に「潮流が15ノットくらい出ていてもおかしくない」と記しましたが、これは明らかに間違いです。
関門海峡での、最大潮速は約9ノットとと、されているそうです。これでも、かなりの速度(時速で約15〜16km)ですが、当然天候と条件によっては、もっと早くなる可能性はあります。
ただし、事故当時の気象的な問題はなく、問題は干満ですがこれが困った事に、関門海峡はこれが定期的には変動しないところからも、「難所」なのだそうです。
しかも、ただこの事故当時韓国船側に向かって瀬戸内海方向からの、上げ潮だった事は確実なようです。つまり韓国船は、潮流に逆らって追い越しをし掛けて、操舵を誤ってセンター・ラインをオーバーし、反対車線を航行している自衛艦にそのほぼ側面から衝突された。されたと言っても、これは明らかに自衛艦の貰い事故なので、自衛艦としては上げ潮に乗って、それでなくても速度が上がりやすい状況で、停船処置を執ってもこれは、車以上に急に止まらない艦船である以上、どうしようもない事だと思います。

取り敢えず、関門海峡の潮流が、どの程度この事故に影響を与えたのかが、一番に気になります。
映像を見ると、最狭部で幅約600メートルの海峡を、海の水が川のように波立って流れて行きます。この場所を、大型船舶が1日に何十隻、大小合わせると、何千隻もの船舶が往来しているという事が、信じられません。
事故の時だけ、潮流が穏やかだった……などと言う事は、容易には信じられません。

陸も空も海も、この国は交通と名の付くもので、過密と無縁な存在はないようです。


.. 2009年11月14日 18:06   No.622005
++ 多足       
うーむ、なんと言いましょうか。
関門海峡関連のHINAKAさんの書き込み自体に、なんか無理を感じるんですよ。別スレでコメントを求められたと思ったから書き込んだのかもしれませんが、なんか、内容が無い。
事故の翌日から、この掲示板でオブイェクトを参考に色々話をしてた訳ですが、その内容と重複する部分もあるものの、全体的に見れば「時期を逃した内容の無い記述」と感じてしまうわけでして。非常にコメントしづらい。
いつもどおりの長文ながら、いつもの長文に見られる(時として見当ハズレな)主張、疑問も読み取り難く。うーむ。

.. 2009年11月16日 08:41   No.622006


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