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自分は借金がきらいで、車をローンで買ったことがあるくらいなんですが、昨今ではケイタイすらローンを組むのが一般的な状況になっています。自分が借金がきらいなのは、利子を払わなければならないことがひとつの理由です。そりゃ少し高い買い物をする時は、ローンの方が楽ですよ。実際車はそうだったし、パソコンもローンを使っていればもう少し早く購入できたかも。 あと、無理に背伸びをするような気がするのも理由のひとつです。あとで返さなければならないことを考えると、ためらわれてしまいます。
ここで話が飛びます(笑)個人が気軽にローンを組む時代。国や自治体も、気軽にローンを組んでいます。国債や地方債などです。あとで利子をつけて返さなければならないのに、どんどん発行しまくって、現在は国民一人あたり800万でしたっけ? 何が言いたいかというと、借金して何か派手なことをしたとしても、それは幻想であり、実体がないのではないか、と。個人がローンを組んで、まじめに働いて返せればいいんですが、何かあったら破産ですよ。保証人を立てていればその人も巻き込んで破滅。国家にそれが起こった日には…実際には起きないんでしょうか?自分は経済にも明るくないのでナンセンスなことを書いてしまってたりするのかも。自治体の夕張市には起きてしまってようです。十何年もかけて借金を返すのは、住民だそうですよ。
また話が飛びます。自分は最近、藤沢周平の作品を読んでいるんですが、その中に描かれる江戸時代の小藩が、借金まみれなんです。少し真面目な人間が、がんばって借金を減らそうとしても、江戸藩邸が中心となる支出に追いつかない。もう、返す気がないだろう、というくらいひどい。小説の中の話ですが、現代日本にダブって見えてしまいます。江戸の昔から、お上は借金まみれで状況を改善しようとせず、維新でも起きなければどうにもならないのかなあ、なんてことを考えています。
.. 2009年06月24日 22:32 No.532001
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