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■--いろいろ重なって、やっぱ思うんだわ
++ 多足          

天安門事件から何周年だかなんだかが昨日の話。NHKのクローズアップ現代で、中国で天安門事件がどう取り扱われてるかなどなど紹介してましたが。そこで気になったキーワード、「再評価」。中国共産党は天安門事件を再評価するつもりは無い、とのこと。
で、話変わってこれまた昨日のニュース。判決の決め手となったDNA鑑定の結果が覆り、17年ぶりに釈放されたなんとかさんの話。この件で最も重要なのは、DNA鑑定のやり直しを、長年裁判所が却下し続けてたって点だと思うんですよ。これもつまり「再評価」というものを拒否してきた、ということ。
エロゲの規制の話でも触れましたが、一度決まったことを見直そうとしない、という姿勢がどれだけ不味いかって話です。
天安門の件だと、「天安門事件の時の政府の対応は流石に不味かった。でもそれを認めることは出来ない。歴史がいずれ再評価するだろうが、それは自分達が要職から退いてからにしてくれ」って姿勢。
裁判のDNA鑑定の件だと、「もし再検査して“間違いだった”って結果が出たら、裁判所も検察も警察も面子丸潰れ」ってこと。
歴史上の人物の再評価なら、今生きてる人への影響は小さくて済みますよね。…まあ、案外深刻な影響を与える事例も多数ありますが。
だからまあ、歴史の再評価は面白いし、どんどんやっていこうって話は以前にもこの掲示板でしたと思います。そこで異論が出たりして議論が発展するのは非常に面白いですから。
が、しかし。再評価ってのは、当事者が生きてる間にどんどんやっていかないと。天安門の件も、裁判の件も、再評価を蔑ろにした結果泥被ってる人たちが沢山いる、責任逃れてる人たちが沢山いる。それは不味いでしょう。
エロゲ規制の件は、物事の評価というものを真剣にし続けないと、自分でも気がつかないうちに自分まで泥被ってしまう、ということ。ある時ふと気がつくかもしれません、「なんか最近やり難くなったな」、と。

何が言いたいかと言うと、「結論」なんてのはすぐに覆るべきである、ということ。その瞬間の結論であり、それは参考にするべきであるが、それに囚われてはいけない。常に、結論に疑問を持ち、改めて考え、同じ結論に辿り着くかもしれないし、違う答えが出るかもしれない。思考停止は、ホントに不味いって話です。
.. 2009年06月05日 09:36   No.522001

++ HINAKA       
HINAKAです。

多足様

今回の天安門事件から想起された問題提起は、かなり大きな例えば日本の「戦後処理」なども含めて、難しい問題です。
先日、改めて知ったのですが、戦前のドイツは有名なワイマール憲法を有する、ワイマール共和国です。それを、憲法を停止して独裁者となったヒトラー率いるナチス党が、「ナチス・ドイツ」を名乗り第二次世界大戦への火蓋を切るのですが……この結末は、「ナチス・ドイツ」の敗北であり、復活したワイマール共和国臨時政府が、改めて連合国と講和したのであって、「ドイツ国及び、ドイツ国民が敗北した訳ではない!」したがって、戦後の西ドイツの土下座外交は「ともかくみんな、ナチスが悪い!ヒトラーが悪い!でもそれを認め、協力した我々ドイツ人民にも大いに非がある……それは否定できない事実だ!!」という、姿勢だったそうです。
「我々ドイツ国民は、第二次大戦において降伏した事はない」従って、当時のナチス軍ではなく、正規のドイツ国防軍が連合国と戦ったのは、ワイマール共和国の国境を軍事力で突破した敵、及び航空攻撃した敵に対して防戦行動を行ったまでだ。
と言うのが、公式な見解であり、認識だった訳です。つまり「悪いのはナチスで、ヒトラー」だから、一般ドイツ国民及びドイツ国防軍は被害者(少なくとも正当防衛者)だと言います。

ここで重要なのは「日本は、当時の帝国憲法下で、国内法に基づき政府が国家元首の名の下に、宣戦布告を行って開戦している」事実です。
国内の、反戦派を弾圧もしていますし、軍国主義もはびこっていましたが、軍事政権がクーデターを起こして、国権を奪取して開戦した訳ではありません。国として、堂々と戦争を始めて、国として開戦時とまったく同じく、政府と元首の名の下に、連合国側に降伏しています。

つまり、日本とドイツは歴史的に見て同じ敗戦国でありながら、その経緯と結果は微妙に異なります。
「我が国は、第2次世界大戦では負けていない」というドイツと、宣戦布告もなくイタズラに軍事介入の戦線を拡大していった、日中戦争の前科がある日本は、最初からかなり分が悪かったような気がします。

これ以上は、長くなりますから、最後に「足利事件」ですが、当時この事件はかなりセンセーショナルなものであり、マスコミは犯人を鬼畜扱いしました。
そして当時最新鋭の科学捜査の賜物(と、その時は信じられた)DNA鑑定によって犯人が断定された時、こぞって警察の地道な捜査と世界初に近いDNA鑑定による犯人検挙に、マスコミは喝采をあげました。
犯人とされた人は、警察では自白しましたが、裁判では一貫して無罪を主張する事により、さらに人非人扱いを受けました。

多足様の仰るように、なぜその結果が今になって覆った時に、誰も反省すらしようとしないのでしょうか?
マスコミも悪いのですが、当時それに煽られて、一人の人間をあわや死刑にする(そうせよと言うう世論は、強いものがありました)ところでした。でも、裁判に詳しい人は言います、「もし死刑になっていたら、裁判所は新証拠による再審すら認めないだろう」と。
今後は、一般市民がその決断を、迫られます。

真実は1つでも、事実は人の数だけ存在する……。
では、その事実の中からどうやって、最も真実に近いものに到達するか?また同時に、その事実が真実とは違った場合にどうするのか、少なくとも日本人のほとんどはそんな事を学んでは、来なかったと思います。

結局、振り出しに戻りました……今回は、以上です。


.. 2009年06月06日 21:19   No.522002
++ カン       
どっかで聞いた話なんですが、行政は自らの過ちを絶対に認めないんだとか。自分なんかはメンツとかそんなのどうでもいいじゃん、と思いますが、内向きの論理があるんでしょうね。
ましてや中国共産党。民主化運動が活発化することを考えたら、「再評価」はありえないでしょう。
「足利事件」は、裁判の途中まで殺害を認めていたとのことですから、裁判官の心証も悪かったんでしょうか。しかしひどい話ではあります。DNA判定で死刑執行された人もいるらしいです(無罪かどうかはわかりませんが)。報道される裁判の判決の中には、自分なんかにも「それはおかしいだろう」と感じるものもあります。専門知識のない一般人に判断する資格はない、という考え方もあるそうですが、裁判員制度でどう変わって行くのか、注目したいと思っています。
wikiを見て来たんですが、足利事件の被害者はパチンコ屋の駐車場でいなくなったとか。親は何してたんだよ…

権力が下す結論なんて、ろくなものではないと考えていますので、地道に反対して行くしかないんでしょうね。でも、それこそマスコミが騒がないと動かないような気もします…

.. 2009年06月06日 23:13   No.522003
++ 多足       
足利事件。
自白した、という部分に関しては、どうも引っ掛かるんですよ。弁護士もいない、逮捕後の手続きがどういう意味もつかも理解してない容疑者が、監禁され、警察に圧力をかけ続けられ、衰弱したところで回りくどい文章で自白の調書を書かれてしまい、それを基に「犯行を自白した」と発表されてしまい、世論が煽られる。そんな中で裁判で無罪を主張し、「逮捕されたとき一度は認めたやんか」って言われる。
マスコミを被告側、検察側のどっちが巧く使うか次第で世論は変わります。各自が判断しないといけないんだけども、実際問題自分に関係ない事件に、どこまで興味もって考察出来るかって話です。マスコミの責任は非常に重い。今回釈放された方も、警察、検察批判をしていますが、マスコミ批判もして欲しいところです。そうすれば、マスコミ批判の部分はしかりカットされて報道されるでしょうから。

検察、警察の問題は結局「事件を解決した」という数字が欲しいんで、逮捕後はかなり強引に、事務的に進めてしまいます。裁判所は前例を持ち出すばかりで、新しい判断をしたがりません。マスコミは、何が本当かより、何が視聴者受けするかしか考えてません。国民一人一人は、自分に関係ない事件をそんなに深くは考えたがりません。そして声の大きな人の意見に着いていきます。
はっきり言って、裁判員制度は、非常に日本人に向いてないと思います。アメリカの陪審員制度に対しても自分はかなり懐疑的ですが。

.. 2009年06月07日 10:33   No.522004
++ 多足       
さて、長くなりそうなんで別枠で天安門。
と言いたいトコロだけども、正直天安門関連はそこまで無いです。なぜかいきなり出てきた戦後処理の話がメインですかね。
天安門に関しては、カンさん指摘の通り、「共産党の支配を揺るがす形での民主化運動はNG」なので、中国政府は再評価しないのも自然ですね。問題は、中国国民と、国際社会がその姿勢をどこまで容認するか、ですね。

で、戦後処理の問題。
「ドイツは侵略戦争をしていない、やったのはナチス軍だ。ドイツ軍は、防衛戦争をやっただけだ。」
これは、詭弁以外の何者でも無い上に、詭弁にしても事実と異なり過ぎてるし、防衛戦争で普通に負けてるやんってツッコミも入ります。が、しかし、国際社会での振舞い方ってのはこういう詭弁が重要なんですよねえ。
が、しかし、その詭弁も回りに受け入れられなければただの痛い子。HINAKAさんの考察だと、なぜその詭弁が受け入れられたのか、という部分が足りないと感じますね。結局、第二次世界大戦が終わる前から、「戦後の新しい戦争」が始まっていた、というのが重要でして。次の戦争の最前線になるのが明確な国、ドイツを如何に自分側の陣営に取り込むか、という部分が非常に大きかったわけでして。である以上、ニュルンベルクでナチに責任押し付け、さっさと防波堤もしくは橋頭堡を作らないと、というのが背景にありますから。
日本の場合、次の戦争の最前線は日本ではなく中国大陸、な予定だったのに肝心の奴らが小さな島に逃げちゃった。結果半島が最前線になり、実際交戦までしちゃった。この辺の事情の違いがあります。非武装にして囲い込む予定だったけど、最前線にむっちゃ近くなっちゃった。本気で最前線になる可能性まで出てきた。だから、再軍備を進める必要が出た、という訳で。

…なにやら暗喩めいた表現を多用しましたが、HINAKAさんならどれが何を指すか、わかりますよね?

でまあ、これらの歴史的、国際関係的な背景に関して論じるのはとても楽しいんで大歓迎ではあるのですが、「戦後日本と戦後ドイツの立ち位置」の話は、「再評価の重要性」って話とは直接的には関係無い気もしますw

.. 2009年06月07日 10:52   No.522005
++ カン       
多足様と議論を展開するには、自分では力不足とわかってはいるんですが…がんばってみます。

足利事件は、新聞によれば公判の途中まで罪を認めていたとのこと。同じ新聞に担当した弁護士の話として、「やったのか、と聞いたらやったと答えた、やらなかったのかと聞いていたら逆だったかも知れない」というような記事がありましたので、取り調べでかなりまいっていた可能性もありますね。
真犯人が別にいるというのも許せない点です。いたいけな子供を何人も殺害した人間がのうのうと生きることを考えると、神なんていない、と思ってしまいます。
警察の点数稼ぎ、検挙率稼ぎは許せないですよね。検挙率アップのため、軽微な事件やめんどうな事件は受け付けなかったり、逆にどうでもいいところで交通違反を取り締まったり。「新宿鮫」によれば(笑)キャリア制度が根本の原因としてあるらしいですが。個人的に、組織内部で上しか見ない人間の存在も許せないです。
マスコミは…どうなんでしょう?いまはネットとかありますが、マスコミがなければ情報を入手する方法はかなり限定されるとも思うんですが。視聴率競争、部数競争で売れる番組、記事を追求するのを禁じる妙手は思いつかないし。スポンサーは売れている方に高いお金を払うでしょうから…いっそ視聴率調査を禁止とかwマスコミの性質を理解しつつ、賢く利用するしかないんでしょうか。
裁判官だったか、人1人殺したくらいでは死刑にできない、なんて言っている記事を見て、頭に血が上ったことがあります。自分は、一般人が下す判断が裁判官のそれと比べてどうなるのかは興味深いと思っています。アメリカの陪審員制度は信用していませんが。

ドイツは日本と違って第二次大戦を総括しているものだとばかり思っていました。ナチスを賛美することを禁止する法律などもあると聞いたような気もしますが…ネット上ではよくわからないので、図書館などで調べてみたいと思います(いつになるかわかりませんがw)

.. 2009年06月08日 22:20   No.522006
++ 多足       
日本の裁判の実情を端的に描いたのが『それでも僕はやってない』だったんじゃないかなあ、と思ってます。説得力がありましたから。検察、裁判官、弁護士ともに顔馴染みで、お互いのメンツを潰さないように裁判を進めていく。あの映画が真実だとは言いませんが、他からも聞こえてくる話と、「行政は自らの過ちを絶対に認めない」という無責任さ、数字ばかり評価する官僚主義。これらが冤罪を大量生産してると感じるんですよ。だからこそ、犯人は即死刑でいいじゃないかって意見に同意出来ないわけで。

マスコミ。
政府や行政のやることを、なんでも批判すれば良い。そうすることで、自分たちが社会問題に対抗する義士気取りになってる。まあ、つまり腐れ野党根性です。しかもスポンサーに尻尾振ってばかりだし、自分たちに都合の悪いことには触れない、自浄作用の働かない連中です。あげく、マスコミは社会を裁く気でいるけども、マスコミを裁くモノが無い。最悪ですね。
結局ネットだって情報の最大の出所はマスコミ。となれば、何が重要なのかは明確ですね。一応、さまざまな立場のマスコミがあります。複数のニュースソースから、そのソースの立ち位置を判断しながら内容を吟味、自分なりの理屈と経験と知識から判断し、各個人が考えをまとめる必要がある、ということです。

ドイツ。
ドイツと日本の戦争映画を見比べて感じるのは、やはりドイツは日本以上に過去の過ちに向き合ってる、ということです。総括、というのも一つの結論であり、その結論はやはり再評価するべきでしょう。HINAKAさんの言ってるナチに責任押し付けた話は、それによってさっさと新しい戦争体制、冷戦という構造に対応する必要があったからです。

.. 2009年06月09日 08:05   No.522007
++ カン       
それでも〜>
痴漢冤罪の映画でしたか。自分は未見であります。ちなみに自分は痴漢をする人の気持ちがあまりよくわかりません。さわるだけじゃ何の得にもならないと思うんですが…さわるだけでも良いと考えるのかな。
脱線ついでに。痴漢の温床となる満員電車を作る方にも問題があると思います。乗車率が上がれば利益も上がる、とばかりに放置されているのでは…それともすでに飽和状態になっていて、別路線を作るしか解決の方法がないとか?満員電車にのる時間をずらす、という方法もありますが貴重な朝の時間を作れる人も限られているような…思考停止に陥ってしまいますorz
死刑がまずいなら終身刑創設ですかね。個人的には広島で小学生を殺した外国人とか、和歌山毒カレーとかは即死刑で良いと思ってしまいますが…土浦連続殺人とか、秋葉とかも。

マスコミ>
ペンで不正を暴く、という理想が昔はあったようですが(今もあると信じたいですが)、自らの質を高める努力をする媒体を選択して行くしかないように思います。あ、新潮社を思い出してしまった(怒)やくたいもない弁解をした当事者は組織の上の方に行ったとの新聞記事を見て、新潮社の本は今後買うまい、と心に決めています(弁解の記事を読んでいないんですがw)。

ドイツ>
ドイツも連合軍に占領されて、かなりひどい目にあったらしいですね(とくにソ連兵がひどかったとか)。それでも各国に賠償金を払ったのはすごいと思います。それに対して日本は…各国が放棄したのをいいことにすっとぼけています(泣)さらに素直にあやまることもしません。とても不思議です。メンツ?お上は過ちを認めないから?

.. 2009年06月09日 23:32   No.522008
++ 多足       
痴漢。
自分も痴漢は趣味じゃないんで、痴漢モノのエロ本、エロゲー等興味ないんですが、まあ、痴漢やる人の気持ちが解らない、ってほどでも。触りたいんでしょう。それを我慢できないで、自己正当化したりなんだったり。同情の余地は有りませんが。

満員電車。
東京、大阪では5分と待たずに次の満員電車が来るわけでして、ダイアはかなり飽和状態。利用者の要望を受けなんとか本数を増やそう、と詰め込みすぎた結果が尼崎の事故なわけでして。あの事故を起こしたのはJRですが、JRにそうさせたのは乗客ですよ。自業自得、という気はありませんが、そういう背景もあるのです。

マスコミ。
ペンの力を信じ、理想に燃えてる人はいると思いますが… 実はその力が暴力の域だということに気がついたり気がついてなかったりなわけでして。ペンの力は、強力な利権と繋がり得るわけでして。裁かれない暴力組織ですからね。

戦後賠償。
いや、日本もしてますよ。すっとぼけただなんて失礼な。謝罪もしてます。ただ、日本では何が問題かというと、60年前日本がアジアで何をしたのか、ということを今の国民がちゃんと知らないということ。だって学校で習わないもん。
左寄りのテレビ番組や、右寄りのホームページから得た情報で、自分に都合の良いものを信じるってのが実情でしょう。つまり、近代史を判断する上で必要な情報量が、日本人は決定的に不足している、と。そう感じます。

.. 2009年06月10日 07:50   No.522009
++ カン       
痴漢>
昔はグラビアでしかお目にかかれなかったような女性とか、たまに見かけますからね。ついフラフラと、っていう気持ちはわからないでもないです。まあ、みんなメイクとか上手くなってたりするんでしょうけども。自分はパンチラとかもありがたがらないんですが、駅の階段で尻を押さえるのはやめてほしいです。シミがあるかも知れないようなパンツなんか興味ねーよ!と思うんですが、世の中には盗撮するような輩もいるからなあ。

尼崎線事故>
無理なダイヤを組んであったのが原因だと思ってました。まともに運転しても数分遅れた、と新聞にあったような。それで遅れて日勤教育じゃあ、若い運転手がナーバスになったのもわかるよなあ、と。あれだけ人が死んだのに、ダイヤ組んだ人間とか、日勤教育を放置した人間とかは裁かれないんですよね…

マスコミ+戦後賠償>
ドイツはどうだったんだろう、と思って少しググったら、新聞は全部廃刊にされたとか。日本は甘いですねえ。賠償について、まったく払っていないように書いてしまってすみませんでした。中国・韓国に完全には払っていない、と読んだもので(韓国は途中で放棄したらしいです。北には全く払っていないらしいですが)。代わりに多額のODAとかしてたわけですが、そっちの方が高かったんじゃなかろうか。謝罪ですが、はっきりと謝ってはいないようです。「遺憾の意」とか「過去に不幸な出来事があったと認識している」とか、対人でやられたら絶対「こいつ、本気じゃないな」と考えると思いますがwまあ国家間では、あまりはっきりとは言えないものなんでしょうかね。
広島県では学校で原爆についてしっかり教えているので、他県の生徒と話をすると意識のギャップに驚くらしいです。自分も第二次大戦について、学校では習わなかったような気がします。ドイツの学校では教えているんでしょうか。

.. 2009年06月10日 21:07   No.522010
++ 多足       
化粧のレベルってのはあるかもしれませんね。グラビアとか見てても、なんか時々顔の区別がつかない人たちがいますから。「綺麗に見せる技術」にも方向性があるんでしょう、結果同じ方向性で厚化粧した人が、同じような感じに綺麗に… それって歓迎できるのやら出来ないのやらw

尼崎。
なんか事故当時から、非難の矛先が違うんじゃないかなあ、と感じてたんですよ。それは今でもですが。

ドイツの戦後教育。
実態は正直分かりかねますが、かなり気合入って二次大戦を振り返ってる印象を受けます。まあ、もしかしたらそれも左よりメディアの印象操作かもしれませんがw
ただ、ドイツがどーのという以前の問題として、日本の歴史教育は拙い。最も重要な近代史が、一番疎かにされますからね。単語の暗記ばかりで、背景、理由に全く触れようとしない。実につまらん。思うに、マークシート形式の試験って、歴史教育に関しては害悪以外の何者でも無いんじゃなかろーかと。

そういえば戦争当事国の歴史教育、という意味ではフィンランドやノルウェー、デンマークなんかではどういう社会教育してるのか、中々興味惹かれるトコロ。スペインなんかも。

.. 2009年06月11日 08:01   No.522011
++ カン       
化粧>
女性にとっては切実な問題かもしれませんが、眉を描いてマスカラをつけてファンデで肌を隠して、どこが自分の顔なのかとw化粧品会社はもうかっているんでしょうねえ。

JR>
あのあたりは路線が競合していて鉄道間の競争がはげしいとのこと、無理なダイヤだったのは確からしいですよ。無茶な計画を立て、従わないものは再教育、なんてことをしていたあげくにあの事故ですから、会社に責任はあると思ってます。

歴史教育>
ドイツとフランスあたりで、歴史認識を統一した教科書を作ろうとしている、なんていう記事を読んだ記憶があります。日中韓でも試みたのではなかったかな。合意に至れるかどうか疑問ではありますが(笑)フィンランドなんかはロシアに侵略された歴史があるわけですし、興味深いですね。ロシアを信用するな、とか教えてたりしてw

結論>
ずいぶん元の話題からずれてましたね(笑)自分の住んでいる茨城県で、県北の水戸の近くの川から県南の利根川まで導水路を作ったらしいんですが、県北の漁業組合の反対で稼働していないんですよ。鮎の稚魚を吸い込んだりするのを心配しているとのことですが、そりゃあ反対しますよね。30年くらい前に計画してそのまま突っ走ったらしいんですが、日本の国らしいと言えばらしい話だと思います。諫早湾干拓とか、中止になった宍道湖の淡水化計画とか、勝手に国が結論を出した無駄な計画がいかに多いことか、なんて思ってます。

.. 2009年06月11日 20:43   No.522012
++ 多足       
JR。
もちろん、一番責任あるのは会社なんですが、「より速く、より多く」を要求し続けたのは利用者なんですよ。で、事故以降調整されたダイヤに、以前より遅いって文句言うのも利用者。

歴史認識。
中国、韓国と一緒に教科書作るなんて、悪夢以外の何者でも無いですが結構それって現実にやってるんですよねw

フィンランド。
39年冬、ロシアの侵攻により防衛戦を展開、ドイツからも圧力。英仏伊に頼るも援助は間に合わず。
41年、ドイツの圧力により対露戦再開。領内に独軍駐留開始、39年以前の国境まで侵攻、一部部隊は越境。
44年夏、侵攻してきた露軍と交戦、フィンランド第二の都市ヴィープリ陥落。英仏がフィンランドに宣戦。
44年秋以降、露と停戦、対独宣戦。ラップランド地方で独軍と交戦。
さてさて、これをどのように教えてるのか。凄く気になりますってーか複雑です。

大型事業。
ダム建設や高速道路整備、干拓事業なんかは物凄く大きな事業で、時間もかかる。計画開始時は妥当な内容でも、技術や理論の進歩、経済状況の変化、政治情勢でその妥当性への評価はどんどん変わっていきます。でまあ、大抵の場合「ここまでやって今更中止は出来ない」と強行されるんですが… 平たく言ってしまえば、中止したら土建業の仕事が無くなってしまうってのが大きいですね。それでも、ホントに金がなくなると途中で放り出したりしますが。北海道の横断道路みたいに。
途中で判断を覆し中止することは非常に勇気がいりますが、それ以前の問題として利権団体から圧力がかかって中止できない、ってのが一番厄介。国民主権ってのはこういうところで巧く働かないと意味無いよなあ。

.. 2009年06月12日 08:00   No.522013
++ 多足       
もちろん、何度も繰り返しますが最も責任あるのはJRなのは当然です。しかし、便利さを要求し続ける利用者の態度に納得がいかないのです。
便利さを追求することの危険性を学ばないのなら、同じような事故はまた起こるでしょう。

ロシア。
ソビエト時代、ポーランドや東ドイツ、ハンガリーなんかは衛星国として「ソビエトの範囲内」という認識だったように感じるんですよ。その範囲が、今では「旧ソビエト連邦」まで狭まった感じ。範囲狭まったからマシには見えるけど、本質的な部分はやっぱ同じなんだな、とグルジア紛争の時に感じましたね。

事業。
目先の利益ばかり追求した結果がコレですからねえ。権力者は、責任取らないで済むシステムを作るから権力を維持できるわけだ。

ちょっとお願い。
ギレンの野望関連のスレは20超えて、このスレも17まで来ましたが。掲示板管理の自分の方針としまして、各スレの最後は必ず自分の書き込みになるようにしてるんですよ。でまあ、スレが10〜15超えたあたりから、その話題がまだ続くようなら出来れば新規スレに移動したいトコロでして。そのまま続けても良いっちゃあ良いんですが、見易さ的にちょっと分割した方が助かるんですよ。長文が多い掲示板なんでw
ご協力お願いします。

.. 2009年06月16日 08:14   No.522017


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