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さて、多足さんから難しい問い掛けをされちまったぞいw まぁまずは整理する為に、シュリーフェン・プランをちょろっとお浚い。
WWIに置ける、独軍による対仏侵攻作戦。 その内容は、露仏同盟により二正面作戦を強いられた独軍が、先に全力を持って仏を侵略し、取って返した刀で露軍を撃破する作戦ですね。 その後、小モルトケにより少しだけ改定された。
>何処が不味いのか?の質問への問 あくまでも個人的な考えなども有る事を明記して置きます。
自分が、シュリ・プ〜が不味いなと思うのは。 そもそも、軍事は政治の延長線にある事柄なのに、政治を軍事に合わせ様としている点ですね!
つまり、「軍はこう動くから、外交はこうケリ付けてね?」としちゃってる点ですね。 中立ベルギーに入れば、英国が参戦する可能性も無視している。ここまでの不味さが戦略面の不味さ。
で、戦術面の不味さ。 「補給問題(機械化されて居ない上、短期戦なのだから深刻)」「露軍戦力の過小評価(素早く移動できない等)」 マルヌの戦いで頓挫した事は有名ですが。つまり、この戦いすら戦いきれない程度の戦力しか、当時の独軍は保有して居ないという事実。 ベルギーに入る事を想定しながら、ベルギーの抵抗を排除できていない(鉄道爆破などの妨害)。
ここまでが、WWIのシュリーフェン。
で、最近の研究では。そもそもこのシュリ・プが「軍備予算獲得のための口実として提示」されたのでは? と、意見が出始めて居る様です。
確かに、当時の独軍(当時もう参謀本部が優秀であるのは有名)が、こんな無謀な事するかな?と思うけど。 実際、小モルトケが実行しちゃったんだから止むを得ないw(彼は時間的余裕も無い状態だったので、使用せざるを得ない状況だったけどね) と言うか、皇帝が無能なのが悪い!!大人しくビスマルクの言う事聞いてりゃ良かったのにww (アレ?参戦その物の愚痴になってるww)
.. 2008年12月12日 14:59 No.411001
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