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晩飯食いながらなんとなくテレビのチャンネル変えたらやってた馬鹿企画。「戦車の主砲で野球ボール打ち出したら凄い剛速球になるのでは」という実験。『世界の果て行ってQ』は、たまに見てます。月に0.7回くらいの頻度で。 いやあ笑えた。ホント笑えた。 カンボジア軍の協力で実験てたんですが、急遽戦車が使えなくなり出た代案。何をどう間違えればバッターボックスをRPGで吹き飛ばす実験になるんだか(笑) しかも野球ボールは弾頭から外れてたし。 二回目の撮影でついに戦車登場。100mm砲で野球ボールを発射! 時速360kmくらいのフォークボールでした。ワンバウンドしてキャッチャーを倒してました。これまた笑える。 使用した戦車はT-55。砲塔後部に大気センサーらしきものと、主砲上に誘導装置らしきものが追加されてる改装型でした。多分主砲発射式のミサイルを装備可能なM型に近いんでしょう。っつーか『レッド・アフガン』では5人乗ってたけど、T-55って4人乗りだったのね… 大いに笑えた実験でしたが、実際の戦車砲で打ち出すには弾、いや球が軽過ぎたようです。現在の日本含む西側諸国の主力戦車は、専用の砲弾を撃った場合その速度は砲口を出た瞬間で1400m/s以上。時速で言えば3600km/h以上。T-55は古い戦車なので、これよりは大分遅くなりますがそれでも時速2000km/hくらいは出るんじゃないでしょうか。多分。つまり、軽い球がスッポ抜けた、と。球の重量考えて発射炸薬(装薬)量を調整すれば、時速1000km/h近い剛速球も夢じゃ無い!?
…で、この実験のこと調べようとして知ったんだけど、カンボジア軍とタイ軍が国境で負傷者が出るレベルの武力衝突が放送日の数日前にあったとか。むむ、まだまだキナ臭いなあ。
.. 2008年10月06日 08:57 No.373001
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