返信


■--郵便局の凄い言い訳?
++ つかじ          

ちょっと用事があったので、郵便局へ。
「何かメッチャ混んでるなぁ」と思っていたら、そこで目に留まったのが凄い内容の張り紙。

(大体の覚えなので簡潔にカキコ)
「民営化に伴い、複雑な処理が増えた為。とても時間が掛かる。ご協力云々」

正直心の中で。「ハァ〜?何言ってんのこの人達は??」状態。じゃあ今迄待ち時間が短かったのだろうか?処理が簡単だったのだろうか?
こんなふざけた理由を民営化のせいにするとは。郵政関連の改革はやっぱり必要だよ、と感じましたね。

それと、またもや市役所。今回郵便局へ行ったのは「市民税の口座振替」を申し込みに行ったのですが。これがまた、いい加減な対応なんですよ。重要な点等を「こちらが聞かないと教えない」のですよ。

郵便局へ提出する場合は「通帳」が必要なのですが、それを知らずに提出して受理されず(通帳の説明文無)。
再度、持って行ったら。今度は全く見辛い所に押印が必要な場所が有り。郵便局が確認せずに、受理判子押して、後で間違いを指摘されたので書き直し。
(これは郵便局のミスでもある)
はぁ。ここ最近本当に行政に関してツキがありません。
他の方々もこんな対応されたとかありますか?
.. 2008年08月20日 17:13   No.346001

++ HINAKA       
HINAKAです。

つかじさん

最近、つかじさんのコメントに対する、返信が続いているような気がします。
さて、郵便局のお話ですが、家の御近所の郵便局は元々、ワリと大きな方で本当は特定郵便局(郵政民営化時点でも、現在も、その廃止が問題となっている、個人が委託を受けて請け負っていた郵便局で、いわゆる支局ではありません。主に田舎の、タバコ屋さんとかをやっていた、地主などがボランティアでやっているところが多く、今回の民営化でその多くが閉鎖しました)なのですが、地元の地主(要するに農耕地所有者であり、アパート・マンション経営者であるために、本当は金持ちなのに、なぜか税制上は赤字を計上している人々で、純粋な自民党支持者いや自民党支配者です)や商工店主(これも自民の基盤)達の圧力で、廃止どころか拠点郵便局に格上げされ(公社化時)、結果現在は有力支店扱い(ちなみにこの辺りにはここ1店舗しかないのですから、当然と言えば当然ですが)の為、そこそこ人員もいて30分も待たされれば、「長いなァ〜」です。
もちろん、つかじさんが見かけられたような張り紙はありませんし、忙しい時は、会社の垣根を越えて?郵便会社の社員が、郵便貯金の窓口を手伝います。
ところが、これがまず住民人口増加のために作られた支店郵便局は、もともと店舗規模も小さく、営業所的扱いだったために、人員も少なく、しかも拠点郵便局からの出向員ばかりでしたので、出入りが激しくてなかなか慣れません。
そして今回の民営化で、もっとも厳しく民営化されたのがこの支店郵便局員で、どんなに混雑していても、決して他社の手伝いはしません。
元々人手が少なかったのですから、例えば貯金業務担当が1人などと言うことも、珍しくありません。さらに、以前は、支店長が遊撃手となって、忙しいところの応援に入れたのですが、現在は不可能です。だって、その部署=支社長は担当1人ですから、受付と同じ人です。
分かりやすく言うと、以前は1人の支店長の元に数人の部下だったものが、現在は数人の支店長のみで切り盛りをしているのです。そりゃ、場所によっては、5・10日や月末などの混雑時は張り紙の通りだと思いますよ。
しかも現在は民間会社であって、行政とは(本来、立場上も法律上も!)無関係ですから、政党に文句を言っても始まらないのですが、なぜか地方地主や商工会店主には、自民党が弱いのです。都会や、新しく住宅が増えた市街地では、ダメです。
何ででしょう?

お役所のタライ回しは、だから「お役所仕事」とと言うのであって、双六のように振り回された挙げ句、「振り出しに戻る」のが普通です。
現在は以前よりも、これでもはるかに「人当たり」は、良くなりました。以前は、電話ですら「昼休みに付き、お掛け直し下さい」と言われたものです。窓口は、当然でしょう。

〈続く〉






.. 2008年08月22日 04:32   No.346002
++ HINAKA       
〈続き〉

これはその地方や、たまたまその役所の窓口の掛かりの人が、いい人か否かで変わります。
ですが基本的には、役所に提出する書類は、税金の「確定申告」がいい例ですが、申告者や提出者本人が規定に従って書類を作るのであって、役所の窓口は「本来は、受け取るだけ」の文字通りの窓口だと、されています。
ですから例えば、地方選挙で揉め事が有り、ある候補者を同一政党の多数派が立候補させたくない時に、届け出用紙を時間切れ間近に窓口に提出しようとする人を、その場で数人が掛かりで羽交締めにして、提出させまいとしても、窓口はもちろん役所や、そこにいる大勢の役人何もしません。
時間切れ寸前予定者側が、その用紙を窓口に投げ込み、「届けたからな!」と、叫んでも「正規の手続きを得ていない書類は無効」として、受理されません。
後に、裁判になり「立候補妨害及び、傷害の罪」は成立しましたが、その立候補予定者の立候補は認められませんでした。だって、認めると選挙をやり直さないと、いけませんから……。

おわかりのように、役所の受付は本来受付だけが業務なのですが、あえて市民サービスの一環として、質問されれば答えるアドバイスを誠意から行っている!だけ、です。
だから、提出者からの提出物に不備が有るか無いかは、あくまでも、提出者自身の問題です。まァ、ここで自己防衛策としては、それが通じる相手かどうか別にして「これで間違いや不備はありませんネ?」と念を押し、相手の名前をいただいておくことです。
そして別の窓口で、文句を言われたなら、「××の窓口で△△という方から、間違いないと言われました」と切り返すくらいしか有りません。同一所内であれば、電話とFAXのやり取りで何とかなるものです。

繰り返しになりますが、現在の郵便会社と役所は、接点がありませんので、この手は使えません。
以上、郵便局が民営化して込む理由(手続きが、煩雑になった事は、事実です。これまで、郵便局自体が役所で、国営だったのでそこで発行されたれたり処理されたものは、公文書として一式で済みましたが、今や民間会社と役所ですからこの時点で、最低2通の文書が必要となります)少なくとも、民営化で事務負担が減るとは、さすがの小泉元首相も言っていませんから……。

そもそも、これまで郵便局1店舗が行って来た業務を、人員と経費減らしを原則に、3店舗に分割したら、窓口に来る人の数が減らない限り、当然1店舗の業務が煩雑になる事は、目に見えていたハズです。
しかも、これまで公営だった為に不要だった、公営窓口への届け出という手間が増えれば、人手を増やして業務処理の見直しを行わない限り、時間ばかり掛かる事は、当然だと思います。
だって、元々何で企業や小中事業者のために、行政書士や計理士が必要だったかを考えれば、当然の事でしょう?

〈また、続く!〉





.. 2008年08月22日 04:40   No.346003
++ HINAKA       
〈また、続き〉

小泉改革は、基本的に国の出費と人件費を減らせば、財政再建が出来るというのが主旨ですから、そのしわ寄せが何処に来るかというと、入り口と出口。
つまり、受付と(支出・主に福祉関係)の受け取り、それも小市民のところに来る事になっていたのです。文字通り「大は生かし、小は殺す」政策です。
今頃になって、我々小市民は、それがどういう事か?具体的に身をもって味わっている訳です。

ちなみに、公にはされていないようですが、郵政省から公社化、民営化の過程で、立場と計算の仕方によっては、従業者の1/3以上が辞めるか出勤不能状態だそうです。
さらに、これも不思議な事ですが、地方の役所でも最大で半分近くの公務員が、勤務不能状態だそうです。最大の理由は、民間企業の従業員からは怒られるでしょうが、「仕事が忙しくなり過ぎて、心身が対応不能に陥った」事が原因だそうです。
ある意味では気の毒ですが、公務員は滅多な事では、過労による労災は「その仕事場が」認めてくれません。
自己防衛手段としては、民間に比べて遙かに手厚い、就業保障制度を生かして、医師の診断書を提出の後に正規の手付きを経て、引き籠もって勤めに出ない。
こうしていれば、やがては楽な仕事場への移動か、傷害の保障手当(完治するまで払われ続ける)を含めて退職金を受け取るか、どちらかになるのでしょう。でも、これまでの例だと5〜6年は、出勤しなくても大丈夫です。
今さらですが、誰かが御しゃったように、為りたや「公務員」です。

今回は、以上です

.. 2008年08月22日 04:47   No.346004
++ 多足       
すみませHINAKAさん、()の連続で読み難いです!

…まあそれはさておき。
例えば自分が18切符で移動してたときの話。途中で新幹線使って帰ろうと考え、新幹線の特急券だけ買って新大阪駅の改札に行って、駅員さんに「18切符と特急券で新幹線乗れんの?」って聞いたら「えーよ」とのこと。…ホントはダメです。新幹線乗車券が必要になります。
このときの駅員さんの対応を見るに、18切符+特急券という事態に初めて遭遇した様子でした。ズバリ、解ってないんですよ。改札も一つの窓口業務な訳ですが、ありとあらゆる種類の特殊な切符の組み合わせを、前部把握しているわけでは無い、ということです。これを職務怠慢と見るか? そう断じるのは簡単です。が、しかし人間が廻すシステム、必ずどこかで歪は生じます。
郵便局や役所に限らず、大きな組織の末端は、全体の動きを把握出来ていません。それはもう、様々な業務が執り行われているわけですから。窓口の係員は、自分の管轄範囲内で、可能な限りの対応をするわけです。「たらい回し」も、自分に出来ることをやっただけの話です。
「自分の業務くらい把握しとけ」とは正論ながらも、次々と増える業務を完璧に把握するのは極めて困難です。一つ一つ把握することで改善されていっても、また新しい業務が追加されるため、堂々巡りなのです。HINAKAさん提案の、「○○窓口の△△がこれで良いって言ってた」って方法は、組織側としても問題点が解り易く、改善の助けとなるでしょう。その姿勢さえ有れば。

民営化による云々は、張り紙に書く文句として非常に妥当なものだと思います。今までがどうの、というのは要点ではなく、今の混雑に対する原因の一つとして、一般的に納得されやすい、簡潔な内容と言えるでしょう。長々と理由説明書いても意味は薄いんで。

.. 2008年08月22日 08:15   No.346005
++ つかじ       
な・何かHINAKA教官のレスだけでエライ文章になっております。そして、郵政話なのか?選挙話なのか?市役所話なのか?少なくても多足さんの前だけで3回は見直してる。

>御近所の郵便局
今回行った郵便局は。多分支店郵便局って奴でしょう。受理押印したおっさんも、分かっていない感じで押してたから。だからと言っても確認もしないのは、ねぇ?人員は5・6人位居たかな?

>市役所
そこまでしないといけない世の中なんですね。
でも、必要最低限の説明をしないのは(説明文が無い以上)、納税者を馬○にしてますよね?

<多足さんレス
>仕事把握
そうですよね。どこも増える一方ですよね。
覚えきれないってのは本当。一度説明やマニュアル見ても、その仕事が入って来なければ忘れてしまうのも止むを得ないでしょうね。
まぁぶっちゃけ慣れるしかないです。

>張り紙
これは確かに今言われればそう思うでしょうが、今迄そんな事一言だって言ってこなかったのに、郵政民営化した途端に、言い出したのが疑問(て言うか言い訳に見える)でした。
素直と言われれば、確かに素直ではある。

.. 2008年08月22日 12:40   No.346006
++ 多足       
便利さを追求し、物事を処理するシステムって、必然的に官僚主義的になってしまうのかもしれませんねえ。
それ考えるとイギリス映画の『未来世紀ブラジル』は、非常に啓示に満ちた内容だったのかもしれません。高度に文明が発達した近未来、決められた書類が一つでも出ていなければ配管修理すらままならない。苦情を申し立てるにも、書類を何枚も用意しないといけない。『銀河ヒッチハイク・ガイド』でも描かれていましたが、イギリスの官僚主義も凄いみたいですから(苦笑)

.. 2008年08月23日 14:36   No.346007


▼返信フォームです▼
Name
Email
   
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用