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■--っつーことで地方分権スレ。
++ 多足          

イージス艦事故→報道の姿勢→官僚答弁→国家体制→経済システムときて地方分権、といった感じでしょうか。こういう風に話が移って行くの大好きだなあ。

さて、地方分権。
中学時代、『食べ過ぎで滅び行く文明』って本を読みまして、そこにあった「佐渡島を独立国家にしてみる」って話が大好きでして。日本全体の自給率とか考える上で、では地方自治体の様子はどうなのか? 自給自足やってける地方はあるのか? というのを調べた記憶があります。あの頃は単純に農作物生産とか工業とかしか見てなかったんで、税収や大型事業に関してはなんとも。
でまあ、この頃より「地方自治」とか「地方分権」ってのが好きなんですよ。道州制はこのイメージに合うものなのか、ちょっと違うのか、調べる必要がありますね。
地方に産業の中心を分散させ、インフラを整備しある程度その地方で地方特色を考え発展させる、という発想は要約するとやっぱあの列島改造論でしょーか(笑)
地方分権は進んで欲しいのですが、右に習え的な単調な事業の繰り返しではなく、先見性と冷静な分析力、玉虫色ではない協議などなど、日本人にかなり欠けてるんじゃないかって性質が必要になるでしょう。こりゃ難しい。現実問題としては今のままではより強固な中央集権になる可能性が高そうです。「形骸化した地方分権と、実態としての中央集権」。ホントこんな感じになりそう。それこそ大きな外圧、異変でも無いとムリだろうなあ。
.. 2008年03月28日 13:02   No.279001

++ HINAKA       
HINAKAです。

多足様

地方分権ですが、ある意味日本の高度経済成長以降の、懸案であると同時にパンドラの箱だと思います。
田中元首相の「日本列島改装論」は、彼の考えを下敷きに専門家グループがまとめたようですが(その辺の真偽不明、裏付け無し)彼が逮捕されてから、その頃はあちこちにあった古本屋で、歴史の教科書のように分厚い本が、1冊たぶんその頃金額で100円位で売られていたので、当時小学生の分際で購入した覚えがあります。
しかしさすがは「論文」、小学生に面白いハズもなく、後書きだけ読んで投げ出した覚えがあります。
その後書きに、この論文が土木学会?の何たら賞やら、何とか大学の学位論文として認められたなどと、羅列されていたことだけよく覚えています。もちろん、土建業界に多大な貢献をする論文なのだから、その辺の大手企業のトップ達が後押しをすれば、学会賞の1つや2つ簡単なような気もします……。

ただ、日本という国土の中で、地方に産業を分散させて、それを交通網で網羅するという発想は、地方の独立独歩を考えると、どうしても行き着く結論のようです。
しかもこれを、これほど見事にまとめ上げ、しかも首相という立場の人が、実際に実行しようとしたことは、後にも先にも戦後の日本国政府では、これきりだったようです(出典不明朗な記憶)。
残念ながら、この田中政策は結果として、利権と汚職の温床となり、後々まで残る日本政治や官僚機構の禍根を作るだけの結果になり、悪魔の論文扱いされています。ですが、たぶんこれほどしっかりした現実性のある地方分権論は、未だに無いのだと思います。

〈続く〉

.. 2008年03月30日 01:05   No.279002
++ HINAKA       
〈続き〉

「道州制」は問題が山のようにありますので、何から手を付けて良いのか判りませんが、基本的にアメリカの州というのは、とりあえず明治時代の訳語の結果で現実的には、旧ソビエトの「連邦」や「英連邦(ユナイテッド・キングダム)」のように、それぞれは独自の法や税制を持つ、準独立国か完全な独立国と同等です。
この小さい島国に、独立国を幾つ作るつもりか知りませんが、それでなくても地方格差に悲鳴を上げている状態(今回のガソリン税問題で、どれだけ地方自治体がオタオタしているかを見ても、歴然でしょう)で、それぞれの地方に「課税権と立法権を分けてやるから、勝手にやんな!」というのは、無茶の極みです。
そもそも、面積と均一化した人口密度から考えても、日本はアメリカの州1つ分にも足らないくらいの小国です。そして、世界的にも最も交通網の進んだ(小さいけど、山有り谷有り川有りの複雑な地形なので、事実上はかなり困難だったハズです)国です。更に最近は、携帯電話に代表されるIT産業絡みも含めて、情報網の整備も充実しています。
つまり移動時間、情報の伝達時間は、世界で最も速い国と言えるでしょう。連邦制は、広大な土地に、考えを同じくする国が寄り集まって、一個の強大な国家を形成し、例えば軍隊などの膨大な予算と人出の掛かる事業を、その巨大国家単位で行うということです。
つまり、逆に言えば小さな地域のことに囚われる余裕のない広さ(移動時間的情報伝達的に、手間も暇も掛かる)を持つところが、小さい国の良さと、強国の良さを併せ持てるところが、ある種のメリットです。
西ドイツ時代のドイツだって、日本よりも遙かに広くて、人口密度は低かったのですから……。

結論を言えば、今までは地域格差などの問題を丸残ししたまま、勝手にしろと投げ出すようなものです。
だって、地域ごとの税収に差があるからこその、悪名高いバラ撒き行政だった訳で、税収が高く人口密度も高い、都市部を抱える地域はともかく、過疎地域はどうするのか?
それを、何とかしようとしたのが、列島改造論だった訳です……。

現状での地方分権は、机上の空論以下だと思います。

今回は、以上です。



.. 2008年03月30日 01:42   No.279003
++ 多足       
列島改造論は言葉の響き的にもかなりセンセーショナルなものですが、発想は間違ってないとは思えるんですよ。しかし実施段階で日本人の悪い癖が出てしまって今に至ってる感じ。目の前に見える利権にはすぐに飛びつくけど、先々の話になるとピンとこなくて次の段階に移れない、というのが典型的な日本の組織(行政に限らず)だと思うのです。道路を作れば、その時に土建屋が儲かる。しかし、インフラの整備ってのは、整備された先に産業を誘致してナンボのモンですが、イマイチそこんとこを考えずにいつまでたっても道路を作り続けてる。それじゃ何時までたっても地方の発展は望めないってなもんです。
現状、中央の権限が強過ぎて、地方自治体のトップも中央からどれだけ金貰えるかが勝負って状態、結局財政を人質に取られてるから日和見的な意見しか言えないわけで。参勤交代のころと変わってないかも。
地方が東京の顔色伺うばかりでなく、もっと自尊心を持てるようにならないと地方分権は成り立たない。でも、自尊心持つ為には中央に頼らない基礎体力が必要。むう、卵が先か、鶏が先かって話だな。

余談その1。
学会賞ってのは、その学会の利権に沿った内容の論文に与えられるものですから、HINAKAさん指摘予想のように、多大な貢献をする論文だから賞の一つや二つは簡単でしょう(笑)

余談その2。
ちょっと調べてみたら1990年当時の西ドイツの面積は248,717ku、東西ドイツ合わせて357,021ku。日本は377,835ku。結構日本、広いです。っつーかヨーロッパって地図では広く見えるけども、それは投影法の都合であって案外狭いです。たしか西ヨーロッパ各国の合計よりインドの方が広かったハズ。これも印象操作って説もありますが、さすがにそれは言いすぎかなあ。
しかし、日本の場合山岳面積がやたら広いし、離島も多い。よってこの数字、額面どおりには取れないのは事実でして、有効面積から人口密度出したら凄いことになりそうですね…

.. 2008年03月31日 08:18   No.279004
++ HINAKA       
HINAKAです。

多足様

あらら、まぁまぁ……失礼しました!
ずいぶん前に見た世界地図で、いわゆる「同縮尺の日本」というのが、西ドイツのある大西洋に描かれていたような気がします。その時、それなりに西ドイツが日本より大きく感じたのですが……。日本を広げると、結構広いのかも知れません。

確かに、西ヨーロッパ各国は面積的に、小さいですよネ。
国力は、国土面積に比例しないと言うことの、良い例でしょうか?あれほど小さな、オランダ(植民地時代、その支配地は広大でしたが……)とベルギーそしてルクセンブルグ。いわゆるこの小さな3小国の連合、『ベネルクス共同体』が現在のEUの原型、ECC(ヨーロッパ経済共同体)そして、EC(ヨーロッパ共同体)へと成長したのですから、文字通りヨーロッパ連合生みの親であるのですが、大国(まだ西だったと思いますが)ドイツ、フランス、イギリスが乗り気になって、出しゃばって来ると、静かに後ろに控えました。まさしくこの対応力が、外交力であり安定した経済力の、原動力に思えます。
そして、当然他の各国も特に大国同士が因縁やら、国内のしがらみやらで動くに動けなくなった時、スッとどこからともなく出て来て、それぞれに折り合いを付けて、糸口が見付かりまた大国同士が前に出ると、アッサリと後ろに下がる。
しかし、だからと言って各国がこの3国を甘く見ることはなく、その実力や存在感、何より自国の利益のみならず、全体を広く見通し先を読む先見性には、一目二目も置いています。
それだけに、多くの世界組織の本部や中心が、これらの国に集まるのだと言います。国の力は大きさでは無いことの、証明のような気がします。

話が脱線しましたが、なぜ西ドイツを引き合いに出したかというと、統一ドイツはその大きさから当然ながら、西ドイツ時代ですらあの国は「連邦共和国」だったんですよネ。
故に、各地域は独自の法と税制を持つ、たぶん日本語では「州」と呼ばれていたと思います。日本よりも小さな国で(済みません、間違ってました!)、少なくとも他の交通機関はいざ知らず、道路網の整備と車両の多さでは、立派な自動車大国であることは、今さら言うまでもないことです。
にもかかわらず、地方政府が成り立ち、独自の政治が政策が行われている……もちろん、古くからの小国同士の分裂と併合の挙げ句の大同団結という、歴史的な下敷きが有ればこそでしょうが……。

〈続く〉

.. 2008年04月01日 05:09   No.279005
++ HINAKA       
〈続き〉

でもそれを言うなら、日本にも「江戸時代の幕藩体制」という、ある種中世としては、理想的な封建国家つまり連邦を築き上げた訳です。
江戸時代の「藩」は、内政自治権を持つ完全な独立国であり、連邦政府が「幕府」だった訳です。
もちろんこれを可能にしたのは、周囲を海に囲まれた地理的な条件と、それ故に可能であった他国との交流を断つ、「鎖国」政策があったればこそ!で、しょうが。
その歴史を持つこの国が、中央政府から自立した地方政府を維持運営できない……のは、なぜか?
「廃藩置県」からわずか、150年程度でなぜこれほどまでに、徹底した集権国家になってしまったのか?
法律上は、今の地方自治体だって、かなり大きな権限を持っているんですけど……結局は、自前の税収で運営できるのは東京都だけで、後は中央からの地方交付税頼り。
あぁ〜、また日本は共産主義的支配下にあるという、像が浮かんでくるぅーッ。旧ソ連も現中国も、中央政府と地方(各国)政府という図式は、同じですからネ。ただ、支配体型が、一党独裁の、完全なピラミッド構造ですから……地方政府の自立性なんて、有名無実でしょうけど。

そもそも、精神論めいたことを持ち出すのは、日頃の主義に反するのですが、要は自治体に属する市民、企業、あらゆる団体、そして地方政府自体の全てに、我が街や我らが市や県という地域での、自主・自立・自由への気概が、感じられないのです。
つまり、基本的民主主義の根幹ですよネ。日本という国と言うより、そこに住む自分も含めて日本人に、自由市民としての意気込みが感じられない。

結局は、そこに行き着くような気がします。
「地方自治は民主主義の学校」と、確か中学の公民の教科書には、謳われていたような気がします。

また、長くなりました。
済みません、これで失礼致します。

.. 2008年04月01日 05:18   No.279006
++ 多足       
地図上での見た目の面積って結構判断しづらいですからねえ(苦笑)
ドイツの場合、各地に城砦都市があることからも古くからの地方豪族が多かった、って歴史があるんでしょうね。フランスもそうなのかな? 国民性ってのも大きなファクターでしょうが、古くから各地に産業拠点があり、それを結ぶインフラがナチス時代のアウトバーンでかなり整備された、ってのが意味深そうです。
では日本は? 戦中の日本は農業国だし、欧米と単純に比べることは出来そうに無いですよね。で、戦後復興で先に道作って、その利権で味しめたってのが不味かったかなあ。

さてさて、ベネルクス三国の件しかり、ドイツのアウトバーンしかり、日本の幕藩体制しかりなんですが… 巧くいった背景に潜むものを注視しなければなりません。つまり、誰が誰から何をどれだけ搾り取った結果として巧くいったのか、という話。藩、という行政機関がその地の産業からいかほど搾取した結果の運営だったのか。アウトバーン建設などに伴う景気回復の資金は何処から出たのか? 小さな国土ながらも大量の冨を持っていたヤツらは、その冨を一体何処から持ってきたのか?
これらを無視して結果のみ追って評価し、その手法に追従すれば、確実に巨大な格差を生み出すことになるでしょうねえ。

中央集権は、地方にとってある意味楽なんですよね。中央から金がまわってくる間は。重大な決断を自らがする必要が無く、指示通りにテケトーにやってればよろしい。しかしその資金が無くなれば、当然各自の創意工夫が必要になってくる。今の地方自治の不甲斐なさは、甘やかされてきたツケであり、現実が見えてなかった結果でしょう。当然、そのように育てた中央にも、そのように育った地方にも責任があり、HINAKAさん指摘の「意気込み」が極めて重要であるわけです。

…むう、なんか言いたかったことが中途半端にしか出せなかったな。

.. 2008年04月01日 08:45   No.279007
++ つかじ       
今回の意見は一県民としての意見です。

>地方分権・道州制。
まず、疑問。その「意気込み」とやらは「皆(国民・県民)」が持たなきゃ駄目かね?

一般人てのは普通「日々飯・水道高熱・医療(その他諸々)」があれば、ある程度「他見がどうなろうと関係あるの?」って疑問がまず沸くと思います。要は「現状維持」?
そして、少なくても僕は群馬県が好きなので、「もし」無くなって他と一緒の「何々州」と言われたら結構悲しい。

そもそも、その遅れている地域ってのは見てみると、地方交付税を貰っても有効に使っていない事が多いのでは?道路したり箱物したり。
結局何が言いたいかと言うと、「その地域の人間が政治を見てなかったからでは?」と言う疑問も沸くのですよ。
(念の為に言いますが、これは政治家の無能もあると思いますし、本当に何を基準に交付税の分配率や特定財源が使われるのかは不明ですしね。)

で、僕も今回の道州制の導入って最近聞いたばかりで「何のメリットが?・どう変わる?」の意見が大半です。ですので、政治家が何でいきなりこんな事言い出すのか理解不能状態です。
また、合併の時みたいな混乱がどうせ起きますな。アレ新しい住所覚えるの面倒だよなぁ。

>幕藩体制・参勤交代
幕藩体制が成功と言われてますが、これだって中央の言う事聞かないと謀反と採られるし、結局は生かさず殺さずの生殺しでは?と思ってます。
また、これのお陰で参勤交代などがあり、今のシステムと同じく「移動がメンドいから街道整備・中央に集まるから文化交流・人が集まるからか金が落ちる」。日本人全く進歩無いね。

すいません、今回余り効いた事言えないばかりか、疑問ばっかりですね。

.. 2008年04月02日 05:45   No.279008
++ 多足       
そうですね、「意気込み」は行政だけでどーこうなるものではありません。住民、事業所、商工会とか教育委員会とか、ホント各個ができることを考えなければ動かせないです。
箱物行政は土建屋を儲からせるためだけに行われているし、下手すりゃその土建屋もその地方の業者でなく中央のでかい会社だったりするから地方の利は何も無く、維持費で損するだけってのもしばしばなようです。議会がそんなのにGOサイン出してしまうのを見逃し続けるのは、住民が無関心であるツケです。
「選挙なんてどーせ関係無い」って考えが失敗の始まりですから。現状維持、というのは既得権益を守りたい連中の思いのままですからねー。
で、道州制。なんか日本での道州制議論はまだまだ流行追っかけるノリだけでやってる感は否めませんね。地方交付金にぶらさがってる現状では、進めるだけ無駄無駄でしょう。

ちょっと話がそれてしまいますが、今話題のガソリン暫定税率の件も、ずっと続いていたのは現状維持の皮をかぶった無関心の結果ですからね。考えるいい機会にはなってるでしょう。

.. 2008年04月03日 10:45   No.279009
++ 某神戸の人       
 あー、このスレの冒頭に出てる、佐渡島の話し、なんか記憶にあるわw
 クラス全員で、読まされた本だっけ?

 大分出遅れた感があるが、まぁ、道州制って、この掲示板的にたとえて言うと・・・

 軍制的に、軍と師団だけでは状況にあわせた効果的で弾力的な運用ができないんで、その間に、師団を複数合わせた軍団という単位を作りましょうか。

ってな感じだからねぇ。
 具体的な例だと・・・

 市道とかの生活道路ならばともかく、県と県をまたぐ高速道路とかの建設になると、今まで国が音頭を取ってきたけどそうじゃなくって、その県を包括する上位広域自治体をつくった上で、その広域自治体自身が身の丈にあった上で作る場所とかを考えたほうが効率的な行政がおこなえるでしょ?

てな議論だと、わたしゃ、理解してます。

>要は「現状維持」?
 今の日本の問題は、その現状維持ができなくなってるのが問題で。小泉改革で、地方交付税額減ったから。

 つうても、地方交付税も「税」であるっつう認識があんまり一般の人にないんだよなぁw
あれ、地方交付税総額=所得税と酒税の32%+法人税の35・8%+たばこ税の25%+消費税の29・5%つう計算式で算定されるんであって、地方交付税増やせっていうのは、所得税とか消費税とか増やせっていうことなのにw

.. 2008年04月06日 08:18   No.279010
++ 多足       
軍制。
いやまてその例えはこの掲示板常連でも2〜3人しか解らんって(爆)
具体例は解りやすいんだが。
個人的には県の中で、市町村単位ので専門職集まってなにか事業を効率的に行うって手法(PFI事業がそれかな?)が戦闘団的で好みだったり。でも師団が金に余裕ないから行政だけでは戦闘団の編成ができない。そこで地元民間企業の能力を、というのがPFIかな。つまり民兵を交えた戦闘団?
…ゴメン、やっぱこの例え方ムリがある(笑)

地域ごとの知事連絡会をもっと実行組織的にし、声そろえて「お金ちょーだい」って言うんじゃなく、各地方の能力と責任でなんとかしろってのは悪くないと思うのだが…
力の強い中央は、力の弱い地方が自立するのを支援しないといけないと思うし、地方は中央からの支援にぶら下がってたらダメなのは当たり前。行政に自覚が重要だよね。
で、税の認識の弱い一般の方々も、自分らの税が何に使われるかに注目せねばならない、これも自覚の話。「選挙? どーせオレが投票せんでも結果は変わらんよ」って姿勢がどれだけ悪いかがよくわかるよなあ。

.. 2008年04月07日 08:32   No.279011
++ つかじ       
>軍団制
うわーこれで「あ〜なるほどなぁ」と思っちゃった自分は負けかな?(笑)

>広域自治体自身
うーむ。でも問題なのが大体同じ地域ってのは、同じような問題抱えている場所が多いですからね。例えて言うなら「体中に巣食ったがん細胞を一箇所に集めて、大きながんになる」って感じに成らなければ良いのですが。

>中央
にしたって「地方に回す金が無い」と言い張る事はあっても、「銀行を甘やかす金はある」みたいですからね(笑)

いっその事、全国都道府県の知事を集めて、戦って貰う・勝ったら優遇処置って感じでどないしょ?それなら県民も見てくれるよきっと(笑)

.. 2008年04月09日 08:24   No.279012
++ 多足       
同じ地域で抱える同じような問題を、一気にまとめて解決ってのが目指すところなのでは?
しかしこれって優秀な指導力がないと難しいですよねえ。

銀行を甘やかす。
かなりふざけた話に思えますよねー、これって。銀行がそんなに大切か! って話ですが、やっぱ大切なんでしょうねえ。ほっといて潰れたら経済的に大問題。その方が被害でかくなるから先手を打って税金投入。理屈は解る。しかし納得はできない。やっぱその過程での説明不足っぷりが嫌なんだよなあ。

知事対決。
それを国家間でやったらプーチンロシアが最強とはよく言われる話(笑)

.. 2008年04月10日 10:47   No.279013
++ つかじ       
>一気にまとめて解決
自分的にですよ、コレって大規模なハコ物・道路建設が一気に助長される様な気がするのですけど(汗)
最近の地方問題はやっぱり、病院関連と過疎・少子化(要は人口減少)による学校・交通機関の閉鎖しょうかね?

>病院
「何かあったら来て下さい」と言われはするけど、実際に「行って見る」と。「こんな程度で来やがって」的な事って結構あるよね〜。

特にお年寄りの場合病院が「寄り合い場」になってる事が問題だよね。病院行っても、こっちも病人なのにマジ座れないし(汗)
あれキツイんだよ本当に!順番待ちなのかと思えば、只話す為に病院に居るんだから(怒)

>知事対決
あ・まずい。コレにすると「なんちゃって議員(レスラー・芸能人)」が増える。
日本のタレント議員だと「西川きよし」さん位の活動家じゃないと駄目!!

.. 2008年04月16日 07:29   No.279014
++ 多足       
一気にまとめて解決=ハコ物・道路という発想はもうダメダメでしょう。どちらも建設時のことしか考えていないんで。何かを作るうえで運用時のことをシミュレーションする訳ですが、これを土木関係に任せたらろくな事が無いのはこの40年で証明済み。でも未だに声のでかいヤツの意見が通るシステムだから、やっぱり声のでかい道路族が幅効かす。そうならないようにバカを抑えることの出来る優秀な指導力が必要ということです。
いやー、道路族はありとあらゆる場面で民意を誘導しようとしますからね。前の日曜日に東京の地下建造物特集をやってましたが、アレだって結局道路特定財源必要でっせってオチだったし。

病院。
お年寄りの溜り場になりやすい、というのと同時に、他の溜り場が廃止されていってるという現実もありますからね… 最後の砦なのかもしれませんが… 医療も金が無いからなあ。

知事対決。
地方税を自分が住んでるトコロ以外に納税できるようにするって話がありますよね? あれがまさにこの話なんですよ。宮崎県知事みたいに知名度の高い人がテレビでどんどん宣伝することで地方税を獲得するようになるでしょう。となると、実際の行政手腕よりも知名度の方が重要になってしまい、知事選挙がなんかヘンになりそうですねー。
しっかりと行政運営が出来る副官がいればそれでも良いのかもしれませんが… 副官は民意で選ばれるわけでは無いんで、やっぱ問題でしょうね。

.. 2008年04月17日 10:12   No.279015


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