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■--知らぬ内に数に入っている恐怖
++ つかじ          

TBSの深夜に、米国のTVを紹介する番組があるのですがこの番組で本当に恐ろしい事を紹介していた。

「航空支援要請時に、何人までは民間人の犠牲者が許容されるか?」です。

要は「誰々を殺す際に、民間人が犠牲になる可能性があるのだが、この人物・作戦の重要性を考えれば、何人まで犠牲を出すのは止むを得ない」とされるのですよ。
しかも、その数字も何を根拠に出されたのか全く分からない。
挙句の果てに、イラク・アフガンではその成果は芳しくない。

例を挙げるなら「住宅地の真ん中に、テロリストのリーダーが要る。爆撃で無いと攻撃できない。」
1・現場指揮官が航空支援管制センターへ攻撃要請。
2・担当官がその場所への攻撃場所を確認。
3・その人物の重要性を考慮し、民間人の犠牲者を何人までなら止むを得ないかを考える。
4・それらを考慮し、実行させる。
(目標から円形の隣家なら止むを無いが殆ど)

だから、良くTVで「民間人に被害多数」がテロップで在るのは、実は戦闘に巻き込まれたと言うより、こう言った「止むを得ない犠牲」が殆どなのですよ。
だから、「遣られた・恨む・復讐」の連鎖が止まらないのです。つまり、「身から出た錆」状態。

本当にどう言った経緯で出た数字なのか、全く分からないのです。こんな事自衛隊でも考えているのかな?
.. 2008年02月26日 10:24   No.263001

++ 多足       
ああ、その番組は知らなかったなあ。昨日のNHKのパキスタン特集は観たんですが。
なんや言っても軍隊ってのはそういうことを常に考えているでしょう。敵を倒す為に、巻き添えの犠牲者はやむをえない。少なくするよう努力はしますが。数字を出す人間は、それなりの教育を施されるんでしょうげ、結局理屈は軍の理屈。結構いかげんな数字だと思いますよ。
こういったことへの世論の反発をそらす為に大義名分にうるさくなるんだろうなあ。

ちなみにパキスタン特集で改めて思ったこと。
アメリカにとって重要なのは自由でも民主主義でもなく、経済的な利益を得られる市場だってこと。そのためなら軍事独裁国家とだって平気で手を組みます。前々からわかってることだけど。

.. 2008年02月26日 13:21   No.263002


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