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良く自決などの理由として出る「戦陣訓」とは何か? それを論じる為にはまず「軍人勅諭」を知る必要が有ります。
で、軍人勅諭は。中身は「忠節・礼儀・武勇・信義・質素の5徳目です。内容は本来ならば「軍人としての行動理念」を表した物です。
で、「戦陣訓」。戦陣訓は当時の陸軍大臣・東條英機が示達した訓令であり当時中国で焼討ち・略奪・暴行などにより軍紀の乱れを正す為の物で、直接の表現で「こんな事しちゃ駄目」と書けないので長ったらしく・偉そうに書き連ねたのです。 なので最初から「虜囚云々」が書かれていた訳では有りません。これは他の軍人や文化人などが追加させた物でもある。(でも、結局認めた事には変わりない!)
そして今回の集団自決の争点として言われる「生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」が問題となっているのでしょう。 ただし、この戦陣訓も戦争により都合の良い解釈に利用された間も有る事を知って置くべきである。
何故ならばそれ以前から日本には「死んだ方がマシ」との考えも有ったのも事実。また、その捕虜云々に関しても当時の人によって解釈が違ったのも事実。
そして、その様な考えに至った事件として中国の「通州事件(中国は抗日蜂起等とふざけた呼び方」とシベリアの「尼港事件」が深く関わっている可能性が高いでしょう。どちらも軍人民間人が無残に殺された事件です。 しかも、どちらも今に至って忘れられている。
>まとめ 書いてる途中で自分自身も分からなくなりそうになるが、結局の所「戦陣訓により死ぬ必要の無い人達まで死に、生き延びる手立てを失わせたのは間違いない!」ですよ!!そんな連中をどうして許せますか?また、その事実を無視して歴史から消し去ろうと図れますか?
本当に恥知らずな政治家の行動により、どんどん都合の悪い記憶が消されています。すくなくても今回の件は良い機会でしょう。もう一度戦陣訓とは何か調べるて見ては如何か?
.. 2007年10月10日 07:39 No.212001
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