返信


■--長くなったので分割
++ つかじ          

>ソロモン海戦。
いや〜本当に御恥ずかしい限りですよ全く。
何時の間に金剛級の区別も付かなくなったんだか。
正直に言うと、ついさっき間で比叡の存在すら忘れていました。「あーそんなのも居たっけ?」って。

>三式弾
とうとう当たっちゃいましたね、みらいに。これからどう戦闘を行っていくのかねぇ〜。でもいい加減弾撃ち落としって方法ウンザリしてたから、ある意味丁度良いかも?

>高射砲および高角砲。
両者の違いって「陸海」だけかな?何が違うのだろうか?ひやむぎと素麺の違い位のモン?

>飛距離
そう?鉄砲馬鹿の日本なら射程位は有るんじゃない?

>本土防空
やっぱ気合で竹やりか?(笑)エヴァ見たいに「ていや〜っ」て飛ばすの!
流石に冗談ですが、ホント日本て何でこうなっちったのかねぇ〜。真面目に考えても御ふざけで考えても理解できん。国ってのも発展途上国の現状見れば分る通り、幾ら金(援助金など)と人が有ろうと、時間を掛けないと大きくならない。

その時間・人が一様アジア圏の中ではある方の国の癖に何も学ばなかったのはやっぱ、アジアの一等国などと自惚れてた証拠なのかな?
.. 2007年06月27日 11:08   No.171001

++ 多足       
比叡。
「戦艦大和の生涯」よりも「戦艦比叡の生涯」の方が面白い映画が作れそうって思ってますよ(笑) ただ、軍縮条約時代に天皇乗せる船になってたから… すごく右寄りの映画になっちゃいそうですが。

高射砲、高角砲。
違いなんて無いです(爆) いや、ホントに。ただ単に陸軍が高射砲輸入したの見て海軍も欲しがって、同じ名前にするのが嫌だったから変えただけです。なにも違いは有りません。ネジの寸法すら違うからなあ…

本土防空。
「日本は海という天然の堀に囲まれているため、空襲の恐れは無い」というのが1930年代の発想でしょう。ところが中国軍のマーチン爆撃機が九州上空でビラ撒くのを阻止できなかったあたりで、「全周みな海だから、どこから攻めてくるか解らないのでは?」という疑問が出てきます。で、1942年の東京初空襲でそれがはっきりする、と。同時に、B-25せいぜい15機程度(何機だったっけ?)の空襲で、目立った被害も出なかったため、迎撃の失敗よりも空襲の脅威の低さの方が上層部や民間に広まったようです。
そして迎える1944年。B-29の登場ですね。それまでにもB-17やB-24に対し、迎撃が非常に困難ということは南方戦線など現場で知られてました。そう、現場では。東京初空襲以降、空襲の無かった本土から、本土防空用の高射砲が南方に引き抜かれていってます。流石にこれはマズイと判断した陸軍は、高射砲の追加発注を行いますが… 日本の工業力では量産が困難。さらにお役所仕事の弊害も。例えば高射砲100門発注されたら、工場はとにかく数を揃えるわけです。しかし基礎工業力のせいで、粗悪品だらけ。でも書類上では数があるからOK、みたいな感じです。B-29による北九州空襲が始まる頃には、そこそこの「数」の高射砲があったようです(それでもドイツより圧倒的に少ない)。でも5000mくらいしか有効射高がとれない75mm砲がほとんど。これじゃ数あっても、高高度精密爆撃をやるB-29から見れば高射砲は無いのと同じ。ドイツから輸入した88mm砲(初期型?)は数が無いし、ライセンス生産するにも工作機械の精度が悪くて無理。新規開発はもっと無理。役所は数ばっかり言ってきて、工場は品質管理無しで書類埋めるばかり。現場は火の海。そんな感じですね。

結局、アジアの支配者になれたのは、征服対象がたまたま自分より弱かったから、だけですからね。井の中の蛙が大海に出て、初めに出会った相手が自分より弱かった、だから自分は大海でも通用する、と思い込んだだけです。独り善がりでしかない、と。他者と付き合う上で最も重要なものは謙虚さ、ということでしょうかね。
さあ、今はどうかな??

.. 2007年06月27日 15:02   No.171002
++ HINAKA       
HINAKAです。

えっと、門外漢の記憶頼りという、例の危ない書き込みですが、高射砲と広角砲の違い。

広角砲は読んで字のごとく、最大仰角90度まで使用できる機銃座の事だと思います。要するに真上も狙えることが、「広角度」の条件だったんでしょう。
残念ながら?日本海軍の広角砲は、80度くらいが限度だったみたいですが……。

高射砲は、これも読んで字のごとく「高高度」まで届く大砲。
長射程の威力のある大砲でも、それは最大仰角が、最大射程を得た時のお話。真上に向けて撃てば、重力の影響で射程が短くなるのは、野球小僧なら誰でも経験のあることです。
さて、単に威力を増しただけではなく、銃身長をそこそこに伸ばさないと、広角度の長射程(長射程のライフルと同じですネ)は難しかったハズです。
ですから高射砲というのは、どれもこれも物干し竿みたいに異様に銃身が長くなるのが、特徴だと思います。ああぁ〜、旧日本陸軍は海岸線にムシロを被せた物干し竿を並べて、「高射砲群だいッ!」ってやってますネ!冗談が、本気になる国だ……。

ということで、今回間違って無い?かな!ということで、以上です。


.. 2007年06月27日 17:44   No.171003
++ 多足       
ややこしくなってきますよ(笑)
今回、自分とつかじさんの間で話題になっているものは「高角砲」で、HINAKAさんのは「広角砲」ですね。「高角砲」と「広角砲」。発音は同じですがこれまた別モノと考えた方が良さそうです。
HINAKAさん指摘の「広角砲」。日本のSFやアニメなどで艦艇の対空機銃や対空砲を指して「広角砲」とすることが多いようです。しかし実際には「広角砲」とは「広い角度で用いる砲」、つまり水平近い低角度から、垂直に近い高角度まで撃てる砲全般を指すようです。空中目標を撃つ「高射砲」も、空中物ではなく、遠くの敵目掛けて山なりの弾道を描いて飛んでいく「榴弾砲」も「広角砲」に分類されます。これに対して「高角砲」は水平にも撃てるけど本来の目標は空中物で、完全に「高射砲」と同じものです。
また、「砲」と「機銃」の差は明確なものでは無いのですが、一般的には20〜30mm未満くらいが「機銃」、それ以上が「砲」という感じ。しかし20mm対戦車砲があったり、40mmクラスで連射速度が1発/秒以上のモノも結構あったりして、一概には言えない様子です。

高射砲の砲身。
火薬式の大砲は、その構造上砲身が長いほど弾の初速が速くなります。高射砲は航空機を狙う以上、遠く、高く、瞬時に届く砲弾が必要となり、その結果砲身が長くなります。対戦車砲の場合、初期は20mm程度の小さな砲でもなんとかなりましたが、戦車の装甲が厚くなるにつれ、対戦車砲の砲弾の大きさが大きくなり、さらに速い弾を打ち出せるように砲身が長くなりました。なので、砲身の長さが特徴的なのは高射砲だけでなく、対戦車砲や加農砲も同じになってしまいますね。

.. 2007年06月29日 14:30   No.171004
++ イマダナナシ       
えらい亀な反応ですまんが、たしか、『空母ガンビア・ベイ』(学研M文庫)の中で、三式弾をくらった艦内の描写があったと思う…。あとがきで、黛治夫が「長年知りたかった三式弾の性能が確認できて、感動した」とか何とか書いていたような…。(うろおぼえ)
水平射撃で狙える至近距離(といっても、1万メートル以内とかだがw)から、軽装甲の艦艇がが命中弾を食らうと戦闘不能で大破判定を食らうような大損害になったんじゃないのかなぁ・・・?
あと、コマンドマガジンアメリカ版の中の翻訳記事で、「無駄なことに、主砲を上空に向けて発射していた」とかいう表現があったように記憶してるの。それを読んだとき、どうもアメリカ人は、「防空兵器としての三式弾」という認識がないんじゃないかなぁという感想を抱いたことはある。

.. 2007年07月02日 17:31   No.171005
++ 多足       
ガムビア・ベイといえば大和の初弾が命中したけど貫通したから沈まなかったとか、いやあれは長門か利根の弾だとか色々話題に事欠かない艦ですな。やっぱ日本海軍が砲撃で沈めた唯一の空母だからなあ。しかしあれ目掛けて三式弾? 「正規空母と誤認し徹甲弾を使ったため効果が薄かった」じゃなかったっけ?
米軍パイロットのその感想は興味深いですな。ま、防空火器の概念として、日本以外では持たなかった発想だからねえ。いや、発想自体はあったかもしれないけど。

.. 2007年07月03日 16:54   No.171006
++ イマダナナシ       
>三式弾
 あとがきを読み返してみたけど、黛治夫はガンビア・ベイの艦体の中で炸裂した榴散弾は、多分三式弾のことだって言ってる。当時、利根の艦長だった黛氏がこう証言しているのは、ガンビア・ベイにめがけて撃った記憶があるからでしょう。
 つーか、三式弾って、黛治夫が開発したものだったのか!!
 しらなんだ・・・。
 

.. 2007年07月03日 21:00   No.171007
++ 多足       
なるほど、利根からの三式弾かあ。
…あれ? ということは軽空母と解ってたってことだよね? 正規空母相手にそんなもの使わないだろうし。しばらくしたら気がついたってことでしょーかね。それとも「正規空母と誤認」という話自体が違ってたとかかな?

.. 2007年07月04日 13:31   No.171008
++ イマダ ナナシ       
 うーん、40ミリ砲なり5インチ砲なりの手持ちの火器でガンビア・ベイも撃ち返したとか、最後の段階では敵兵の顔が見えたとかいう記述があるんで、最初の遭遇戦の段階はともかく、その後はかなり接近して戦闘したみたい。
 普通に考えて、そこまで接近したら、いくらなんでも、相手が正規空母でないということに気づくと思うよ。
 …。あれ?そうすると、最初の段階での誤認はともかくとして、戦闘終結後の栗田艦隊首脳部は自分たちが撃沈したのが護衛空母だということを認識できるはずだよねぇ・・・。このへん、公式戦史の『戦史叢書』とかでは、どう総括しているんだろう?余裕ができ次第、調べてみる・・・。
 謎が、また増えたw

.. 2007年07月07日 02:28   No.171009
++ 多足       
そんなに接近するまで沈まなかったんか。凄いな。砲撃で敵艦を沈めるのがどんだけ困難か伺える話ですな。やっぱ弾薬庫の誘爆とか起きないと無理なのかなあ。
あとガムビア・ベイが何に対して撃ち返したのかも問題になってくるかな。例えば接近してきた駆逐艦に対して撃ち返したなら、駆逐艦からの報告(相手が正規空母ではないっぽいという報告)が正しく伝わらなかった可能性も高いのでは? …でも利根から三式撃ったのなら解ってるハズだしなあ。正規空母沈めるつもりで三式使ったのかなあ。

.. 2007年07月09日 09:02   No.171010


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