返信


■--対空戦闘用意!
++ 多足          

ってことで今週の『ジパング』。
みらいと撃ちあってる大和に合流しようという草加が、大和に対空戦闘を命じそれにびびるみらい、という流れでしたね。草加の策とは!?
まあ、おそらく三式弾でしょうね。今週わざわざ砲塔内部の描写、さらに装填されようとする主砲弾まで描かれたんだから、もう必然かと。直撃しなくとも、みらいの上で炸裂させたら大変なことになります。しかし三式弾、結構微妙なのも確か。一斉射で数機の戦闘機を落としたという話もあれば、見た目は派手だけど航空機には効果はほとんど無い、という話も。燐をばら撒くような砲弾なんで、みらいへの打撃力は結構なものだとは思うんですがね。

しかし、未だに大和に搭載してるのがホントに原爆なのか疑ってたりします。大和は囮で、武蔵に原爆積んでて、いざ自爆って思ったら梅津艦長の遺志に感じた倉田博士が手加えてたせいで不発、って展開だと思ってたんですよ。しかし現状見ると武蔵がってのはちょっと無理がありそう。でもおとなしく大和が… ってのもちょっとなあ。今までのかわぐちかいじ作品の展開考えると、どうもすんなり受け入れられなかったり。ホント目が離せません。っつーかサイパン沖決戦、長いです。『沈黙の艦隊』のときのニューヨーク沖海戦より長くなってるのでは(笑)
.. 2007年06月07日 14:02   No.165001

++ 多足       
このページは以前自分もなんかの調べモノしてるときに辿り着き、かなり色々見て周りましたね。戦史や海軍のところをかなり読みました。で、三式弾。『戦艦長門の生涯』という本を読んだことがありまして、そこでマリアナ沖海戦の際、長門からの三式弾砲撃により空母に攻撃しようとしてた急降下爆撃機を吹き飛ばした、みたいな記述があり、随分役に立つなあと思ったものですが… ま、射撃側の自己申請ですからね(笑) 実際はそれほどの効果は無いようですね。ヘンダーソン砲撃が最大の戦果かな。ま、レーダーと連動できればまだマシだったかなあ。
.. 2007年06月13日 16:35   No.165003
++ 多足       
ってことで、問題の続き。
案の定三式弾の説明で終わった感じですが…
また主砲弾、撃ち落そうとしてますね(苦) みらいの主砲は精度が落ちてるんじゃなかったのかと。CIWSで撃ち落しても、CIWSの射程じゃ撃墜成功してもアウトじゃなかろーかと。ちょっとマズイ方向に行ってるなあ。なんか、ニューヨーク沖海戦のときのヘンテコ戦術の数々を思い出させるノリかも…

.. 2007年06月15日 09:35   No.165004
++ つかじ       
>急降下爆撃機
へ〜、そんなエピソードが。でもそれだって本当に「そう(結果)」だったのかねぇ?
例え、戦果が本当でも多足さんが言う様な物か、どーせ「たまたま」ですよきっと!
あ・後「霧島・榛名」の戦艦「サウスダコタ」へのタコ殴り位かな?(しかも中身は無傷(笑))

>主砲弾撃ち落し
いや〜予想通り過ぎていて笑っちゃったよ!!
ホント、日本の技術では良い物が出来ず、精度が落ちて冷却システムもなかった筈なのに。
最近ジパングもトンでも漫画になりつつあるかな?でも、アレってさ。草加の水上機落としちゃえば早いんじゃない?

>レーダー連動
う〜ん、どうでしょう?それでも多分、単艦じゃ効果は薄いし。やっぱ普通に高角砲との連動が一番かな?そう言えば大和の射撃指揮所って機銃と高角砲の数にしては足りなくて、余り効果的な射撃が出来なかったと読んだ記憶があるのですが、ここのサイトでは「そうでもなかった」様なのですけど多足さんはどう思いますか?(最近軍話は多足さん以外レスが付かないしね)

.. 2007年06月20日 04:52   No.165005
++ 多足       
マリアナでの長門の戦果。
あれです、呉だか横須賀だかで空襲うけたとき、大和かなんか(多分別の艦)が三式弾撃ったら一撃で6機落としたとかいう話と同レベルの話だと思いますが。つまるところ自己申請。「攻撃機がびっくりして避けた」が実態かと。でもそれって、防空側としては目的果たしてるとも言えますよね。

サウスダコタ。
ヘンダーソン基地砲撃のために三式弾用意してたから、サウスダコタへの第一射は三式弾だった、と聞いた気がしますが、以降は通常の徹甲弾ですよね?

レーダー。
そもそも日本戦艦のレーダーは索敵用であって、砲撃用では無いんで連動射撃ができませんよね。よって、高角砲の射撃もレーダー連動では無い。多少防空式所があったところであんまし役に立たないんじゃないかなー、と。自分の中では日本艦隊の防空能力は直援戦闘機にまかせるという発想のため、戦闘機失った後はさんざんだと思ってます。秋月級がB-17落とした話も半信半疑。防空艦に生まれ変わったという軽巡五十鈴の能力もダイドー級やアトランタ級と比べるのも酷。アメリカ戦艦のようなハリネズミになってない日本戦艦の能力も… 言うに及ばず。っつーか40mmクラスの中距離防空火器が無いのは致命的かと?

.. 2007年06月20日 09:38   No.165006
++ つかじ       
>ダコタ
あれ?確かに多少なりとも徹甲弾も一様積んだようですが、話によると殆ど三式弾だったみたいですよ?だから上部甲板が中破判定で、バイタルパートに傷が付かなかったと記憶しています。が、大分昔に仕入れた情報なので・・・。(ちなみに三式弾は霧島のみでしたよね?榛名が通常榴弾)

>中距離砲
確かにそうですが、以前お話した通り。日本軍で採用した40ミリ砲は故障が多くて直ぐに撤去されたし、採用できてもきっと日本の事だから信頼性も低くて、とても使えた物じゃなかったでしょうね。何せ日本製だから!(笑)

でも、高角砲に関してはそこそこの性能だったと聞いてますよ?射程距離に関しては当時でもトップクラスだったし。(距離だけは!)

.. 2007年06月20日 10:31   No.165007
++ 多足       
第三次ソロモン海戦第二夜戦の細かい話は、探せばいろいろ出てきますが有名な戦いなだけに色んな話が混ざってきますねえ。個人的には三式弾からちゃんと切り替えたと考えたいんですが。本来の任務(飛行場砲撃)と全然違う打ち合いになったんで、用意した弾の内訳もだいぶ違うでしょうし。

高角砲。
どうも本土防空の高射砲の話が印象的過ぎて、海軍の高角砲が良かったとは思えないんですよ。久我山の15cm砲の戦果や秋月級の主砲とかも都市伝説の類と思ってますし。なんせ東京初空襲の際、「敵爆撃機9機撃墜!」ってヤル気な報告してますからね、高射砲部隊は。

.. 2007年06月22日 13:30   No.165008
++ つかじ       
>高角砲
いやいや、だから。距離だけは!なのよ。
そして、本土防空隊なんてどうでも良いのよ。
先見性のない事を露呈している結果、なだけなんだから(呆)
他人の庭に入る事は考えても、自分の庭に入られる事は考えられない連中なんだかネ!!

それに、当時の高角砲は大体どこも似たり寄ったりの性能じゃない?(全自動は抜かす)
要は十分な数と、当てる事ができる体制の有無じゃないのかな?

.. 2007年06月27日 04:46   No.165009
++ 多足       
ソロモン海戦。
自分もつかじさんの書き込みにあった「榛名」を完全にスルーしてました(苦笑) よく考えたら榛名とコンビ組むのは金剛だし、第三次ソロモンは比叡と霧島で、第二夜戦でサウスダコタ&ワシントンと殴りあったのは霧島だけでしたね。危ない危ない。

高射砲および高角砲。
弾幕はってナンボのモンなのはわかってます。別にドイツの88mmが一門ニ門あったところで飛行機にはどーってこと無いのも承知です。ただ、国によって防空体制というものへの取り組み方、考え方が大分違った感が強いんで。あと、問題の「飛距離」にも信用置けないんで。

本土防空。
『本土防空戦』(滝沢聖峰氏の漫画の方でなく)を読んだ感覚として、結局何よりも不足していたのは国力だったんだなあと痛感する次第です。基礎工業力とか。ま、上層部の頭の堅さもアレですが、他所の国だって頭の堅い上層部はいくらでもいるでしょーし。やっぱ精神力だけでは勝てんなあ(当り前)。

.. 2007年06月27日 10:05   No.165011


▼返信フォームです▼
Name
Email
   
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用