返信


■--ちょっと質問です。
++ つかじ          

米英軍機が防弾処理がちゃんと施されていたって言うのは有名ですが。これってただ落とされ難いってだけで何らかの影響って出てますよね?

良く漫画だと、幾ら撃ち込んでもビクともしない絵がよくありますが、これは装甲板のお陰でしょう?
しかし、その後の何らかの影響ってのが全然出てこないんですよ。例えば、エンジンとか飛行性能とか。

たまに、エンジンなら「プスン」とか音での表現、機体なら穴とかオイル。方向舵なら穴開いて舵聞かないとか。
物には、機体自体で弾を弾いている表現の漫画もある。
幾ら米機が頑丈とは言え、これはやり過ぎな観もあるのでは?(日本の鋳造技術が低いからとかなら分かる)
フライングタイガーのP40の漫画だったな。鈍重だから装甲削って軽くするって話であった表現。
その時の日本軍の機銃は7.7ミリ。

実際の戦闘でも、やはり頑丈とは言え「安定した飛行ができない」、「機能に支障が出る」とか何らかの影響って話ないのでしょうかね?多足さん何かしってます?
.. 2007年02月14日 08:59   No.124001

++ 多足       
耐弾性といえばB29の話がかなり有名ですね。20mm機関砲弾が確実に命中しているのに落とせない。三式戦などで体当たりしても、当たり所によっては平気で飛んでる。
しかし、何の問題もなくサイパンまで戻れるってわけでは無いわけで、硫黄島占領の意味がここで大きく出ますね。つまり、やっぱ被弾すれば当然問題は有るってことです。航空機の装甲は戦車の装甲と違い、機体表面で弾くものでは無いでしょう。無理があります。コクピット座席の後部にある防弾板はそこで弾を止める、弾くですが、機体全般で考えれば要所を守るための限定的な装甲と、頑丈な骨組みがあるかどうかが耐弾性として現れるんだと考えてます。
機体表面に関しては、AH64アパッチの場合ソ連製23mm機関砲を受けても「割れない」素材を使っていると聞きます。これは現用機の話ですが、大戦中の機体でも、単純な話薄すぎる鉄板だと被弾して穴が開いた場合そこから裂ける可能性が高いですよね。なので、20mmクラスで穴が空いても裂けない、割れないレベルの装甲を持っていたんだと思います。弾の貫通を防ぐのではなく、貫通しても中の骨組みは大丈夫、そして穴が空くだけでそこから崩壊はしない。そんな感じでしょう。
戦争漫画に関しては、漫画家皆が当時の技術を熟知しているわけではなく、想像で描写しますから。あの小林源文氏も、昔描いたタイガー戦車の砲塔旋回機構の描写が勘違いだった、と述懐してましたし。「米軍機は頑丈で、20mm機関砲が効かなかった」という話を聞いた漫画家が、その人の理解では「機体表面が硬いから弾弾くんだな?」と考えてしまったんでしょう。
案外『エアーウルフ』で機体表面でガンガン弾いてる描写観たとかが影響してたり(笑)

.. 2007年02月15日 12:12   No.124002
++ つかじ       
>硫黄島
そうですよね?硫黄島占領の理由の一つに、「飛行機の緊急着陸場としての役割」と「護衛戦闘機用の飛行場」がありますものね。

>影響
出ますよね絶対!!難しい航空力学で作られている繊細な飛行機が、「何とも無いよ〜」って顔で飛べるわけ無い!!
表現だと「新谷・松本漫画」の表現だと「穴」「オイル」「表面の剥離と歪み」ですな!

>20ミリ機関砲
まぁコレは「無理」でしょ、戦車(装甲車)でもない限り。2センチもある金属が音速で飛んでくるのを防げないって。この描写の漫画は7ミリでしたけどね。それでも弾くのはちょっとむりあるかも?飛行機の表面ってたしかアルミ系ですよね?アルミが弾いたら凄いよ(笑)

ちなみに戦争漫画でタイトル失念しましたが、「ゼロ戦」乗りの物語で、途中で漫画家が変わって全く画風も空気も変わってしまい、かなり頭にきた覚えがある作品があったなぁ。
確か途中で新型2発機に乗る奴だったかな?余りに酷い物語になったので見るの止めた。

.. 2007年02月21日 05:29   No.124003
++ つかじ       
まぁ戦争話ついでに。
多足さんは学研歴史群像とか読みます?
まさかあの歴史群像シリーズでこんなのが出るとは(驚)
「機動戦士ガンダム一年戦争全史」
買います?結構興味惹かれますけどね〜ボクは。

あと本屋で立ち読みしたのでは。
「閃光のパナマ―巡洋戦艦浅間」って奴。コレはもうどうしようもなかったね。
「旧式転用急造欠陥品」とも言える巡洋戦艦シャルンホルストを日本海軍が採用して、米軍と戦うって話なんだけど、正直「嘘でしょ?」と笑いたくなったよ。だって高々28センチ三連装主砲と欠陥装甲の田舎海軍の軍艦を態々3大海軍の日本軍が何故採用しなくちゃならないのか?って所から突っ込み所満載だね!
ただ、日欧対米国って図式は興味がありましたよ。追伸。投稿キー変えたんですな。

.. 2007年02月21日 05:43   No.124004
++ 多足       
ゼロ戦漫画。
途中で漫画家が変わるとは… アレですかね、リアル路線でゼロ戦が大した性能発揮できないのが読者に受けなくて、万能兵器志向にいってしまったとか?

仮想戦記は自分、あんまし読んでないですね。佐藤大輔氏の『レッドサン・ブラッククロス』くらいしか。こちらは独伊仏vs日英米で、これまた日英同盟軍のパナマ侵攻直前で話が止まってます。パナマ守備のドイツ艦隊が、捕獲したクィーン・エリザベス級二隻くらいと、ビスマルク級の後ろ半分を切り取ったようなデザインのモニター艦が数隻っていうお寒い状態でして。凄く展開が楽しみなのに。続きが出ないです。

シャルンホルスト級。
どうもよくわからない艦なんですよ、自分にとってこいつらは。同時代の列強の戦艦と比べると明らかに非力ですよね。しかし二次大戦中最も活躍した戦艦の一つとも言える。列強の艦隊決戦型戦艦と比べるのは間違いで、通商破壊に向いた、まさに「巡洋」戦艦だったってことでしょうかねえ。だとしたら運用方法次第で日本海軍でも使えないことはない??? まじめに「敵軍」と殴りあうことをせず、船団を狙っていけば便利かも。実績もありますし。

投稿キー。
あれ? ホントだ。何か変わってる。どっか設定変えたかな…??

.. 2007年02月21日 10:30   No.124005


▼返信フォームです▼
Name
Email
   
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用