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■--長くなったので分割
++ つかじ          

>第一次ソロモン海戦
微妙な判断ですかね?確かに空母無の艦隊で「要る海域」へ突入ですからね。それに三河さんに性格もあるかな?でも状況・性格だけの問題じゃないよね?あの「ぐったり大将(永野)」の余計な一言が何時もネックになっている気がします。
合言葉は〜(ケロロ風)「日本て工業力低いんで軍艦直ぐ作れないんだよね。何で壊さないように・ネ!」
だもん(爆)
「及川古志郎」に至ってはリアル「本屋ちゃん」じゃないか(大笑)
汽車で移動中副官へ「読むかい?」と渡した本は返り点も読み仮名も無い「漢文」本で直ぐ返した。
また神保町の本屋には「及川専用店員」が居た位なんだからよっぽどの文学少年で育ったんでしょうね。
やっぱ3倍早い対応なんだろうか?(嘘)

この人達、戦争しなくちゃならないって決定した人の癖に戦争してるって自覚無いよね絶対に!!

でも、最近の研究が進んだせいか?以前はボロクソ言われていた人達が良い方向へ修正されてもいますよね?
特に「左近允 尚正」提督なんて虐殺者呼ばわりだったのが今では冤罪として認識されてるし。

南雲さんだってアレは人事のせいと言って良い事例だろう。でも残念なのがこれがもう本人達にとっては遅過ぎな評価だと言うことでしょうね。

個人的には「塚原二四三」提督が好き!

>いつの頃からこんなにおかしくなった
やっぱ最初からでしょ?創設自体「陸軍上・海軍下」って認識だったし。あくまでも補助部隊で。

>>大粛清。
特に教育者面して「未成年だから」とか「いじめた側の人権はどうなる?」とか「憲法改悪」とか言ってる人達ですな!
.. 2007年01月30日 14:00   No.119001

++ 多足       
第一次ソロモン海戦に限った話では無いんですけども、自分が傷付くことなく敵に大打撃を、って考えが先行し過ぎた感はありますね。人としては当然ですけども。戦争って状況下ではなんかおかしい。三川指令に関しては、船団への攻撃をしなかった点は本末転倒もいいところだとは思いますが、あの状況では現場の意見として引き返すのは納得もできるんですよ。つまるところ情報不足。ソフトキルって概念がどれだけ重要かが解りますね。
で、さらに戦争を指導してる上層部に関しては戦略的な視点が無かったし我田引水的な敵評価ばかりしてたんだから問題外です。真珠湾で敵主力を叩けばアメリカは講和に応じる? 冗談じゃない。開戦通知が間に合おうが、あのとき空母も沈めていようが、ハワイに陸上施設を叩こうが、あの時点ではアメリカのヤル気は無くならないでしょう。…その意味で時期をある程度つかんでる草加の計画が凄く気になるんですよ、『ジパング』は。

人物評価。
いろいろ見直されてますね。ただ、当事者がかなり亡くなられた現在、美化しようという意識が先行し過ぎて客観性を失った「再評価」が濫発されそうでちょっと不安でもあります。バランスが難しいですね、歴史認識に限った話では無いですが。

.. 2007年01月31日 08:36   No.119002
++ 長門       
>人物評価

最近、石田三成がかなり評価されなおしてきているような気がします。
どこで読んだのかはわすれましたが、「本当に勇気のある男は石田三成である。加藤清正や福島正則などは、三成を悪漢として家康の悪行に目を空らした小心者だ」という評価には、ある意味納得しました。
ちなみに、私は清正も正則も好きですが、三成もかなり好きで、自分で考えていた小説の主人公に三成から名前もらってました。
江戸幕府によって、不当に貶められた三成が、評価されなおすのに四百年かかってるわけで、市民団体やら外圧やらなんやらを受けるであろう、日本軍の評価はいつになったら、冷静に評価されなおすのでしょう?

.. 2007年02月02日 00:20   No.119003
++ 多足       
三国志の武将は結構わかるけど、日本の戦国武将はあんましわからないのでありあます(爆)
天下人となった徳川に敵対した勢力として、石田三成は「時代の流れに乗れなかった古い人間」的な評価を聞いてます。時代の流れ云々は結果論な気もしますが。どうしても勝者の歴史観になるのはいつの時代も変わらないってことでしょうか。個人的には石田三成よりも明智光秀の方が好きだったり。信長もいいんだけど。

昨日『壬生義士伝』をテレビでやってましたが、あれだと新撰組の扱い、というか近藤勇の扱いは決して良くは無いんですよね。でも大河ドラマの『新撰組!』だとえらくカッコ良くて。この辺考えると、やっぱドラマや映画が一般的な印象に与える影響って凄いなあと思うのです。『二百三高地』の乃木しかり、『硫黄島からの手紙』の栗林しかり。

…大河ドラマで石田三成とか島津義弘とかやってくれないかな。

.. 2007年02月02日 11:49   No.119004
++ 某神戸の人       
 歴史の再評価云々はおいといて、大河ドラマ、藤堂高虎なんか面白いんじゃない?「武士たるもの七度主君を変えねば武士とは言えぬ」って、日本人好みの価値観じゃないところが素敵w
.. 2007年02月02日 23:01   No.119005
++ 長門       
>天下人となった徳川に敵対した勢力として、石田三成は
>「時代の流れに乗れなかった古い人間」的な評価

そこが江戸幕府の情報操作の怖いところです。
徳川が天下人で絶対の正義であるというのを当然のこととして、それを阻もうとした三成を悪。または、時代遅れと決め付けてます。
秀頼様のためにといいながら、最後は難癖つけて豊臣家を滅ぼした徳川のどこに正義があるのでしょう(ま、戦国時代だから当たり前といえば当たり前ですが)
それを家康250万石にわずか19万石で戦いを挑んだ三成はやっぱり勇気のある男だと思うわけです。

情報操作の恐ろしさとしては、「淀殿」ですな。
豊臣を貶めたくてしかたない徳川は「殿」ではなく遊女の位である「君」で呼ばせて「淀君」を定着させてます。光源氏の君とかと同じ意味で「淀君」って言うのをおかしくないと現代人は思ってますけど、名前でおとしめていたんですね。
淀殿と三代将軍家光を生んだ、お江代の方は姉妹ですから(しかも、お江代の方は、再々婚w)どーしても生母をおとしめて、秀頼よりも家光のほうが毛色がいいとしたかったんだと邪推してます。
(頼朝と義経みたいなもんですな。生母の貶め)

>藤堂高虎

あれも、豊臣子飼中の子飼ですからねぇ。
いかに、裏切りの連続を「仕方なかった」とか「平和のために」とか理由付けていくのかが見ものといえば見ものです。
ちなみに、幕末。藤堂高虎の子孫である津藩は、いきなり幕府を裏切って官軍に味方して「さすが藤堂高虎の子孫だ」とあきれられたとか。
自分の利益のためにはなんでもしてもいいというような主人公ではまず大河はむりかと、家康ほどの大物ならともかく。

個人的には、宇喜田秀家なんかやってみてもいいかも。
25までの華やかな人生で40回くらいつかって、あとの五回で80代で八条島で死ぬまでを描く。
むりだなぁ。
伊達政宗とちがって、江戸時代に入ってからの逸話がなさすぎる。

.. 2007年02月03日 13:55   No.119006
++ 多足       
大河ドラマって、やっぱ一般認識に与える影響が大きいと思うのですよ。なもんで、再評価されてる人が主題になってたら結構面白いなあと思うのです。これもある意味情報操作ですね。映画などでもその時代背景によって悪役が変わりますから。80年代の映画なら共にソ連と戦う仲間として有効的に描かれてるアフガンゲリラも、今の映画じゃ悪役にしかならんし。

藤堂高虎。
結構面白くなりそうよねえ、これは。掘り下げて話を作れば納得の内容にできるけども、掘り下げなければこの薄情モンが、みたいに終わりそう(笑)

宇喜多秀家。
正直、地味ですね(苦笑)
盛り上がるエピソードがもっとあればなあ。

.. 2007年02月05日 14:51   No.119007
++ つかじ       
>日本軍
全体でやはりどこか「独断専行」が横行していますよね。現場レベルで統一意思ってのが働いていない。だから命令遂行せずに違う事をする、命令に従っても中途半端で終わる。駄目駄目組織だね。天ちゃん自体が田中首相を止めさせた際、混乱したから「自分と違う意思の奉上であっても受けようと思う」とか自分勝手なこと言ってるし。だから負けたんだろうが!!

>>人物評価。
そうなんですよ。今のウィキペディアとかみると意外な人物が、意外な評価されてるんですよ。
でもね、その人達の失敗部分とかは載ってないんですよ。そう言った部分もありで載せてれば完璧なんですけどねぇ。

>牟田口の息子
これはとある日本軍将官の辞典(学研)の中でのエピソードです。確かに検索してもこの話は出てきませんね。
戦国武将に関しては分割。

.. 2007年02月07日 05:09   No.119008
++ 多足       
誰かが何かをしてくれたら現状が変わる、自分以外の誰かが。で、やってくれたらついて行く。責任はそいつに押し付けるor尻尾切り。組織としてのシステムが成り立ってないのは今も変わらないかな?

ウィキペディアは評価や逸話も載っててホント便利ですね。自分もこうして戦国武将や旧軍の将官の話でレスするときに重宝してます(笑)
ただ、便利すぎるんですよねえ。詳しく、いろんなことが見れるから、それだけで多方面からの視点を得られた気分になってしまう。で、鵜呑みにしてしまったり。あくまでも判断材料の一つに止めないと、一方的な、世情に乗っただけの評価を知らないうちに自分自身もしてしまう可能性もありますね。判断を止めてはいけないのです。

.. 2007年02月07日 14:37   No.119009


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