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■--改めて・・・東京国際映画祭
++ べってぃ          

国際と名の付く映画祭に行くのは初めてで、チケット発売日に一度は撃沈した私。
韓流の影響なのか、クロージングがそういうものなのか、発売直後にオークションに出品されているのに嫌気がさし、「いいわよ、そんなの行かないもん」と自棄になったことも(笑)
それを救ってくれたのは『力道山』が撮られている時から何かとお世話になったきえさん。本当にいくら感謝してもしきれません。ありがとうございました。
レッドカーペットやセレモニーの詳細が分からないので、11時前には会場着。
待ち合わせをしていたくじゅう栗さんを発見、そのままオーチャード入口で簗閨求ちゃんに合流。若っ!可愛いっ!(おいおい)
くじゅう栗さんの調査結果(ぷ)によると、レッドカーペット行事は「こじんまり」やると何度も言われたそう。
改めて聞いても「1時から、観客と一緒に入場します」というお答え。
なら、ずっといてやろうじゃねーくゎ!てことで、ランチの約束もブッチ(あちゃー)、友人とばつ丸さんをも引き込み、かくして立ち待ち大作戦。おう!ランチ代わりの菓子パンさえも立ち食いだぜ@男前に
途中、劇場から道路挟んだ歩道に移動させられるも、車が横付けされるであろう位置をキープ。
前日に会った方々も三々五々集合。
挨拶したり、ソル様話に花咲かせたり(相変わらず重箱つつきまくりな私)
(61.202.111.190).. 2005年11月01日 08:04   No.65001

++ べってぃ       
そうこうしているうちに、坊主頭のデカい男性が歩いてくる。
はっっっ!!ハロルド坂田!!
後ろの男性陣は「社長だ、社長〜〜!!」と声を掛ける(笑)
そう、武藤敬司が来たのです。
え、井村は来ないの!?と思っていると、更に黒尽くめの大男達。力道山の息子百田氏率いるノアの面々。
うぉぉぉぉぉ〜!!小橋じゃないか!かっこいい!今はあんなボンバー頭なのねん♪
てことは、ソル様達も来る??来ちゃう??来ちゃったりする???
既に時間は13時半過ぎ。うちらもそろそろ入らなきゃヤバくないか?ほら、トイレとかさ(^^;
時計が気になりソワソワし始めた時「・・・間もなく到着です」というスタッフの声(が、聞こえたらしい←肝心な時はボーっとしてるヤツ)
すると、しばらく後にハイヤーが停まる。
中からはソン・ヘソン監督と ブー チャ・スンジェ サイダス代表が降り立つ。
そのすぐ後ろの車を見ると、後部座席右側に座っている、あの頭はソル様だ!!!
まず中谷嬢が降り、その後にソル様が続く。
なんと、ジーンズ。しかも穴あき。
待ってる間に「タキシード着るのかな?想像できないよね」などと話していたのですが、本当に崩してくるとは。ちょっと、イ・チャンドン監督を彷彿とさせますね。
そんなあなたが大好きです(告ってどーする)
誰かの呼びかけに反応したのか、ちょっとだけこっちを振り向くようにした後は、すーっとレッドカーペットを進んでいきました。
それに続いて萩原聖人さん、藤竜也さん(あれ?河井信哉PDはいつだったか?^^;)
全員揃ったところで、フォトセッションが始まりました。
斜め横からの角度になってしまいますが、私達も必死に撮影。途中、ソル様が後ろへ下がって見えなくなる事態も(公式サイトにも書かれてましたね)
その度に突っ込む私達(愛ある突っ込みは良いのです( ̄∇ ̄=))
ひとしきり撮影されてから、ロビーへと消えていきました。
すると、当然のように入場し始める観客。
そこでやっときえさんとご対面(お待たせいたしました・・・)
チケットを受け取り、そそくさと中へ。
カーペットを歩いていると、バミリ発見!
簗閨求ちゃんと舞い上がるように「同じトコに立つぞ」と息巻いてみる。
そして、<ソル・ギョングさん>と書かれたガムテを剥がしてみたり。
剥がれにくくて一度は断念しかけたのですが、スタッフの若い男性が「いいですよ、持って帰って」と言ってくれたので、遠慮なくいただきました。
ああ、だんだんやくみつる化が進む私。
私はセレブにはなれないんだと悟った厄年の秋でした。

(210.198.231.220).. 2005年11月01日 00:40   No.65002
++ べってぃ       
そして、舞台挨拶。
向かって左から、監督、ソル様、中谷嬢、萩原さん、藤さん、チャ代表、河井PD。
ここでのコメント、一応メモは取ったのですが公式サイトに詳細がUPされているので割愛します(殴り書きで判読困難と言う噂有り)
それにしても、ソル様の「全部、疲れました」にはキュン(*ё_ё*)
声のトーンもいつもと違ってて、何もかもが「イーーーーーーーーネ!」でした。
そして、力道山をリアルタイムで知っていて、日本映画界で長く活躍されている藤さんの言葉には、心から拍手を送りたくなるような、そんな重みがありました。
日本公開版はオリジナルより20分くらい長くなっています。(以下、ややネタバレ有り)







単純に日本の俳優の分量が多くなったというだけでなく(井田州彦さんはバッサリ切られてたのが復活)、そのことによって力道山の心の闇、葛藤、孤独がより理解できるようになった印象を受けました。
ノ・ジュノ君演じる金太郎に「何故、お前をたくさん殴るのか?」を諭す場面や、故郷の友人を追い返す場面(この時のミンギョルのたどたどしい日本語がすごく悲しかったです)・・・韓国公開時に「他の俳優に申し訳ないけど、切らないわけには行かなかった」という監督のコメントを考えると、日本版は監督の本来意図する物に近付いたのではないかと思います。
綾との絡みも増えていて、最後のまだ夢を信じていた頃の場面が更に生きたように感じました。
すごく微笑ましいんだけど、同時にこの頃には戻れないという何とも言えない切なさ。
私の周りでは、力道山が負けようとする試合辺りからすすり泣きの声が多くなりました。
本当にあのシーンは、魂で演じているような、ソル・ギョングであってソル・ギョングではない気さえします。
予告編を初めて見た時「今までで見たことのない目だ」と思い、ずっと頭から離れなかったシーンです。

上映終了後、ずっと続く拍手。
それに応えるように、俳優4人が再び登場。そして、スタンディングオベーション。
鳴り止まない拍手にずっと手を振る4人。
藤さんは手を振るソル様の腕を取り、プロレスのチャンピオンにやるように手を上げさせたりしてます。
更にソル様が隣の中谷嬢の手を取り、同じように上げる・・・そんなオチャメなこともしてくれました。
本当に嬉しそうな満面の笑みのソル様。
その姿を見ていたら涙が止まりませんでした。
どれだけ苦労して、どれだけこの映画を愛して、でも韓国ではなかなか理解してもらえなくて、そして日本での反応をどれだけ気にしていたか、私達ファンは全部知ってますよね?
この場所でソル様が笑ってくれて、本当に嬉しい。
私達ができることはたかが知れているけれど、遠くても見えなくても絶えず声援を送って、信じて、見守って・・・そうすればたまには(笑)こんな代えがたい経験ができるんだなと思いました。
そして、その価値があるのがソル・ギョングという俳優なんだということも痛いくらい実感できました。
あ・・・ちょっとクサいっすね(・・*)ゞ

一般公開された時も『力道山』がたくさんの人に見てもらえることを祈っています。

(210.198.231.220).. 2005年11月01日 02:56   No.65003
++ どよん姫の母       
すっごーい!良かったですね、べってぃさん!!
チケットが取れなっかったことを読んだ時は、とても残念に思っていたのですが・・・
日本でお会いするソル様は、いかがでしたか?
ソウルと変わらず飄々としていらしたのでしょうか?
べってぃさんの文章を読ませていただいていると
目の前をソル・ギョング氏他の面々が歩き、
自分もその場にいるような臨場感を感じさせていただきました。
読んでいるうちに、涙も出てきちゃいました。
ずいぶん苦労して、撮られた映画ですものね。
(こんな言葉では言い表せないほどの)
ソウルで観た『力道山』とはまた違う『力道山』にお会いできるのですね。
一般公開が今までよりもっと待ち遠しくなりました。

(210.188.78.119).. 2005年11月01日 08:23   No.65004
++ ぴんこ       
初めまして〜!私はチケットがとれなくて、
ああ〜行きたかったな〜って思いながら、読ませて頂い
たのですが、ほんとうに目に浮かんで、そこに映像があるかの
ようなレポートで感動しました。ありがとうございます。
興奮が伝わってきました〜。来年の公開が楽しみです。

(210.235.244.105).. 2005年11月01日 23:32   No.65005
++ べってぃ       
母さん>
本当に行けて良かったですよぉ(><)
でもね、気になったのは、入場してみたら結構空席が目立ったことです。
私の前の列なんかは、4席くらいまとめて空席でしたから。
取れるか分からない当日券に望みを賭けて地方からやって来た人もいるというのに、何でだ!
それがちょっと残念と言うか、腹立たしかったですね。
今回は「会う」というのではなく、遠くから「眺める」というのがぴったりでした。
だけども、やはり「ソル様らしい」立ち振る舞いでしたよ(笑)

ぴんこさん>
初めまして。ようこそいらっしゃいました。
上にも書きましたが、当日券は激しい争いもなく取れたようです。
行ってみられたら良かったのにぃ〜・・・と、勝手なことは言えませんね(反省)
でも、こんなしっちゃかめっちゃかな文章でも喜んで頂けたようで嬉しいです。
公開日には、劇場へGO!です!

(222.11.232.109).. 2005年11月03日 00:24   No.65006


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