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見てきたにも係わらず、映画に触れずに1週間が経っちゃいました。すみません。
1月2日に開かれた記者試写会からちょっと変わった部分もあるようですが(多分ギウっちの分量はかなり減っている筈。ちょっと悲しい)この映画、ネタバレなんてあってないような物です。(とは言っても、気になる方はこの文章も流して下さいませ) 事前に紹介されている解説やレビュー、それらに書かれていること、語弊がありますが、それ以下でもそれ以上でもありません。 ただそれは、ストーリーだけを追っていけばの話です。 平凡でつまらないという感想も「確かに、そう思う人もいるだろうね」と納得できます。恋愛という多かれ少なかれ誰もが経験する物、しかも主人公は普通の暮らしを営む男女ですから。 でもそれに付随するエピソード、ウジェとヨンスの心の動き、揺れ、台詞、周囲の人々・・・それらを丁寧に描き、積み重ねていくことによって、はるかに印象的で心に残る、愛すべき映画が作られたと思います。 行動する前にあーだこーだと考えてしまうことの多い私は、特に共感する部分が多くて(笑)
今TOPページに使っている写真は、予告編を見て気に入ったので使ったのですが、実際に映画を見終わった後もいちばん好きなシーンになりました。 雨を見上げて微かに笑うウジェ。 台詞はなくとも「あ・・・この人は愛する人がいるんだな・・・」と分かる表情。ヨンスへの気持ちがだんだん確かなものになっていく様子が痛いほど伝わってくるんですよ。 てか、自分も同じ経験があるから分かるのか(照)
更に遊び心というか、笑えるシーンも結構あって、そのバランスが絶妙。ソル様、オチャメで可愛いですよ^^ てことで、大ヒットは望めないかもしれませんが(というか、元々そういうタイプの作品じゃないんですが)心に染み入るような、そんな映画でした。 映画祭で良いから、早く日本でも見たいです。
ただ、最初にウジェをフる彼女が全然可愛くなかったのが納得いかな〜い(爆)
(219.108.232.116).. 2006年02月05日 14:31 No.101001
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